カリメロについて

かわいらしいポンポン咲きの小輪マム「カリメロ」は、グリーンウイングスジャパンの看板商品です。使い勝手が良く、様々な用途にご利用いただけます。
おかげさまで幅広い業種のお客様にご好評いただいております。弊社の契約農場であるベトナム・ダラットハスファームは、アジア圏で唯一カリメロを生産しています。

小輪タイプのスプレーマム「サンティニ」の中でも、オランダのフロリテック社が開発した「ポンポンタイプ」に名付けられたのが「カリメロ」です。

「カリメロ」ファミリーは、ポンポンタイプの中でも色目、品種が豊富でデザイン性に富みます。

葉が小ぶりで蒸散の負荷が少なく丈夫なため、輸送時、保管時も痛みにくく、日持ちのする扱いやすい花です。

1本につく花数が多く、ボリューム感があります。

可愛らしい花型と色目により「菊=供花」のイメージを払拭し、その利用方法、範囲は従来の「菊」を超えます。もちろん、供花に利用しても存在感があります。

「カリメロ」を開発したフロリテック社は、この品目の種苗供給、栽培に制限を設けています。アジア圏内では唯一「ベトナムダラットハスファーム」がその栽培、流通の許可を得ています。希少性のあるブランドで同農園の栽培品目が日本国内で扱えるのは、グリーンウイングスだけです。

サンティニタイプのスプレーマム「カリメロ」

その名前は「小さくて可愛くて親しみやすく強い!」から

カリメロは、2008年オランダで生まれました。卵の殻を頭にかぶり、アヒルのように歩き回るカートゥーンの主人公「カリメロ」のイメージから、この名前はヨーロッパの人々に、可愛らしくて親しみやすく、そして強いという印象を与えます。サンティニ(Santini)は、2つの語の組み合わせでできています。最初のSANTはスプレーマムの学名ChrySANTemumに由来し、INIは、小さい、可愛いというイタリア語です。この2つの組み合わせがサンティニ(Santini)になります。

スプレータイプのカリメロは、丸いモコモコの花がたくさんついてボリュームもあり、「面」を可愛らしく作るのに最適です。

ミンティとクリームでお正月用のモダンアレンジメント。

新年のお祝いに「カリメロフラワーケーキ」はいかがでしょうか?

「黄金の花」クリサンセマムの起源

クリサンセマムは、スプレー、サンティニ、ディスバッドと大きく3つのタイプに分けれらます。中国と日本が起源で1688年、オランダ人ヤコブ・ラーンによってオランダへもたらされました。1900年代初めに秋開花での栽培が始められ、1954年に、今も行われている電照技術による周年栽培がアメリカから導入されました。この名前は、19世紀にスウェーデンの植物学者、リンネによって2つの古代ギリシャ語を組み合わせて名付けられました。黄金を意味するchrysosと花を意味するanthos、つまり「黄金の花」という意味です。おそらく、リンネが見た最初のクリサンセマムが黄色い品種だったのでしょう。

スノー、クラシックで春らしい柔らかな色合いに。バレンタインは「赤」とは限りません!

春のお祝いにミンティのフラワーケーキ。ダイエットの心配もありませんね。

イースターカラーの彩やかな黄色、シャイニーとクリームを使ったアレンジ。子供たちの笑い声が聞こえてきそうです。

環境にやさしいカリメロ

『カリメロ』を栽培するベトナムダラットハスファームは、農園地域の環境保全を考え、またお客さまの健康に安全なお花を提供したいと考えています。その一環として、化学薬品由来の殺虫剤や殺菌剤に頼らず、生物や生態系の機能から学び、害虫や菌が嫌う“天敵”や“微生物”を利用する駆除を2013年より始めました。今では『カリメロ』の病害虫駆除は既に80%がこの方法で、今後さらに伸ばしてゆきます。未来の発展に向けて環境や健康を損なうことなく、お花の栽培とお客さまへの供給を永続する思いが、『カリメロ』には込められています。

ピンクのカリメロのロマンティックな花冠。カリメロのモコモコとした質感が可愛らしさをいっそう強調してくれます。

可愛いラウンドのウエディングブーケ。ガーランドの部分はカリメロをレイのようにつなげています。

カリメロは60cmの長さのしっかりした茎が特徴です。長さを生かしたモダンなパラレルアレンジにもピッタリです。

Vietnam Dalat Hasfarm

ベトナム ダラットハスファーム

ベトナム中南部の都市ダラットに位置する切り花農園です。標高1,000~1,500Mの間に複数の農園が存在し、販売品目(マム類カーネーション類、バラ類、ユリ類、葉物類、他)により農地を定めています。一年を通じて冷涼温暖・湿潤な土地で、花の栽培に大変適しています。総面積は300ha、切り花の農園としてはアジア圏内で最大規模、グリーンウイングスジャパンとは株主を同じくし、兄弟会社に当たります。日本国内のマーケットリサーチに基づき、栽培品目、数量の決定、販促策を協議しています。

仏事のイメージをもたれることが多い「マム」ですが、稲穂を使ったモダンなリースにも素敵な秋のアクセントを加えてくれます。

ネオジャパニーズアレンジメント カリメロシャイニーは和風にも洋風にも変幻自在!