ニューズレターNO.0090

■■■■■■■ グリーンウイングスジャパン・ニューズレター ■■■■■■■

———————————– 2012.03.15号【No.0090】第11~13週目

発行元 株式会社グリーンウイングスジャパン < http://www.greenwings.jp/ >

【 お知らせ 】

●3月5日(月)の朝に、大田市場仲卸「大森花卉」さんの店頭で商品紹介とデモを行いました。当日の様子を「facebookページ」にアップしてありますのでごらんください。
http://www.facebook.com/media/set/?set=a.246027852157346.56232.211745682252230&type=3

GWJでは、1月に「facebook内にfacebookページを開設いたしました。画像を用いたよりスピーディでタイムリーな情報提供をおこなってまいります。フェイスブックに登録されているみなさまの「いいね」をお願いいたします。

GWJ————————【 3月下旬 】———————–GWJ
3月14日(水)~4月4日(水) 玉川高島屋SCにて百花祭 GWJの協賛
3月17日(土)彼岸の入り
3月20日(火)春分の日
3月22日(木)彼岸明け
3月22日(木)~27日(火)日本橋・高島屋「ローズ オブ セレブレーション」イベント開催
3月22日(木)~27日(火)草月いけばな展(大阪・大阪高島屋)
3月22日~5月20日 キューケンホフ公園 公開 (オランダ・リッセ)
3月23日(金)JELFAセミナー(東京・八重洲北口)
3月23日(金)~25日(日)2012日本フラワー&ガーデニングショウ(千葉市・幕張メッセ)
3月30日(金)~4月4日(水)小原宏貴家元、初個展 開催 (東京・日本橋高島屋)
4月2日(月)新年度の仕事始め
4月4日(水)~16日(月)松田隆作個展「カーネーション物語・ラストファイナル」(東京・港区)
4月5日(木)~10日(火)第63回華道京展「いけばなの力 いま」開催
4月5日(木)~10月7日(日) フロリアード2012 (オランダ・リンブルフ州・フェンロー)
4月8日(日)イースター(復活祭)
4月18日(水)ガーベラ記念日
4月26日(木)渋谷ヒカリエ グランドオープン 予定 (東京・渋谷)
5月12日(土)~20日(日)第14回国際バラとガーデニングショウ2012(埼玉・西武ドーム)
5月17日(木)パレスホテル東京 グランドオープン 予定
5月22日(火)東京スカイツリー開業 スカイツリータウンもグランドオープン予定(東京都墨田区)
5月31日~6月5日 いけばな池坊550年祭 東京特別花展 (6月6日に東京で特別デモ開催)
6月10日(日)フローリスト・レビュー・ファイナル(東京)
7月10日(火)・11日(水) ブライダル産業フェア2012 in東京(東京ビッグサイト)

●【3月のモチベーション・テーマ】http://www.nnh.to/03/
○ 春一番、春の花、菜の花、桃(ひなまつり)、桜の開花、ミモザの日、さぼてんの日、東日本大震災慰霊の日、ホワイトデー、カラー、彼岸、春の苗もの(花壇苗等)販売、卒業式、入学式、離任式、謝恩会、退職祝い、引越祝い。
●【3月の歳時記と物語】http://www.pleasuremind.jp/COLUMN/COLUM013.html
●【二十四節気と雑節など】 http://bit.ly/A9kREf http://www.nobi.or.jp/calendar/24.html

○ 【 春分 】しゅんぶん 3月20日(火) 陰暦2月の中で、陽暦では3月20日か21日。この日、太陽黄経は0度となり、昼と夜との時間は等しくなる。この日を中日として前後それぞれ3日、すなわち7日間が春の彼岸である。この日を境に徐々に昼が長くなり、本格的な春が始まる。
○ 【 清明 】せいめい 4月4日(水)陰暦3月の節で、陽暦の4月4日か5日。「万物ここに至りて皆潔斎にして清明なり」関東から 西の地方では桜が見ごろで、南の国からは、そろそろツバメの渡りの便りも届く。

●【六輝(六曜)カレンダー】http://zexy.net/man/rokki/cal/2012/
大安の土曜、日曜、祝祭日等  3月20日(火・祝)、3月24日(土)4月29日(日)

● 花卉園芸新聞 年間購読窓口(見本紙請求先)
http://www.kakiengei.jp/guidance/shinbun.jsp
● 誠文堂新光社 「フローリスト」「農耕と園芸」直販サイト
http://www.seibundo-shinkosha.net/
● 花きをとりまく情勢に関する基礎資料
http://www.maff.go.jp/j/seisan/kaki/flower/f_kentou/pdf/sanko.pdf
● 東京都中央卸売市場 東京都の花き5市場の取引統計
http://www.shijou-tokei.metro.tokyo.jp/index.html
● 日本農業新聞「netアグリ市況」 全国7市場 市況など
http://www.agrishikyo.jp/
● 政府による「平成22年度花き日持ち保証販売実証実験事業の概要」PDF
http://www.maff.go.jp/j/seisan/kaki/flower/pdf/himochi.pdf
● 大田花き花の生活研究所 http://www.otalab.jp/

GWJ———————【 ニュースIndex 】———————–GWJ

◆ 輪菊底堅い動き 彼岸向け 絆需要で売り込み活発 【日本農業新聞3月13日】
◆ 「ホワイトデーには花を贈ろう」札幌で花・市場関係者・市民がフラワーウォーク実施
◆ フロリアード2012 まもなく開催 市単独出展の川口市の庭が完成

GWJ——————–【 ミニ・クリップIndex 】———————GWJ

□ 玉川高島屋S・C(東京都)2012百花祭のディスプレイとイベントに協賛しています
□ アキバ初のメイド花屋/喫茶「フォーゲットミーノット」、15日にオープン! (東京・秋葉原)
□ 「成長」がキーワード。青山フラワーマーケット、井上英明社長が日経新聞に登場
□ 3月8日「ミモザの日」 寒さの影響で入荷少なかった
□ いけばな小原流 小原宏貴家元、初の個展 『FLOWER & SPACE いまー空間の花ーそして』
□ 草月流は、勅使河原茜家元の継承10周年を記念した展覧会を大阪で開催
□ 第63回華道京展「いけばなの力 いま」開催 京都いけばな協会35流派 総勢245名が参加!
□ 松田隆作 氏 個展「カーネーション物語・ラストファイナル」4月に開催
□ フローリスト・レビュー2012は2次審査へ
□ 「2人のサラ」女子スキー・ジャンプ、ワールドカップ表彰式の花
□ 「花時間」2012年春号は、エリック・ショバンさんのDVD、マミ川崎先生50年の歩み
□ きほんのリボンワークからひと味違う個性的なお店のラッピングまで「フローリスト4月号」
□ ショップ店員の動きについて お客様を遠ざける動きをしていないか?
□ お客様に声を掛ける 会話する 「キーワード」
□ 世界初! 今度は「青いコチョウラン」誕生。千葉大が遺伝子組み換えで育成
□ サントリーフラワーズの「赤い花プロジェクト」って?
□ プロトリーフ社の金子明人氏がグリーンアドバイザーの最高位「園芸ソムリエ」の称号取得
□ NHK「趣味の園芸」講師などで有名な矢澤秀成さんが長野の「緑育学校」校長に
□ 全農 肥料確保へ中国投資 リン安製造社の株取得へ
□ 恵泉園芸センターが六本木から神谷町に移転、4月初旬にオープン
□ サクラのDNA鑑定と保存 今までは難しかった品種の識別と品種管理を可能に 御室桜の里帰り

GWJ————————【 ニュース 】————————–GWJ

◆ 輪菊底堅い動き 彼岸向け 絆需要で売り込み活発 【日本農業新聞3月13日】

東京都中央卸売市場大田市場で12日、春の彼岸(17日~23日)向けの菊類の取引がピークを迎えた。大田花きの輪菊(国産)の1本平均価格は72円と前市比1円高だった。小売り各社が、家族を大切にする“絆需要”を見込んで売り込みを強めており、卸売会社は「売れ行きは悪くない。今シーズンの彼岸取引は平年並みだった2010年の価格水準で推移しそうだ」とみる。大阪のなにわ花いちばも輪菊の相場が前市より上げた。

今シーズンの春彼岸の取引ピークは12、14、16日の見込み。前年は仕入れピーク初日となる彼岸入りの3回前取引に当たる3月11日に東日本大震災が発生。彼岸入りの2回前まで価格は10年並みを保ったが、彼岸入り直前から相場が低迷し始め、3月下旬は大幅に下落した。それだけに市場関係者は今シーズンの売れ行きに期待する。
同日の大田花きの国産輪菊の販売量は約61万8000本。過去3年で最も多いが、価格は平年並みの水準を保った。
輪菊の主産地であるJAあいち経済連によると、県内の作付面積はほぼ平年並み。出荷量は、年明け以降の寒さから一部産地に成育のばらつきがあるものの、同経済連は「出荷量はほぼ平年並みが見込める」と話す。
小菊の1本平均価格は37円(大田花き)と前市並み。販売量は約75万本。過去3年で最も多かったが、価格は平年並みだった。小菊の主力産地である沖縄県花卉園芸農業協同組合の小菊の出荷計画量は15万8000ケース(1ケース200本)と10年比で3%増を見込む。同組合は「2月以降は好天で、病害虫の発生が少なく、品質は良好。注文は10年比で2割多い」と手応えを話す。
小売り各社は絆需要の盛り上がりを受け、売り込みを強める。東京都内で「とうきゅうフローラ」などの生花店を約20店舗展開する東光フローラは、今シーズンの彼岸商戦の売上高を10年比で5%増の目標を立てた。「大震災から1年が経つ。ご先祖様を供養し家族の関係を確かめ合う家庭も多いのではないか」と話す。自家用の供花(1束598~1000円前後)に加え、遠方の親戚用にユリ類や高品質の菊類を詰め合わせたセット商品(2000~5000円)を品ぞろえし、需要を掘り起こす。

○ 大阪も上げ

大阪鶴見花き地方卸売市場で営業するなにわ花いちばの輪菊(国産)の1本平均価格は65円で前市比3円高。価格は例年並みで、彼岸向けの仕入れが始まり「前進入荷で苦戦していた黄色が動き出した」(なにわ花いちば)。取引が本格化する14、16日に向けて相場は堅調に推移しそうだ。
同日の販売量(国産、輸入の合計)は約53万本だった。このうち黄色が約20万本で前市並み、白系の入荷は約30万本で前市より10万本増だった。「業者関係の注文が少ないものの、白系は遅れており入荷は例年の7割で価格を保っている状況だ」と説明する。

○ 彼岸入り直前の輪菊 大田花きの価格と販売量グラフ
http://on.fb.me/xB9Or2
■ 歴史的な豪雪被害 北海道・北空知(月形町など) パイプハウスの倒壊 夏まで影響が出そう
http://www.agrinews.co.jp/modules/pico/index.php?content_id=13003

ハウス被害2500棟超も 豪雪禍、焦る春作業 北海道空知南部  【 日本農業新聞3月8日 】

歴史的な大雪で北海道空知地域南部では、農業の被害も広がっている。地元4JAは、管内のハウスの約3分の1に当たる2500~2700棟が被害を受けている可能性があるとみる。農家の負担軽減や資材の確保といった復旧に向けた支援を、国や道などに求めている。
「雪をよけようにも持って行き場がない。隣のハウスを救うために、この棟を犠牲にした」。月形町の花き農家、名雲正和さん(56)は嘆く。
スターチスなどを栽培する長さ45メートルの計44棟のパイプハウスのほとんどが雪に埋もれている。除雪機を走らせるのはハウスの上。地上から1.7メートルほどの高さだ。固く締まった雪の中から、屋根の部分のパイプがようやく姿を見せる。連棟のため、1棟を除雪すればその雪で隣の棟が埋もれる。適期に苗を定植できる棟を確保しようと、連日除雪に追われている。
JA月形町によると、花きや水稲の育苗、メロンなど果菜類のハウスは管内に約1800棟。JAの柴田悟組合長は「雪解けがなかなか進まず全容は分からないが、被害は600棟に達するのではないか」と言う。パイプが雪で押しつぶされたり折れ曲がったりするなど、半壊や全壊の被害が一部で確認されている。
主力の秋出荷の花を定植するには、4月中旬までにハウスにビニールを掛けるなどの下準備を終える必要がある。名雲さんは「本当は建て直したいが時間的にも資金的にもそんな余裕は確保できないだろう」と今後の経営に不安を募らせる。
「気温が低く雪が解けない。降れば降るほど積もっていく」(別の花き農家)。同町の観測地点の2月末までの降雪量は昨年の2倍の13.34メートル。1972年からの観測記録で最高を更新した。
復旧に手間取り春作業が遅れれば、花の出荷時期が集中したり、メロンの出荷が需要期に間に合わなかったりと、収入低下の懸念もある。昨秋播種(はしゅ)した麦が長期間雪に覆われることで「雪腐病が広がり、栽培が続けられなくなる可能性もある」(同JA)という。
JAは、同町と合わせて830万円で農家に融雪材の購入費を助成。JA単独でも、ハウス復旧のために一定期間無利子の融資枠を用意した。同町も、ハウスの復旧費用の半分を基本に補助する対策を5日に発表した。
ただ「被害がどこまで広がるか見通せない」(柴田組合長)のが実情だ。高橋はるみ知事は2日の記者会見で、独自の支援策の検討を表明し、国に支援を求めた。
※ 3月に入ってからまたまた重油価格があたっています。(ガソリン価格もここ数年で一番高値水準) 産油国の政情不安や、原発停止による化石燃料の需要が急増していることなどが主な原因だそうです。生産者のモチベーションがなくなってしまうのではないかと危惧します。

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◆ 「ホワイトデーには花を贈ろう」札幌で花・市場関係者・市民がフラワーウォーク実施

フラワーホワイトデー普及企画、フラワーウォーク作戦! たくさんの人が参加して実施
http://ameblo.jp/hanabito/entry-11190058220.html

花を贈る機会を「バレンタイン」だけで終わらせず、一ヶ月後のホワイトデーにもつなげようというキャンペーンイベントが北海道・札幌で行われました。ホワイトデー直前、東日本大震災の慰霊の日の前日となった3月10日土曜日に、花束を持って札幌中心地の地下街を歩こうというフラワーウォークイベント。中心となって企画し呼び掛けたのは、フルーロン花佳オーナーで日持ち保証販売検討委員会会長の薄木健友社長と札幌花卉園芸など市場関係者。当日は50名を目標に呼びかけをし、予想を上回る参加者で大成功だったそうです。花業界は、一年でもっとも忙しい時期に入っています。キャンペーンを実際に行った行動力に注目が集まります。

● オランダの4daysマーチ ナイメーヘンでは、12万人が参加する世界最大の歩く大会がある。
数千人がグラジオラスの花を手に町に帰ってくる。
http://www.kyukon.info/Bol-tot-bloemen006.pdf
http://www.kyukon.info/Bol-tot-bloemen029-1108.pdf

● フラワーホワイトデー エピソード・コレクション
http://blog.goo.ne.jp/pochiko007/e/426c15ec0b5925ed30b72e0f36e7f2d9
http://yumiko-sano.modelbk.com/blog/958
http://minkara.carview.co.jp/userid/349497/blog/25760497/
http://d.hatena.ne.jp/small_editor/20120314/1331731947
http://h.hatena.ne.jp/petitalto/11539618695342402619
http://taneshop.exblog.jp/17663230/
http://firenze3.exblog.jp/17526174/
http://diefarbe.ti-da.net/e3834450.html
http://marry.hamazo.tv/
http://ameblo.jp/banash87/entry-11192472145.html
● JA 上伊那ブログ
http://tksystem.exblog.jp/15572511/
● 大田市場でのカラー生産者らによるプロモーション
http://on.fb.me/zQHWEn
● JFMA小川会長 フラワーバレンタインの副作用について
http://www.kosuke-ogawa.com/?eid=2106#sequel

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◆ フロリアード2012 まもなく開催 市単独出展の川口市の庭が完成

*現地リポートのところを参照
http://www.1110city.com/city-event/city-event-floriade.html
http://udagawa.livedoor.biz/archives/51316750.html

オランダに住む鈴木のり子さんのレポート。いよいよフロリアードの開催も目前に迫っています。
http://blog.goo.ne.jp/tagamo-tamago/e/ee1284d0b623bd3f6830165f09f12673

● フロリアード関連 コレクション

* 日本の事務局ツイッター・アカウント
https://twitter.com/#!/floriade2012jpn
* オランダ政府観光局サイト
http://www.holland.com/jp/tourism/article/furoriado2012.htm
http://nbtc.cocolog-nifty.com/trade_press/2012/03/101-734d.html
* 日本の公式サイト http://www.floriade2012.jp/
* 日本ブースの概要 http://www.floriade2012.jp/booth/
* ボランティア募集中の案内
http://www.sankei-kansai.com/2012/03/06/20120306-059814.php
* 3月6日オランダ大使館で記者会見も行われました
https://twitter.com/#!/NFIAJapan/status/176943624599240704
http://www.harueflower.co.jp/blog/2012/03/post-47.php
ジャパンデーは8月1日。 http://www.harueflower.co.jp/blog/2012/03/post-48.php

* 花の力プロジェクトのオランダ支部が活動します。(GWJにゆかりあるアストリードさん)
http://hananochikara.org/information/post1979/

GWJ——————【 ミニ・クリップ 】——————-GWJ

□ 玉川高島屋S・C(東京都)2012百花祭のディスプレイとイベントに協賛しています
http://on.fb.me/zovluk

【 TAMAGAWA TAKASHIMAYA S.C 2012百花祭 フラワーディスプレイ&イベント 】

○ ディスプレイテーマ :~花々のチカラ~
「Power of Bloom 」をテーマに、いま注目のフローリストたちが競演。芳しい春の花々のアーティスティックな創作を館内各所でお楽しみ下さい。

○ アーティスト :
中三川聖次氏、レン オークメイド氏、 朝山和代氏
○ 花材協力 : グリーンウイングスジャパン

3月14日から「2012百花祭」が、玉川高島屋SCで開催されます。
14日から23日までは、ガーデンローズを使用します。ディスプレイとして、1Fのシャネル口と、グランパティオに飾られます。シャネル口は、中三川聖次氏のデザインです。

24日土曜日は、朝山和代氏によるブーケを使った、カジュアルファッションショー開催。24日から4月3日までは、レン オークメイド氏によるアマリリス・デザインが飾られます。

中三川さんのフラワーパフォーマンス案内
http://www.tamagawa-sc.com/event/?id=41

● 日本橋の高島屋では、3月22日(木)から27日(火)までの期間、「ローズ オブ セレブレーション」イベント開催。たくさんのフラワーアーティストのデモンストレーションや著名ブリーディングカンパニーが講演。
http://www.takashimaya.co.jp/tokyo/event2/
http://www.takashimaya.co.jp/tokyo/top/img/info_rose.pdf
* 昨年あの「英国ロイヤルウエディング」の装飾、ブーケを手がけた「ショーン・コノリー」氏が来日する。
* イングリッシュローズの「デビット・オースティン」や「京成バラ園」などが新しいバラを紹介。
* ローラン・ボーニッシュ氏、江口美貴氏、深野俊幸氏、田島由紀子氏、神保豊氏らもデモンストレーションを行う。

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□ アキバ初のメイド花屋/喫茶「フォーゲットミーノット」、15日にオープン! (東京・秋葉原)

秋葉原に、メイドさんのいる花屋/喫茶がオープンした。今までにありそうでなかった業態でアキバ初と話題になっている。お店の名前は、「forget me オンライン カジノ not (わすれな草)」。3月11日にプレオープンし、15日から営業を開始した。
*店舗デザイン、什器、ロゴ、ユニフォームなどにこだわり、花とカフェの複合形態に挑戦する花屋さんは少しずつ現れてきているが、「秋葉原」「メイド喫茶」というど真ん中での開店には大きな注目が集まっている。
*「オーナー」の元花屋という経験と著名なメイド喫茶経営者の「プロデュース」という陣営がオープンまでの道のりを確かなものにしている。特に、好奇の目にさらされるオープン前後のマスコミ対策や店舗運営のノウハウには注目したい。
* 夢を実現するまでの歩みを「ブログ」やツイッターなどで発信し続けてきたことがファンの獲得につながっている。
* 「メイド喫茶文化」に新たな流れを生み出すのか?「新しい花屋として」まったく花と無縁の新しい客層をどのように開拓できるのか?あるいは、花はただの装飾にすぎないのか?今後は、経営という面で、花とメイド喫茶のバランスをどのようにとって続けていけるのかが見どころ。
* いかに妄想を現実のものにできるのか、楽しみです。
http://fogemino.blogspot.com/2011/12/blog-post_7097.html
http://fogemino.blogspot.com/2011/12/forget-me-not_493.html

○ オフィシャルブログ http://fogemino.blogspot.com/

○ アキバ総研サイト 3月10日
http://akiba.kakaku.com/hobby/1203/10/211500.php
『「forget-me-not」は、秋葉原初という、 “お花×メイド” をコンセプトとした花屋/カフェ。 秋葉原にあるメイドカフェ「シャッツキステ」の代表である 有井エリスさんがプロデュースを手掛けており、同店の姉妹店的な存在ともいえる。オーナーは元花屋で、店名「forget-me-not」は、忘れな草の英名と花言葉から。 落ち着いた雰囲気の店内は、花の展示/販売スペースとカフェスペースで構成。 メイドさんが常駐しており、花は1輪から購入が可能。 また、ブーケなどの注文もできる。 カフェスペースには、4人用テーブル×2卓と2人用テーブル×4卓が設置されており、 ドリンク(コーヒー、紅茶、ハーブティーなど)やケーキが楽しめる。』
『アキバのメイドさんのお店シャッツキステのファンだった花屋さんが開いたお店みたいで、お店を開くときに、「シャッツみたいなお店で花屋を・・・」とシャッツに挨拶にいったら、逆にシャッツにプロデュースしてもらえることになった』とのこと。』

○ プレオープンの様子
http://blog.livedoor.jp/geek/archives/51327357.html
http://ameblo.jp/saigonohonya/entry-11191666584.html
https://twitter.com/#!/cirquedelalune/status/179745644309790720/photo/1

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□ 「成長」がキーワード。青山フラワーマーケット、井上英明社長が日経新聞に登場
http://www.facebook.com/greenwingsjapan/posts/246008135492651

【 「起業の軌跡」 日経新聞3月5日 】

『パーク・コーポレーション 井上英明社長 生花店、回転率上げ低価格実現 研さん重ね成長へ疾走』

○ 首都圏を中心に生花店「青山フラワーマーケット」を77店展開するパーク・コーポレーション(東京・港)。創業社長の井上英明は鉄人レース、トライアスロンに年7~8回参加する。「タイムを縮めるポイントが山ほどあり、成長を実感できるのが魅力」という。

○ 「成長」は井上のキーワードだ。

○ 青山フラワーは1993年、東京・青山にある雑居ビルの階段の踊り場で産声を上げた。そこで家庭やオフィスにさりげなく飾られる「普段使いの花」を販売の中心に据え、手ごろな価格で売った。2011年12月期も増収増益が続く。花の廃棄率は業界平均の1~2割に対し、わずか3%。商品の回転率を徹底的に上げることで収益力を高める。それはトライアスロンで、どうにかしてタイムの短縮を図ろうとする井上のレースぶりにも似る。

○ 成長のキーワードが埋め込まれているのは事業モデルだけではない。各店舗が置く商品は原則として、本社が推奨するリストの中から自由に選んでもらう仕組み。店長はお店の利益が給与に反映するため、必死に品定めをする。「会社は社員が成長する場でもある」と井上は言う。

○ 成長へのこだわりは起業する時に生まれた。大学を卒業後、米国の会計事務所に1年勤めて帰国、最初はパーティーの企画などのイベント会社を興した。しかしあまり身が入らない。4カ月ほど家に籠もって本を読みあさった。その時に出合ったのが「人生は自分を成長させるためにある」という言葉。前後して知人と生花市場を訪れ、青山フラワーの着想を得た。

○ 井上は必要でない限り、週に3回しか出社せず、毎年9月は1カ月間の休暇を取る。商業施設の視察や読書などで自分磨きをするためだ。その中で気づいたことを細かくメモするノートは百数十冊にのぼる。トライアスロン仲間でもあるABCクッキングスタジオ(東京・千代田)社長の横井啓之は「頑張り続けるのが井上さんのレースぶり」。たゆまぬ自己研さん。仕事も趣味も井上のスタイルは変わらない。

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□ 3月8日「ミモザの日」 寒さの影響で入荷少なかった

● エピソード・コレクション
http://the-terrace.at.webry.info/201203/article_2.html
http://unohana-an.cocolog-nifty.com/blog/2012/03/2012-fa7c.html
http://blog.livedoor.jp/happy7moments/archives/52236249.html
http://tavolamusica.blog.so-net.ne.jp/2012-03-09
http://kamosan.exblog.jp/17933112/
http://blog-hanakichi-aoyama.ldblog.jp/archives/51909991.html
http://vinvino.naganoblog.jp/e964176.html
http://tchef.exblog.jp/17376461/
http://blog.goo.ne.jp/hanashi19/e/122bdd1ab7f12b01775f553718769b92

● ミモザの日について 大田花きサイト
http://www.otakaki.co.jp/topics/2008/mimosa.html
● ミモザの香りはサラダバーネット
http://www.otalab.co.jp/blog/2012/03/09/07.html
● 読売新聞大手小町
http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2012/0307/489739.htm?g=01
● 当日の様子
http://www.facebook.com/greenwingsjapan/posts/244181162343083

○ 小田急フローリストのレポート(JFMA小川会長)
http://www.kosuke-ogawa.com/?eid=2102#sequel

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□ いけばな小原流 小原宏貴家元、初の個展 『FLOWER & SPACE いまー空間の花ーそして』

小原流、気鋭の若き家元 小原宏貴(ひろき)氏 初個展に挑戦
3月30日(金)~4月4日(水)日本橋高島屋8階 入場料1000円
http://www.ohararyu.or.jp/
東京メトロ(地下鉄)が発行するフリーマガジン、3月号に小原宏貴家元が登場、初個展について紹介されている。昨年同時期に予定されていた個展は東日本大震災のため延期されていた。
http://on.fb.me/yUyHKD

「いけばな三大流派のひとつとして親しまれる小原流。家元・小原宏貴による、初の単独個展。展示される作品は、巨大なオブジェやアートそのもので、圧倒的なスケール感。展示スペースは4つのエリア別に、古代世界史にアプローチしたエキゾチックなものや、前衛陶芸家の花器を使った作品など、伝統と革新の融合と呼ぶに相応しい内容だ。」「現代的なスタイルに身を包んだ家元は、まだ20代前半という若さ。6歳で家元を継承し、大学卒業後に本格的に活動を始めたサラブレッドだ。そんな彼が指揮を執り、多くの人々に支えられて実現する個展は、いけばなの可能性を大きく広げるものとなるだろう。また、昨年秋からは本部運営のスクール校長に就任した家元。初心者も指導を受ける機会があるかもしれない。」

○ 家元ブログ 「小原宏貴のひとりごと」
http://ameblo.jp/hiroki-ohara/
・ ファッション雑誌「WWDマガジン春号」の取材時の様子 ニコライB氏との対談も
http://ameblo.jp/hiroki-ohara/entry-11187515849.html
○ 昨年の神戸ビエンナーレ いけばな野外展への出展(「メトロポリターナ」記事作品)動画紹介
http://www.youtube.com/watch?v=O2tV93McgIg
○ ニュース動画
http://www.yomiuri.co.jp/stream/m_popstyle/pop100622.htm
○ 作品 (NEVERまとめサイト)
http://matome.naver.jp/odai/2126991418321493601

※時代の閉塞感から、「伝統と革新」の両方が今、求められているのかもしれません。戦後の前衛いけばな的な傾向が今後あらわれてくるのでしょうか?バブル期にあったような企業が資金をバックアップする巨大作品は現在の経済状況ではどの作家もなかなか実現できないでいます。いけばな流派の家元、フラワースクール主宰者らのもとで集中的に実現されるような作風がこれから出てくるかもしれません。

● オランダでいけばな小原流を教えている鈴木のり子さんのサイトです。いけばなで国際交流!
http://ikebanaoharainholland.blogspot.com/

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□ 草月流は、勅使河原茜家元の継承10周年を記念した展覧会を大阪で開催
http://www.sogetsu.or.jp/event/2012/10_201232227.html

勅使河原茜家元継承10年記念 草月いけばな展[家元出品](2012年3月22日~27日)

関西発の「草月いけばな展」は30数年ぶりの開催。『小品から大作まで勅使河原茜家元の作品が一挙にご覧いただける他、家元監修の大阪教室合作など、関西ブロックはじめ全国より総勢680名のパワーが集結します。』

春休みということもあり、子ども向けワークショップもある。勅使河原茜家元は子ども達への指導を長く取り組んできた。元保育士。

【 同時開催イベントから抜粋 】

★勅使河原茜特別レッスン「春あそび・花あそび」
ワークショップ開催に伴い茜家元が子ども向けのデモンストレーションを行います。
日時:3月24日(土) 12時30分~13時  観覧無料 会場:6階ローズパティオ
★「時の封」春休み特別ワークショップ~植物からのメッセージ「まだ*いま*ただ*いま」by大阪教室造形科
植物を使った造形遊びを行う春休み子供向けワークショップです。短時間で大人も楽しめます。
日時:3月24日(土)・25日(日) 11時~12時、13時~16時(30分程度) 観覧無料 会場:6階ローズパティオ

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□ 第63回華道京展「いけばなの力 いま」開催 京都いけばな協会35流派 総勢245名が参加!
http://www.city.kyoto.lg.jp/bunshi/page/0000113716.html

京都市では、いけばなの祭典「華道京展」を昭和25年から開催し、多くの市民や、観光客の皆様に長年にわたり親しまれてきた。63回目を迎える今回は「いけばなの力、いま」がテーマ。時代を紡ぎ、伝統と現代に生きるいけばな。いけばな35流派が京都の魅力に注目して、意欲的に創作に挑戦する。

http://www.kyoto-minpo.net/event/archives/2012/04/05/63.php
参加するのは京都の35流派、245名!前・後期の二期。

4月5日(木)~4月10日(火)10時~20時(7日・最終日17時半まで。閉場30分前締切)、大丸ミュージアム〈京都〉(京都市下京区四条通高倉西入ル立売西町79番地〔大丸京都店6F〕。

* 京都を中心に活動する華道35流派から、代表者、家元を含め総勢245人が出瓶。
出瓶=池坊、いけばな京花傳、いけばな京楓流、一光流、遠州、小原流、御室流、華道本能寺、華道表現派、喜堂未生流、京都未生流、清水流、日下部流、桑原専慶流、甲州流、香風流、小松流、五明流、(社)古流松藤会、嵯峨御流、青曙流、専敬流、専慶流、草月流、月輪未生流、東山未生流、東福寺未生流、峰風遠洲流、細川未生流、未生流、未生流(庵家)、未生流笹岡、未生流中山文甫会、都未生流、洛陽未生流。

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□ 松田隆作 氏 個展「カーネーション物語・ラストファイナル」4月に開催
http://azabujuban-gallery.sblo.jp/article/54263002.html

日本のフラワーデザイン界をリードしてきた松田隆作氏の個展が4月に、東京のAzabujuban Galleryで開催される。「カーネーション物語」は、松田氏が過去20年にわたって取り組んできたシリーズ。

日時:4月4日(水)~4月16日(月)
『 カーネーション物語は20年前にスタートした作品の変化と自分の心の状況により展示し続けて最後の展示となります。生命の尊さ人間の奥底にある心理…。16歳にスタートした彼女達も年月を経て65歳になりました。最終章となる今回の展覧会。どうぞ足をお運び下さい。』

● 「カーネーション物語」(画像が、リンク先の一番下の方にありますので、辛抱強くスクロールして下さい) http://azabujuban-gallery.sblo.jp/archives/201203-1.html

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□ フローリスト・レビュー2012は2次審査へ
http://floristreview.blogspot.com/
http://floristreview.jp/http___floristreview.jp/floristreviewtheshow.html

* フローリスト・レビュー2012の1次審査はすでに終り、8日に発売される4月号に結果が掲載された。1次審査の有効応募総数は118件。選考通過したのは14人。2次審査に進む。
* 1次選考通過したのは、次の14人(敬称略)。小泉吉寿(神奈川)、大泉洋一(東京)、株竹一希(埼玉)、市村亨(埼玉)、橋本有紀(大阪府)、西澤力(神奈川)、遠藤大輔(東京)、松浦義孝(大分)、山中洋武(愛知)、高瀬雄樹(東京)、NMR&BROS(広島)、飯野正永(神奈川)、杉本一洋(岡山)、木村聡美(山形)。
* 次の2次選考委も写真審査となる。4月7日〜15日までの間で、写真応募または、持ち込みの撮影会となる予定。
* 一次選考の審査員は(敬称略)、石丸竜一(ビクターエンターテイメント)、小川直樹(グラフィックデザイナー)、田澤涼(草月流師範会理事・草月流本部講師・草月流いけばな雫会主宰)、つちやむねよし(フラワーショップ・ノンノ)、林慎一郎(フローリスト誌アートディレクター)、ヒールト・パティン(フローラルアーティスト/ベルギー)、モニーク・ヴァンデン・ベルゲ(フローラルアーティスト/ベルギー)、柏木文吾(月刊「子供の科学」編集長)、米田勝(花ぬすびと)の9名。
* 第二次選考には、数々の広告のアートディレクションを手がける平野篤史さん(DRAFT)ほか、他の業界のフロントランナーたちが花の審査にたずさわる。
* ファイナルは6月10日日曜日に決定(既報)。
* 場所も決定した。決戦は、昨年の六本木から青山に移動して「表参道ヒルズ」での闘いとなる。

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□ 「2人のサラ」女子スキー・ジャンプ、ワールドカップ表彰式の花

スキーのジャンプ競技では、女子の部が長い間なかった。ここへきて競技人口も増え、盛り上がってきている。とくにアメリカのサラ・ヘンドリクソンと日本のスーパー中学生、高梨沙羅選手の活躍で注目が集まる。

スロベニア リュブノ大会では、真っ赤なラッピングに白い枝の花束
http://skitrax.com/37690/
同じくリュブノでの緑色のごわごわラッピングとバラの花束
http://www.wintersportsschool.org/news/2012/02/15/another-double-world-cup-win-for-sarah-hendrickson-12/
第11戦蔵王で大ジャンプをみせ念願の初優勝
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120303-00000040-mai-spo.view-000
http://mainichi.jp/enta/sports/graph/2010/tankanashisara/15.html
蔵王での12戦では、またしても2位。ピンク色のラッピングにチューリップなど春の花
http://berkutschi.com/en/front/news/show/2103-eighth-win-for-sarah-hendrickson
http://sp.mainichi.jp/m/news.html?cid=20120304k0000e050125000c
http://www.ladiesskijumping.com/wiadomosci/352/Zao-Sarah-Hendrickson-wins-overall-World-Cup/
オスロでの最終戦では珍しい花器つきの花束が贈られた。優勝したヘンドリクソンは、花器からブーケを取り出し高く差し上げた。高梨は器をそっと持ち上げている。
http://hochi.yomiuri.co.jp/sports/winter/news/20120309-OHT1T00227.htm
http://www.ladiesskijumping.com/wiadomosci/355/Hendrickson-won-World-Cup-final/

○ おまけ:昨年のオスロ大会の表彰式の花 毛糸のラッピング
http://berkutschi.com/en/front/news/show/1419-iraschko-crowns-herself-as-world-champion

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□ 「花時間」2012年春号は、エリック・ショバンさんのDVD、マミ川崎先生50年の歩み

○ 「花時間」春号は、エリック・ショバンさんのDVDが付録。記事では今年創立50周年を迎えたマミフラワーデザインスクールを特集し、マミ川崎さんにインタビュー。50年の歩みをたどる。パリの花屋さんの店頭で花贈りする人々のポートレートを特集(男性と花束が絵になる)、南仏(トゥーレット・シュール・ルー)のスミレ祭りレポートがよかった。
○ 「花時間」のサイトはリニューアル
http://www.hanajikan.jp/
○ 3月16日(金)に東京・銀座三越9階でニコライ・バーグマンさんのデモ&トークショー開催
http://www.enterbrain.co.jp/pickup/2012/hanajikan_hanabanasai/

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□ きほんのリボンワークからひと味違う個性的なお店のラッピングまで「フローリスト4月号」
http://gekkanflorist.blogspot.com/

誠文堂新光社の「フローリスト4月号」は、「フローリスト・レビュー」一次選考に挑戦した人たちのさまざまな工夫あふれる作品がたくさん載っています。「どんな手を使ってもいい」という大きな枠組みを前提に「色」というテーマをどんなふうに考え、作品に作り上げ、写真を撮ったのか?非常に興味深いところです。花の仕事の多くは現場での生の作品で完結していますが、「写真」や「映像」として使われるものもたくさんあります。CMなど大きな予算で作られるものもあります。海外でのコンテストも写真だけで評価するものが少なくありません。今、時代はデジタル。インターネット。グローバル。デジタル映像に載るような花の仕事の領域は、より重要性を増しています。戦前、戦後に偉大な足跡を残した中川幸夫先生の初期の作品もあの写真家土門拳さんが撮影し制作され、いまや幻のような作品集として知られています。今、松田隆作先生の作品集も求龍堂により制作が進められているそうです。これも作品集としてのちのちまで伝えられていくものになるでしょう。

さて、フローリスト4月号は、タイムリーな「ラッピング特集」。リボンやラッピングの基本と応用が分かりやすく解説されています。「ウェーブボウ」「ローズリボン」などいろんな場所でちょっと違った付加価値を与えるものになると思います。個性的なお店のラッピング法も「緩衝材」やクッションの使い方がおもしろい。前号の花束特集と合わせてお店で使ってみたいアイデア色々。花と小物、ボトルなど聘一緒にラッピングするアイデアはこれからますます必要とされるものになりそう。

○「実践フラワーラッピング」も発売されました。編集はあの櫻井純子さん
http://ameblo.jp/flow-jp/

○ 「儲ける!ための営業プレゼンテーション」という連載(野村尚義氏)では、実際の営業パンフレットの改善例を示して要点をわかりやすく解説しています。経済はなかなか好転の兆しを見せませんが、花屋さんの仕事として、消費者向けの日々の仕事だけでなく、もう一度、B2Bの企業向け提案をやってみるべし、ということだと思います。こんなに景気が悪くても伸び続けている企業があります。花があることで提案先の仕事がより豊かで明るくなっていくというポジティブな気持ちを忘れずに営業する。そのためのツールを磨く、ということですね。

○ 求人欄はあいかわらず空欄だらけですが、話題の東京スカイツリーのモールに「フラワーデコ」というショップ名で出店する「白楽花園」さんがスタッフを募集。

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□ ショップ店員の動きについて お客様を遠ざける動きをしていないか?
http://www.facebook.com/greenwingsjapan/posts/253723884715474

【 接客・店頭カイゼンの基本 お客様を遠ざけるアクションをしてないか?】

* イラストがたくさんあるとてもわかりやすい店舗・接客カイゼンの紹介サイトです。
http://hitonougoki.com/text/se20-23.html

* お客様の動きと入りやすさについて考えてみましょう。
http://hitonougoki.com/text/new1.html

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□ お客様に声を掛ける 会話する 「キーワード」
http://www.facebook.com/greenwingsjapan/posts/246048682155263

●「キョウヨウ」と「キョウイク」
http://ameblo.jp/diamond814/entry-11046166640.html

 

● 悪質業者に用心 日経新聞3月14日「シングルの老い支度」岸本葉子

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【 悪質業者に用心 仕事や趣味以外は「守り」で 】

人の言うことを真に受けるタイプだと、先週この欄に書いたらば、知人からただちにメールが来た。「絶対だめ。年とったとき危険すぎる」。母親が悪質業者の被害に遭ったという。
母親は七十八歳でひとり暮らし。住宅地の古い一戸建てに住んでいる。訪ねた知人は、たまたま箪笥の上にあった現金自動預払機の明細に目を剥いた。三十万円が引き出されている。家の修繕に使ったとのこと。
言われて床下を覗いたら、換気扇が一台設置されていた。コードは地面に投げ出されたまま。
母親によれば、ある昼間「親切そうな人」が来て「近所の家に取り付けたついでに、お宅も見てあげましょう」。その場で工事し、お金は夕方取りにきた。床下換気扇はニュースでよく報じられる手口。が、母親は自分のためによかれとしてくれたと、今も半分は信じているようすと言う。
話を聞いて、ぞっとした。私が陥りそうなパターンだ。
マンションだと、外側は自分の一存ではいじれないので、大金を要する工事はすすめられまい。が、油断は禁物。現にいろいろな業者が接近してくる。
チラシで多いのは、エアコンクリーニング、網戸張り替え、ガスコンロ取り替え、不用品処分から庭木の剪定や水やりまで請け負う、いわゆる何でも屋。
訪問勧誘もある。私もインターネットは、飛び込みの業者と契約したのだった。
まぎらわしいのは、マンションの管理会社と、さも関係ありそうな体裁をとってくることだ。チラシなら「居住者様 当マンションは~をご利用いただけます」「当マンションの工事期間は~で、その間は割引価格となります」という具合。
ドアチャイムが鳴り「このマンションを担当している~です」と名乗るので出ると、管理会社とは無関係だったケースも。彼の営業の担当エリアというだけの話。
よそのお宅はどう対応するか。耳をそばだてると、インターホン越しに「管理会社から聞いていません」と断っていた。そう、点検や掃除の業者の入るときは、必ず管理会社から前もって文書が配布されるのだ。突然の訪問はあり得ない。
昨年私は庭の草むしりに結局挫折。業者に頼んだ。管理会社が植栽管理を委託しているところを、紹介してもらった。高いか安いかはわからないが、目先の損得より安全第一で。資産全般について言えそうだ。
仕事や趣味では攻めの姿勢を忘れずにいたいが、それ以外は「守り」へシフトすべき年齢かも。(エッセイスト)
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● 防犯とカーテンと花を飾ること
http://www.facebook.com/greenwingsjapan/posts/245958782164253
● 花で防犯
http://on.fb.me/wumych

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□ 世界初! 今度は「青いコチョウラン」誕生。千葉大が遺伝子組み換えで育成
http://www.agrinews.co.jp/modules/pico/index.php?content_id=12839
http://mainichi.jp/select/science/news/20120307k0000e040151000c.html
http://www.chibanippo.co.jp/c/news/politics/70963
http://kisedrama69.seesaa.net/article/254826634.html

千葉大学は2月29日、化学メーカーの石原産業(大阪市)と共同で青いコチョウランを育成したと発表した。【日本農業新聞3月1日ほか】
コチョウランには青い色素がないが、遺伝子組み換え技術で青色のデルフィニジンを作る遺伝子を持たせた。青色色素を持つ個体の育成は世界初という。今後、同社を中心に商品化に向けて検討を進める他、より青い品種を作る交配親としても活用する。
元の品種は中輪でピンク色。組み換え後の花粉が野外に出にくいよう、花の形が突然変異した株を使った。
これまでコチョウランでの遺伝子組み換えは難しかったが、同大学大学院園芸学研究科の植物細胞工学研究グループが15年以上かけて方法を確立。同社がツユクサから採取した色素の遺伝子を組み込み、4年の歳月をかけて2月15日に初めて開花した。花は直径約6センチで、1カ月半ほど咲き続けるという。
三位正洋教授は「青いコチョウランは育種家や生産者の長年の夢。今後、他の花でも同様の手法で青い品種を作出できそうだ」と話す。

※ 遺伝組み替えで本来持っていない色素の遺伝子を入れたサントリーの青いカーネーション、バラに続いて、バイオ技術で創ったシクラメン、菊、それに今度は千葉大のコチョウランとバリエーションが広がってきた。

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□ サントリーフラワーズの「赤い花プロジェクト」って?

東京では、地下鉄銀座線にこの春、新型車両1000系が登場します。この車両の明るい黄色い車体にちなんで、地下鉄のフリーペーパーも「黄色特集」などでアピール。
http://www.tokyometro.jp/enjoy/freepaper/news_info/index.html

さて、こちらは、「赤い花」。サントリーの代名詞は「青い花」ですが、赤い花も提案中。公共空間への花や花育に着目。 メッセージは「元気を出そう」っていうことでしょうか。
http://www.suntory.co.jp/news/2012/11320.html

『 サントリーフラワーズ(株)は、「赤い花プロジェクト ~2012年春、サントリーフラワーズは「赤」で元気をお届けします!」を2月13日(月)から開始します。元気を象徴する色「赤」を2012年春のシンボルカラーとし、サントリーフラワーズの赤い花「サフィニア レッド」など赤い花を咲かせる活動を展開します。』

『 「サフィニア」は、波うつように咲きあふれるエレガントな美しさが特長のペチュニアの改良品種で、発売から20年を超えるロングセラー商品です。今回は、海外でも評価の高い「サフィニア レッド」を対象に、「赤いサフィニアで街を彩ろうキャンペーン」と「キッズガーデニングプロジェクト ~赤いサフィニアをみんなで育てよう!~」を実施、2月13日(月)から参加募集を開始します。』

(1) 「 赤いサフィニアで街を彩ろうキャンペーン 」
公園や公共施設、商店街などを赤い花で彩り、地域の活性化にお役立ていただくため、「サフィニア レッド」の花苗を総計1万個プレゼントします。法人、商店会など団体での応募を受付けます。
(2) 「 キッズガーデニングプロジェクト ~ 赤いサフィニアをみんなで育てよう!~ 」
子どもたちが花に親しみ、花を育てることを通して仲間と協力したり、地域の人たちと交流する活動などを支援するため、全国の小学校100校を募集し、「サフィニア レッド」の花苗をプレゼントします。なお、ご希望の10校にはサントリーフラワーズ(株)の社員が訪問し、育て方の説明や植え込みのお手伝いをします。

● 「アンサンブルスタイル」という提案
http://www.suntory.co.jp/flower/gardening/lineup/spring/ensemble/
『 サントリーフラワーズ(株)は、今春も花苗32ブランド184品種を展開、寄せ植えを気軽に楽しんでいただくため、「サフィニア」「ミリオンベル」をベースに3品種をバランスよく組み合わせた“アンサンブルスタイル”を新たに発売するなど、さまざまな花の楽しみを提案していきます。

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□ プロトリーフ社の金子明人氏がグリーンアドバイザーの最高位「園芸ソムリエ」の称号取得
http://kateiengei.or.jp/greenadviser/cpd/
http://kateiengei.or.jp/greenadviser/project/famous.html

【 花卉園芸新聞 3月15日 】 植物や園芸に関する正しい知識の普及や、地域の園芸振興のリーダー的な人材育成をおこなう「グリーンアドバイザー」制度を運営している社団法人日本家庭園芸普及協会(羽田光一会長)は、同アドバイザーの最高位である「グリーンアドバイザー園芸ソムリエ」の称号を金子明人氏が取得したと発表した。
http://www.kateiengei.or.jp/greenadviser/pdf/entry_sommelier.pdf  (PDFファイル)

『同協会では2009年から「グリーンアドバイザー園芸CPD制度」をスタート。CPDとは継続的に技術の向上を図るプログラムのことで、ここではグリーンアドバイザーの資格登録者が自分の行った活動を定期的に事務局に報告すると、その活動がポイント化され、その蓄積によって「スーパーグリーンアドバイザー(以下GAと略)」、「ゴールドGA」、「プラチナGA」そして、最高位の「GA園芸ソムリエ」の称号が取得できる。金子さんは同システムにより、初の園芸ソムリエとなった。
金子氏はプロトリーフガーデンアイランド玉川店にガーデンスペシャリストとして勤務し、店頭デモやデミナーのほか、地元行政に協力した園芸教室の開催、「NHK趣味の園芸」への出演、雑誌のコラムや書籍の執筆による園芸普及のための、数々の活動が評価された。
称号授与のセレモニーと金子氏による講演会が3月24日に日本フラワー&ガーデンショー内で行われる予定。』

* CPDとは何か?
CPDは、継続教育、継続研鑽、継続能力開発などを意味する(Continuing Professional Development:CPD)の略語。建築、土木、技術系などさまざまな実務分野で使われている職能教育制度。
例:建築分野
http://www.kenchikushikai.or.jp/cpd/

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□ NHK「趣味の園芸」講師などで有名な矢澤秀成さんが長野の「緑育学校」校長に
http://www.ryokuiku.net/index.html

「とっとり花回廊」のトップマネージャー、ペチュニアなどの育種家、花育家、NHK「趣味の園芸」講師として知られる矢澤秀成氏が、長野で設立された「ながの緑育協会 ( ながの花と緑そして人を育てる学校 )」の校長に就任した。
http://www.ryokuiku.net/about/index.html
『ながの緑育協会は、緑を育てることを通じて、市民相互のつながりや緑を大切にする文化や人間性、“こころ”を育てる「緑育」の推進を目標に活動しています。現在、整備中の篠ノ井中央公園を拠点に様々な事業を通じて「植物」「人」「地域」を育てていきます。』
● 生徒を募集中です!
http://www.city.nagano.nagano.jp/soshiki/kouen/49747.html
* 第1期生として60名(平日の部、休日の部各30名)を募集。(※ 園芸初心者の方を優先します。種苗、園芸をご職業とするプロの方はご遠慮ください)
* 応募者が定員を超えた場合は抽選。結果は4月13日(金曜日)までにお知らせする。
* 市外の方も参加可能だが、各部とも6名程度まで。

矢澤先生の「ほそめ」ブログ
http://yazawa.no-blog.jp/hosome/2012/03/2012_1803.html

長野緑育学校 ブログ ながの緑育ブログ ≪ながの花と緑そして人を育てる学校≫
http://m.blogs.yahoo.co.jp/naganoryokuiku

矢澤先生のプロフィール
1967年生まれ。 種苗メーカーのバイテク研究室に16年間勤務。 多くの野菜や花のバイテク育種に取り組む。 その後大手ホームセンター・肥料メーカーなどに在籍し、自ら育種した花卉(き)を全国の生産者に提供。 4月まで日本最大級の植物園「とっとり花回廊」のトップマネージャー として新しい植物園の改革に取り組む。 現在はNHK「趣味の園芸」「あさイチ」の講師として番組出演、またボランティアで子供たちに園芸の楽しみを伝える活動を行っている。

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□ 全農 肥料確保へ中国投資 リン安製造社の株取得へ

○ 肥料確保へ中国投資 リン安製造社の株取得へ 全農 【 日本農業新聞3月13日 】

JA全農は12日、中国・福建省で肥料原料のリン酸アンモニウム(リン安)を製造する「瓮福紫金化工股(おうふくしきんかこうこふん)有限公司」に出資すると発表した。同社の株式の10%を取得し、役員1人を派遣する。全農が肥料分野で中国に直接投資するのは初めて。リン安を安定的に確保し、肥料のさらなる安定供給につなげる。27日に開く臨時総代会で正式に決める。
同社は、中国最大級のリン鉱石鉱山でリン酸肥料を製造する「瓮福集団有限公司」と、非鉄精錬メーカー「紫金銅業」が合弁で2010年5月に設立。今年4月に年間約40万トンのリン安工場が完工する予定だ。
全農子会社で肥料原料の輸送・保管業務などを手掛ける全農グリーンリソースを通じ、中国国内での肥料の品質管理ノウハウを同社に提供することで、高品質なリン安の安定確保を目指す。
全農は1995年から瓮福集団有限公司と取引を開始。年間約10万トンのリン鉱石を輸入している。
全農は「隣国の中国からの供給力を高めることで、多様な調達先の確保と肥料の安定供給につなげることができる」(肥料農薬部)と強調する。

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□ 恵泉園芸センターが六本木から神谷町に移転、4月初旬にオープン
http://roppongi.keisen.jp/shop/shoptopics/927

* 恵泉園芸センターが3月31日をもって閉店し、六本木から神谷町(GWJの最寄り駅)に移転、4月初旬から営業することになった。新しい店舗は、1Fと2Fで営業、下が店舗、二階がスクールとなるようだ。
* 恵泉園芸センターの母体は、学校法人恵泉女学園。『恵泉園芸センターは、皆さまの「花のある生活」のお役にたちたいと願って、切り花から贈り物の花、ウエディング・ブケーや教会の飾りつけまで、自然の息吹を大切に、花の心をお届けするフラワーショップを六本木にオープンして』いた。『「人と自然との融和」を目指し、自然の生命が与えてくれる「喜びと感動」を大切にした、花の輪を生活の中に広げてゆきたい』という思いで運営されている。「自然から学ぶ花のある生活」がテーマのお店。
* 恵泉女学園は、園芸専攻科を持っていた(今はない)ユニークな学校で、花き業界にも数多くの優秀な人材を輩出している。NHKの「趣味の園芸やさいの時間」などで有名な藤田智先生は、恵泉女学園大学の教授。

*新店舗:港区虎ノ門5-12-8 クローバー神谷町1・2階
*電話番号:03-6450-1797  FAX:03-6450-1798
*アクセス:地下鉄日比谷線「神谷町」1番出口左手すぐ

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□ サクラのDNA鑑定と保存 今までは難しかった品種の識別と品種管理を可能に 御室桜の里帰り

* 住友林業は京都の仁和寺の桜「御室桜」を守るために、組織培養で苗木を育てるプロジェクトを実施、このほど、第一号の苗木が成長してきたため植え付けを行った。
http://sfc.jp/information/news/2012/2012-02-21.html
日経BPの記事
http://eco.nikkeibp.co.jp/article/news/20120222/111221/

* 仁和寺の「御室桜」別名「お多福桜」背の低さと遅い開花が特長

『 仁和寺の境内中門をくぐって左手に広がる御室桜は、株立ちで人の背丈ほどまでにしか成長しないため、目の高さで花が咲くという特徴があります。正保3年(1646年)に行なわれた伽藍再建の際に植えられたと伝えられているものは、既に樹齢360年を超えると考えられ、近年、樹勢の衰えが顕著となっていたため、仁和寺はその成長に関する謎の解明と美しい景観を維持管理することを目的に、京都府文化財保護課および各行政機関と協議の上、千葉大学園芸学部、住友林業グループと共同で、2007年4月に御室桜研究プロジェクトを発足させてから、成長調査、土壌・根系調査、苗木増殖、DNA鑑定等の調査研究を実施してまいりました。』
『御室桜研究プロジェクトの目的は、御室桜という文化を後世に守り伝えるということにあります。地域の小中学生と共同で試験を進めていくことを通して、被災地において植栽した培養苗が、後世に震災の記憶を語り継いでいくシンボルの一つになると考えております。』

* 国内で初めて「サクラ」のDNAによる品種識別の技術を確立!約200種の栽培品種のDNAデータベースを完成 ~ 今までは難しかった品種の識別と品種管理を可能に ~

『 多くの人々に親しまれているサクラは日本を代表する花木であり、古くは室町時代から品種改良が行なわれ、今では250以上の栽培品種があるといわれています。しかし、これらの栽培品種を花や葉など外部の形態からの観察のみで識別することは非常に難しいといわれておりました。今回、DNAマーカーによる識別技術を確立できたことにより、個々の栽培品種の明確な識別と整理ができ、また適切な管理にもつながり、次世代へ正確に引き継いでいくことが可能となりました。 』(2011年)

*2011年のレポートです。
http://sfc.jp/information/news/2011/2011-03-08.html
『 住友林業株式会社は、独立行政法人森林総合研究所(理事長:鈴木和夫 茨城県つくば市)、国立遺伝学研究所(所長:小原雄治 静岡県三島市)、財団法人遺伝学普及会(会長:森脇和郎)と共同で、DNAマーカーによる識別技術を活用してサクラの栽培品種を確実に識別する手法を確立し、データベース化することに成功しましたので、お知らせいたします。 』

* サクラのDNA鑑定 花葉会雑誌27号(2008年)花卉園芸学研究室レポート
http://www.kayokai.net/magazine/27/kayou27_16.pdf
* 京都・醍醐寺の桜と東吉野・宝蔵寺のしだれ桜の関係 DNA調査(2011年)
http://www.vill.higashiyoshino.nara.jp/romanafureruhouzoujisidarezakura.html
* 植物のDNA鑑定と保存技術に関する記事 PDFファイル 財団法人 日本特産農作物種苗協会
http://tokusanshubyo.sakura.ne.jp/jouhoushi03/j03-19.pdf
* 論争決着はDNA鑑定へ 熊本「一心行の大桜」(2003年)
http://www.47news.jp/CN/200303/CN2003032901000306.html
『 品種をめぐって論争があった熊本県・阿蘇の名木「一心行の大桜」が、「ヤマザクラ」の一種であることが、DNA鑑定によりこのほど確認された。多くの客でにぎわう花見シーズンを目前に控え、懸案が解決した。  樹齢約400年、枝張り約25メートルを誇る大桜の品種については、数年前から専門家の間で「エドヒガン」か「ヤマザクラ」かで論争が続いていた。最近はエドヒガン説が優勢だったが、双方が花の咲き方や色の特徴を挙げて譲らなかったため、地元の白水村が予算30万円を計上、DNA鑑定を依頼する事態になっていた。  鑑定した九州東海大農学部は、大桜の幹から採った葉と、両方の標準木の葉のDNAを比較。その結果、「大桜はヤマザクラと極めて似ている」ことが分かった。  大桜は、戦国時代に戦いで死んだ武将の墓地内に植えられており、武将の霊を弔うため、子孫や家臣が一心に行を修めたことから、その名が付いたと言われる。』
※ その調査結果 九州東海大学のレポート
http://ffpsc.agr.kyushu-u.ac.jp/jfs-q/kyushu_forest_research/57/57sc003.PDF

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■ 編集後記
○ サクラの季節はもうすぐです。昨年は、311以後、ほとんどサクラを使う場がなかったと花屋さんから聞きました。今年は、さまざまなところでサクラを見る機会がある喜びを感じ、今、ここにあることの大切さを思わずにはいられません。忙しい時期、体調に気をつけてがんばりましょう!
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