ニューズレターNO.0088

■■■■■■■ グリーンウイングスジャパン・ニューズレター ■■■■■■■

———————————– 2012.02.15号【No.0088】第7~9週目

発行元 株式会社グリーンウイングスジャパン < http://www.greenwings.jp/ >

【 お知らせ 】
2月14日から17日まで浜松生花地方卸売市場さまにてGWJのフェアを開催します。また17日金曜日の午後に、朝山和代さんのデモも行いますのでぜひご来場下さい!
http://www.facebook.com/media/set/?set=a.230909853669146.52607.211745682252230&type=1

GWJでは、1月に「Facebook」にFacebookページを開設いたしました。画像を用いたよりスピーディでタイムリーな情報提供をおこなってまいります。フェイスブックに登録されているみなさまの「いいね」をお願いいたします。

GWJ————————【 2月下旬 】———————–GWJ

2月14日(火)、15日(水)ブライダル産業フェア2012 in大阪(インデックス大阪)
2月15日(水)九州フラワートレードフェアinOsaka(大阪)
http://blog.goo.ne.jp/kyobashimasaru/e/f7c2848eb06672cbefe0e491bda1d631
2月15日(水)~17日(金)第16回生鮮流通フォーラム(パーソナル情報システム)
2月17日(金)~19日(日)第10回クリスマスローズの世界展~the 10th Anniversary~
2月18日(土)~26日(日)世界らん展日本大賞2012(東京ドーム)
2月18日(土)第26回園芸セミナー「壁面緑化の新展開とパトリック・ブランの垂直の庭」(大阪)
2月23日(木)、24日(金) 第54回日本花き生産者大会・近畿大会(京都)
2月24日(金)~26日(日)日本フラワーデザイン大賞2012(パシフィコ横浜)
2月26日(日)東京マラソン(渋滞注意)
3月1週目 東日本大震災一周忌の追悼式典が全国で行われる。花の需要期につき注意が必要。
3月2日(金)~4日(日) 神戸花物語 デュオ神戸「デュオドーム」
3月3日(土)桃の節供(上巳)ひな祭り
3月3日(土) JFIトレードフェア2012春(豊明花き)
3月6日(火)~8日(木)フランチャイズショー2012 街づくり・流通ルネッサンス展「JAPAN SHOP」「建築・建材展」「リテールテック・ジャパン」「IC CARD WORLD」など同時開催 (東京ビッグサイト)
3月8日(木)国際女性デー ミモザの日
3月11日(日)東日本大震災から1年
3月14日(水)ホワイトデー
3月17日(土)彼岸の入り
3月20日(火)春分の日
3月22日(木)彼岸明け

●【2~3月のモチベーション・テーマ】http://www.nnh.to/03/
○ ブライダルフェア(各地で前期)、「花芽つき球根」、春の花、クリスマスローズ、菜の花、桃 (ひなまつり)、ミモザの日、ホワイトデー、カラー、彼岸、春の苗もの販売、卒業式、謝恩会

●【2月の歳時記と物語】http://www.pleasuremind.jp/COLUMN/COLUM012.html
●【3月の歳時記と物語】http://www.pleasuremind.jp/COLUMN/COLUM013.html
●【二十四節気と雑節など】 http://bit.ly/A9kREf http://www.nobi.or.jp/calendar/24.html

○ 【 雨水 】うすい 2月19日(日) 陰暦正月の中(旧暦で、月の後半にくる節気)で、陽暦では2月18日か19日。雪が雨に変わり、雪や氷は溶けて水となる。忍びよる春の気配に草木がよみがえる、の意味だが、雪国の雪はいまだ深く、関東や東海地方の太平洋側に雪が降るのはこの時期である。
○ 【 啓蟄 】けいちつ 3月5日(月) 陰暦2月の節で、陽暦では3月5日か6日。啓蟄啓戸「蟄虫(すごもりむし)戸を啓(ひら)く」の日のこと。地中で冬眠をしていた虫たちが姿を表わす頃とされている

●【六輝(六曜)カレンダー】http://zexy.net/man/rokki/cal/2012/
大安の土曜、日曜、祝祭日等 2月25日(土)、3月20日(火・祝)、3月24日(土)

● 花卉園芸新聞 年間購読窓口(見本紙請求先)
http://www.kakiengei.jp/guidance/shinbun.jsp
● 誠文堂新光社 「フローリスト」「農耕と園芸」直販サイト
http://www.seibundo-shinkosha.net/
● 花きをとりまく情勢に関する基礎資料
http://www.maff.go.jp/j/seisan/kaki/flower/f_kentou/pdf/sanko.pdf
● 東京都中央卸売市場 東京都の花き5市場の取引統計
http://www.shijou-tokei.metro.tokyo.jp/index.html
● 日本農業新聞「netアグリ市況」 全国7市場 市況など
http://www.agrishikyo.jp/
● 政府による「平成22年度花き日持ち保証販売実証実験事業の概要」PDF
http://www.maff.go.jp/j/seisan/kaki/flower/pdf/himochi.pdf
● 大田花き花の生活研究所 http://www.otalab.jp/

GWJ———————【 ニュースIndex 】———————–GWJ

◆ 鉢物手数料率10%時代へ 東京4卸そろって4月。0.5%上げ10%に
◆ 2011年取扱高 中央市場花き部7.3%減少 花卉園芸新聞速報値発表
◆ 週刊現代2月25日号特集 人口激減社会「消える会社」の厳しい未来予測
●「人口減少時代の企業経営」日本経済調査協議会 編 ※よく読んでみましょう!

GWJ——————–【 ミニ・クリップIndex 】———————GWJ

□ 神戸花物語イベント サイトが動き出しています
□ フローリストレビュー2012 一次審査始まる。ファイナルのXデーは6月10日に決定
■ 「日食めがね」発売中 早めに書店で購入を
□ ホテル、結婚式場 春のブライダルフェアを見に行きましょう
□ 花苗のハルディン(千葉県)が「日本農業賞」大賞受賞 いしのまき桃生ガーベラ部会は優秀賞
□ 植木輸出 千葉県 病害虫予防で新手法を開発 【日経新聞千葉版2月14日】
□ 東京の新名所はTGB、別名「恐竜橋」大田市場と都心東部をつなぐ便利な新ルートになるか
□ アップルから来た男 ジョンソンCEOの大改革 JCペニーのEDLP・セールの刷新
□ 地域の特産物「発掘」というコンセプトで掘り起こす イオン「フードアルチザン」
□ 都心回帰 東京都千代田区が「野遊び条例」制定へ キャッチボールできる都心に
□ 「チガヤ」という植物の新芽の強さと原発 防草シート
□ 堆肥、腐葉土は大丈夫か? ガーデニングシーズンを前に情報と品揃えをチェック
□ 「ジュラシックツリー」につぼみがついた 名古屋市千種区の東山植物園で
□ 「マジカルプランツ」と代々木にできた新しいコンテナづくりの商業施設「代々木ビレッジ」
□ ボンサイ・イズ・クール!「民主党盆栽振興議員連盟」?発足 香川 植松恵美子参議院議員
□ 「食べログ」に予約機能 来月末までに1000店に 【日経8日、日経MJ12日など】
□ ツアー発案、私に任せて グルベル、旅行会社と橋渡し 10人以上でプラン作成
□ プロでも考えるお客様の足を止めさせる言葉、ニュースの見せ方 産経新聞編集委員
□ 通行人にそよぐススキ「インタラクティブ・グラス・ウィンドー」 ニューヨーク・ソーホー
□ 「日本一の寒さ」が宝物 北海道陸別町 【日経MJ 2月12日】
□ 身の回りに美しいものがいくらでもある 栗田宏一著「土のコレクション」フレーベル館刊

GWJ————————【 ニュース 】————————–GWJ

◆ 鉢物手数料率10%時代へ 東京4卸そろって4月。0.5%上げ10%に
http://www.agrinews.co.jp/modules/pico/index.php?content_id=12524

● 東京4卸 鉢物手数料率上げ 4月、0.5%上げ10%に   【日本農業新聞2月14日】

○ 東京都中央卸売市場で営業する4卸が鉢物手数料を4月1日に引き上げる。東京都が13日に発表した。現行の9.5%を10%に変更する。採算性の改善がその理由。
○ 手数料率を上げるのは、FAJ(大田)、第一花き(北足立)、東日本板橋花き(板橋)、東京フラワーポート(葛西)の4社。料率の引き上げは09年の東京砧花き(世田谷)に次ぐもの。
○ 今回の引き上げで、東京市場で鉢物を取り扱う7社のうち自由化前の9.5%を維持するのは大田花きなど2社となった。切り花は、取り扱う全社が9.5%を維持する。
○ 都中央卸売市場の委託手数料率は09年4月から、卸売業者が自ら定めて届け出る「自由化」となり、今年4月に2回目の変更時期を迎える(3年据え置き制度)。4社は関係書類などを10日までに提出。都が設置した委託手数料届け出事項調査委員会が財務内容などを調べた結果、「特段の意見はなく問題はない」(都)として届け出を受理した。
○ 大手卸は「このままではじり貧。収益改善を図りながら健全な経営体質をつくりあげていく」と理由を説明、「生産者にメリットのある販売を模索する」という。
○ 日本花き生産協会の田島鉄弥会長は「丁寧な説明もないまま引き上げを表明するとは許せない。生産者がどんな状況にあるのか理解していない」と怒りをあらわにする。
○ 青果物で手数料変更を届け出た卸売会社はなく、4月以降も野菜8.5%、果実7%が続く。

【日本農業新聞の解説】 経営努力が先決だ

○ 手数料率の引き上げは、鉢物単価の下落に歯止めがかからず、一方で鉢物の運搬など商品管理に手間がかかり、人件費が収益を圧迫していることが背景にあると見られる。手数料率を上げて少しでも経営改善を図りたいという考えだ。
○ 今後は引き上げた卸の「集荷がどうなるか」が大きな焦点になるが、現状では比較的冷静だ。花きは地方市場が多く、以前から10%にしている卸が少なくないからだ。多くの周辺市場と手数料率に変化はないため、地方よりも高値販売をする東京市場への荷物は減らないとの見方をする卸がいる。また、2社が現行の9.5%を据え置くが「切り花主体の卸のため仮に物量が増えたとしても対応が難しいだろう」と、結果的に荷物は減らないという読みもある。
○ しかし、だからと言って手数料率んお引き上げという生産者だけの負担で収益改善を図ることはあってはならない。農水省によると、鉢物の年間需要量は減少傾向にある。ピークの2004年には3億2400万鉢だったのが、08年には2億8400万鉢に下がった(約13%減)。こうした現状での手数料率上げは生産体制の弱体化につながる恐れがある。
○ 手数料を引き上げる卸への対抗措置として「手数料の低い市場に出荷を切り替える」という生産者もいる。鉢物単価が下げ止らない中での手数料率の引き上げは、生産者の手取り減に直結しかねない。
○ 東京都の中央卸売市場の委託手数料の変更が「届け出制」に変わった以上、引き上げ、引き下げは卸売会社の判断だが、鉢物需要は落ち込んでいる。各社はこれまで以上に販売と経営改善に力を入れるべきだ。

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◆ 2011年取扱高 中央市場花き部7.3%減少 花卉園芸新聞速報値発表

○ 全国の中央卸売市場花き部2011年の総取扱高 7.3%減 【花卉園芸新聞2月15日】
http://on.fb.me/zKLd57

● 2011年(1~12月)の全国の中央卸売市場花き部の総取扱高について各市場の速報値を聞き取り調査しまとめた。
● 総取扱高は1300億円だった。前年対比は92.7%。3年ぶりの増加となった2010年から穂が誌日本大震災の影響により、入場する全社が前年比でマイナスになるなど大幅な減少へと転じた。
● 中央卸売市場花き部は11年末現在で、17都道府県に21市場あり、27社が入場し卸売業務を行っている。(富山市は11年4月に地方に転換したが中央の期間があるため総取扱高に計上)(また、今年4月には岡山市と宮崎市が地方転換予定)(青森市といわき市、横浜市南部も中央卸売市場整備計画で地方への転換が必要とされており、今後の再編が計画されている。)
● 全国の中央卸売市場で100億円を上回ったのは東京都大田(472億円、6.0%減)、東京都世田谷(125億円、5.9%減)の2市場。
● 日本最大の花市場である大田市場に入場する大田花き(265億円、6.4%減)とフラワーオークションジャパン(207億円、5.4%減)の2卸売会社が200億円を超えており、突出している。
● 仙台市は震災の影響を大きく受け、86.4億円(14.9%減)と前年の100億円台を割り込んだ。月別の前年対比では震災の発生した3月は40.3%と落ち込んだが、翌4月には74.4%、その後も力強く回復し、8月には前年対比プラスとなった。
● 東京都5市場の前年同月比の取扱高は3月が64.6%と大きく落ち込んだものの4月には90.5%と順調に回復し、年間取扱高は831億円(7.1%減)となった。都5市場の中央卸売市場に占める割合は64.0%。部類別取扱高を見ると、切り花類が617億円(6.5%減)で都の全体に占める割合は74.3%、鉢物類が160億円(6.5%減)、苗ものが48億円(1.6%増)。
● 切り花は前年対比の数量が96.9%なのに対し、金額は91.5%と平均価格は62円から59円に下落。鉢物類は数量93.4%、金額93.5%と平均価格445円を維持。苗ものはグリーンカーテンのブームもあり、数量0.8%増、金額1.6%増となり、ケースの平均価格は1391円から1402円への上昇となっている。
● なお、都の11年の数値は02年を100とすると切り花が数量92、金額93、平均価格101。鉢物類は数量59、金額64、平均価格110。

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◆ 週刊現代2月25日号特集 人口激減社会「消える会社」の厳しい未来予測

今後20年ほどで今の人口の1割、1200万人が消えると予測される日本。人口8000万人のうち3000万人が老人に。何もしなければ市場も当然1割縮むだろう。GDPで見ると200兆円分が消える。この縮小スパイラルがずっと続く。

●「少子高齢化社会は内需が期待できない。また労働力も減っていく。結果的に内需もなくなるという悪循環になる。」「人口減少が加速すれば家庭用のお客様数が減る。それにともない、家庭用だけではなく業務用・工業用のエネルギー需要が減少する。」「映画・演劇・不動産経営を柱とする企業。いずれもその売り上げのほとんどは国内であるため、頭が痛い。」こんな企業の悲鳴が聞こえる。
●国立社会保障・人口問題研究所の推計によれば、これから50年で日本の人口は4000万人以上減る。わかりやすく言えば、新潟市レベルの巨大都市が毎年一つ消えていく「人口激減時代」が幕開けした。しかも消えるのは働き盛りの若者や中年ばかりで「8人中3人が老人」という国になる。人口激減で日本は年金カットや医療費の自己負担増加など、社会保障が崩壊する危機に瀕している。
http://www.ipss.go.jp/syoushika/tohkei/newest04/sh2401top.html
●もっと大変なのは企業。1億2000万人が8000万人になれば単純に市場は4分の3に縮む。しかも年金をもらえない老人だらけで購買力はぐんと落ちる。モノが売れないから企業はやっていけなくなるところが増えていく。
●「人口減少時代の企業経営」日本経済調査協議会 編 ※よく読んでみましょう!
http://www.nikkeicho.or.jp/Chosa/new_report/nagasaka_top.htm
「市場は縮小し、それに対応する供給力も減退する。もし労働生産性の上昇がなければ、日本のGDPは2025年には16%、2050年には42%も減少する。GDPが4割も縮小する日本は、日本企業にとっても悪夢である。」
●証券会社は枠にとらわれずに新しいフィールドで革新的な事業を創出すべき。たとえばアグリビジネスを通じた地域貢献、小水力発電の普及、産学連携による地域経済の活性化のサポートなどがそれにあたる。(参考:野村證券の農業参入)しかし、うまくいるとはいえないので業界再編や中国に買収されることも考えられる。
●メディアは「高齢者シフト」「子どもシフト」が進む。
●人材確保が問題になる。高齢者が働き続けることになるが、新陳代謝が起きにくくなりイノベーションの可能性が縮まる。
●内需型といわれる旅行、ホテル、不動産、外食、携帯、大学・・・グローバルに攻める、あるいは、理念に立ち返るなど対応は分かれる。
●コンビニ業界には追い風。強気に攻める。人口は減少するが、高齢者夫婦や単身世帯の増加、共働き世帯は増加するためコンビニの利便性が生きる。
●しかし、人口減少社会は「重税化」がすすみ財布のひもが固くなる。
●人口激減社会で「消えていくもの」一覧
まず、人口が減るということは、世帯数が減る。そのために住宅が不要になる。住宅需要がなくなる。ワンルームマンションやアパートは経営が成り立たなくなる。給与は仕事が安定しないためローンも組めなくなる。スポーツビジネスもやる人見る人が減るのでビジネスとしてなりたたなくなる。住宅やマンションの新設が抑制されると町の人口が増えないためその町で営業するサービス産業は次第に商売が成り立たなくなる。コンビニは生き残るかもしれないが、大型ショッピングセンターやレストラン、クリーニング店、花屋、銭湯や喫茶店、書店、洋服店は店じまいを余儀なくされる。町の産業が衰退すれば、自治体の税収が減り医療や教育などの行政サービスに回す予算がなくなる。交番、消防、救急車、公共の交通機関の廃止、ゴミ処理などのサービスがなくなる。学校も統廃校、祭りも担い手がいなくなり消滅する。ガソリンスタンドもなくなり宅配便の輸送にも問題が出てくる。地デジのアンテナの保守ができなくなりテレビも見られなくなるところが出てくる。給与は上がらない。そのために結婚を考えられなくなる。高齢者を支えるために税負担は増える。「マジメに働けばよりよい生活ができる」という保証のない時代になった。

※最悪のシナリオが描かれていた。今後、いろんなところで、この「週刊現代の未来予測」を覆すようなポジティブな解説を期待したい。

GWJ——————【 ミニ・クリップ 】——————-GWJ

□ 神戸花物語イベント サイトが動き出しています
http://www.kobe-hanamonogatari.com/
今年は3月2日金曜日から4日日曜日まで。神戸のデュオドームにて開催。兵庫県の花の品評会もある。体験イベントなどの詳細は未定。

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□ フローリストレビュー2012 一次審査始まる。ファイナルのXデーは6月10日に決定
http://floristreview.blogspot.com/

● 一次審査への有効応募総数は118件。昨年より少し減ったが、みな昨年のデータがインプットされた状態で作品をつくり申し込んでいる人ばかりと思われる。真剣勝負の始まり。
● 今後は 一時審査通過者(2次審査進出)には、3月5日(月)までに、メールやお電話で連絡。
(連絡がなければ落選)。落選者から特別賞等が選ばれる。
● 昨年同様、2次審査も写真審査。4月7日〜15日までの間で、写真応募または、持ち込みの撮影会となる予定。近日中に、詳細が発表される
● ファイナルイベントは、6月10日(日)を予定。

■ フローリスト3月号は、「花束特集」しかもネットやクチコミなどで「評判の花屋さん13店舗」が紹介されている。ニューフェイスも含めて気になる花屋さんとその花束、ラッピングが詳しく紹介されている。
○ ノルウェイの2011年ノーベル賞授賞式会場を飾る花の全貌が紹介されている。
○ 川崎景介先生の「考花学」は桃文化考。桃は木へんに兆しと書いて吉兆を意味する。厄除けの力あり。
○ 旬花探訪は「啓翁桜」
○ 本の紹介では「野いばら」を紹介。これは、おすすめです。美しくて泣けます。
○ 求人欄は驚くほど求人が少ない。

■ エリー・リンさんの作品集「フローラル・イメージFloral Images」発売中。書店では扱ってない
http://www.seibundo-shinkosha.net/products/detail.php?product_id=3126

■ 「日食めがね」発売中 早めに書店で購入を
http://www.seibundo-shinkosha.net/adv/kinkan.html
2009年に皆既日食があったとき、「日食メガネ」は早々に売り切れたといいます。あの年は、見られる場所が限られていたにもかかわらず、それだけ売れたということは、今年5月の「金環日食」では日本のほどんどの地域で見るできそうなので、早めに準備したい。

5月21日の早朝は太陽に大注目!です。日本で25年ぶりの天文ショー、金環日食が見られるチャンス!ということで、期日が近づくと子どもからお年寄りまでかなりの話題になると予測されます。

● 「金環日食を安全に見るためには、太陽光を減光するためのフィルターが必携です。金環日食は、フィルターがないと観察できません。太陽の強烈な光が直接目に入ると、目を痛めるおそれがあります。
そのため、減光するための安全なフィルターがなければ、決して太陽を見てはならないのです。」

※本来ならば、お花屋さんで大量に仕入れて販売すればよいのですが、かなりの売れ行きらしく、仕入れは難しいかもしれません。少なくとも、お子さんのいるお客様には早めに「日食メガネ」を手に入れておいたほうがいいと伝えるといいかもしれません。メガネがないと当日残念な思いをする子どもたちがいるのではないかと思うからです。5月21日がよい天気になりますように!

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□ ホテル、結婚式場 春のブライダルフェアを見に行きましょう

2月は、ホテル、結婚式場のブライダルフェアが数多く行われます。春から夏(3月~6月)に向けての大きな規模のものが開催されます。このときに、各施設では、そこで売りたい花のデザインが発表されます。思い切ったデザインで魅力をアピールする場合もあります。
市場関係者、仲卸の方々がさまざまな気づきを得るチャンスです。また、お花屋さんの仕事にも当然たくさんのヒントが得られます。原則的に、見に行くのに拒否されることはありません。写真を撮ることもOKのところが多いと思います。(公表は許可が必要だと思います。)ぜひお出かけ下さい。

○ぐるなびウエディング
http://wedding.gnavi.co.jp/bridal/index.htm?gclid=wed1_fair_bridal-fair_ad&adkey=1
○ 楽天ウエディング
http://wedding.rakuten.co.jp/fair/?sclid=a
○ ゼクシィネット
http://zexy.net/wedding/bridalfair/

■ 「椿山荘」(東京・目白) ホテル・式場・大規模改装 2月26日にブライダルフェア開催。

○ 藤田観光は、年内で高級ホテルチェーンの「フォーシーズンズ・ホテル・アンド・リゾーツ(本社カナダ)」との業務提携を解消する。【日経MJ、日経新聞など】
○ これに伴い、結婚式場の「椿山荘」とホテル「フォーシーズンズ・ホテル椿山荘東京」両施設を13年1月から「ホテル椿山荘東京」に改称する予定。
○ 客室は現在の259室から200室未満に減らす。長期滞在を促すため2部屋をひとつにして広げキッチン付きの客室設置などを検討している。
○ 20人~30人の少人数の婚礼や会合に対応する小宴会場を設け、イベント需要も増やしたい考え。
○ このほか若者や女性の利用者を増やすために手頃な価格帯のスイーツ専門店など飲食店の新設も計画。これまでホテルと式場で別々だった窓口も一本化する。
○ 藤田観光の14年12月期の売上高は11年12月期に比べ約2割増の680億円、経常利益を約4倍の40億円を目指す。  【以上日経新聞2月14日】

■ ヒルトン東京 数十億円を投資 チャペル・宴会場を改装 来月オープン 【日経MJ10日】

○ ヒルトン東京(東京・新宿)はチャペルや宴会場と会議室計15室を3月22日に改装開業する。数十億円を投資し、内装や照明機材などを刷新する。新婦が身支度をする個室「ブライズルーム」などを新設し、婚礼やビジネス需要の獲得へ競争力を高める。
○ また3階、5階にあるすべての宴会場と会議室を改装する。内装を変更し、最新の音響・映像機材に取り替える。従来は17室あったが15室に減らし、代わりにラウンジを充実する。3階のラウンジは広さを3割広い70平米とする。7階には80平米のラウンジを新設。カラープリント対応のコピー機やコーヒーカウンターなどを置き、会議の合間などに使ってもらう。

※式場や宴会場の空間の質を高めるための改装、IT機材を駆使できる会議室仕様に変えていくホテルが増えている。婚礼件数の減少、宿泊客の減少という逆風の中で、改装のできない式場やホテルは厳しい状況になっていく。

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□ 花苗のハルディン(千葉県)が「日本農業賞」大賞受賞 いしのまき桃生ガーベラ部会は優秀賞

【日本農業新聞1月28日】

● JA全中は27日、『第41回日本農業賞(全中、JA都道府県中央会、NHK主催)』受賞者を発表した。大賞は個別経営の部で千葉県印西市の(株)ハルディン、金沢市の小林正治さん・査代子さん、愛知県愛西市の杉村義仁さんが受賞。集団組織の部で岩手県紫波町のJAいわて中央りんご部会、佐賀県小城市のJAさが佐城きゅうり部会、長崎県壱岐市の壱岐市農業協同組合アスパラガス部会が受賞した。

● 特別賞は、個別経営が岐阜県大垣市の臼井節雄さん・貴子さん、集団組織が静岡市の(株)サンファーマーズに決まった。
● 個別経営の部に92件、集団組織の部に95件の応募があり、昨年12月の第1次選考で各1件の都道府県代表を選考。大学教授ら10人でつくる審査委員会(委員長=大杉立東京大学大学院教授)で1月19日に全国審査を行い、各賞を決めた。大賞と特別賞の表彰式は3月10日、東京都渋谷区のNHKホールで開かれる。

● 優秀賞は次の通り。
▽個別経営=(株)フリーデン(神奈川県平塚市・豚、豚肉加工品)、松本一郎(和歌山市・新ショウガ、軟弱野菜)
▽集団組織=JAいしのまき桃生ガーベラ部会(宮城県石巻市・ガーベラ)、中萩原らくらく農業運営委員会(山梨県甲州市・桃)

● ハルディン社の受賞理由は、都心に近い立地条件を活かせる作目として花に注目し、40年間で年商25億円の花・野菜苗生産会社に育て上げたこと と、販売在庫システムの確立、新品種の開発、マーケティング力 などが評価された。(花卉園芸新聞2月15日)

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□ 植木輸出 千葉県 病害虫予防で新手法を開発 【日経新聞千葉版2月14日】

● 千葉県、植木の輸出を後押し 害虫予防で新手法  EUなど検査強化に対応

○ 千葉県は松やマキなど植木の輸出促進に乗り出す。輸出時に障害になる害虫を防ぐ方法や、苗木を効率的に育成する方法を県と中央農業総合研究センター(茨城県つくば市)などがまとめた。千葉県は植木の輸出額が全国トップ。県内の植木の輸出組合を通じて生産者に研修を受けてもらうなどして新たな対策を普及させ、植木の輸出拡大につなげたい考えだ。

○ 県と同センターなどがまとめた害虫対策は、植木の根に付いた土を水で洗い流して線虫という害虫を取り除く。線虫は土の中に多く生息し木が枯れる原因となる。洗った後はコケの一種であるピートモスで根を包み、鉢の下にシートを敷くなどして、根が土に触れないようにする。
○ 欧州連合(EU)などでは線虫が農業に影響を与える可能性もあるとして、植木の輸入検査を厳格化している。線虫が見つかると最悪の場合は植木を焼却処分してしまうこともある。
○ 育成方法の改良では、苗に大型の挿し木を使うほかハウス栽培を推奨する。通常は高さ1.5メートルまで育てるのに10年程度かかるが、2~3年短縮できるという。根を水洗いしやすいように土の代わりに砂で育てる手法も有効としている。
○ 水洗いすると樹皮に傷を付けてしまう恐れがあるため、水圧を調整するといったノウハウが必要になる。県はこうした手法を農林水産省を通じて全国にも利用を広げたいとしている。
○ 千葉県によると、マキの木や五葉松などの植木は中国とEUを中心に年々輸出量が増えている。中国ではマキの木を縁起の良い木として珍重しているほか、EUでは富裕層を中心に日本式の庭園に植える庭木として需要が拡大している。
○ 財務省によると、2010年の植木類(盆栽含む)の輸出額は前年比38%増の61億6000万円。全国花き輸出拡大協議会(東京・中央)によると、全国で植木の輸出額が最も大きいのが千葉県という。
○ 県内で植木の栽培が盛んな匝瑳市のある植木農家は08年から輸出を始めたところ「11年は輸出が売上高の半分を占めるまで成長した」と話す。海外で植木を生産する例はあるが「立派な木は育つまで数十年かかる。当面国産の植木の需要増は続くだろう」とみている。

※IPMエッセンやフロリアードなど海外で行われる展示会の日本ブースでも展示用の植木が防疫上の問題で送り込めないということが続いているようです。昨年は震災後の風評問題もあり、今後いっそうの努力が必要。

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□ 東京の新名所はTGB、別名「恐竜橋」大田市場と都心東部をつなぐ便利な新ルートになるか
http://s.nikkei.com/w2pbay

○ 2月12日午前10時に東京の新しい橋が開通した。この橋は大田市場のすぐ近くにできた、東京湾にかかる首都圏最大級の橋。正式名称「東京ゲートブリッジ」。略称TGB。
○ ブリッジは中央防波堤外側埋め立て地と江東区若洲地区を結ぶ長さは2618メートル。レインボーブリッジの倍近い距離。片側2車線の車道のほか、都心側には歩道も設けられ、橋の上から東京の高層ビル群などを一望できる。晴れていれば、お台場はすぐ目の前だし、東京スカイツリーのほか富士山まで見渡せる。
○ ゲートブリッジが特徴的な形状になったのは、羽田空港に近く高さ制限がある上、橋の下の船の航行も妨げないように配慮したため。強度を確保する目的で鋼材を三角形に組む「トラス構造」も取り入れられた。海水面からの高さは最大87.8メートルで25階建てビルに相当。海上部分の長さは1618メートルと、横浜ベイブリッジ(960メートル)の1.7倍だ。
○ 一般道で、通行は無料。歩道の通行時間は原則午前10時~午後5時で、中央防波堤側への通り抜けはできない。自転車は通行禁止。
○ 都と国土交通省が2003年に着工し、1125億円を投じた。12日は、ブリッジを含む東京港臨海道路2期事業区間(4.6キロメートル)が開通し、羽田空港に近い大田区城南島から若洲までが1本の道で結ばれた。中央防波堤外側地区から新木場まで19分かかっていたものが10分に短縮される。都などは、湾岸の交通混雑の緩和と物流の円滑化につながると期待している。【日経新聞】
○ はとバスなどは、早くも羽田と都心を結ぶルートにこの橋を組み込んだツアーを発売している。今度の世界らん展日本大賞のツアーもこの橋を通る。

※首都高が今年1月から値上げになったために、千葉方面から大田市場に通うバイヤーなどに影響が出ている。TGBは便利な新ルートとなるだろうか。

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□ アップルから来た男 ジョンソンCEOの大改革 JCペニーのEDLP・セールの刷新
http://blog.livedoor.jp/usretail/archives/51767857.html

【日経MJ10日】無軌道なセールの連発をやめて3種に集約 EDLPの新しい形をデザインする

● アップルから来た男 ジョンソンCEOが発表した価格政策は「フェア&スクエア・プライシング(Fair and casino online Square pricing:公正で真正直な値付け)」。これまでの毎週のように行われる恒常的なセールは止め、価格はメリハリをつけた准EDLPをとる形だ。(JCペニーでは昨年だけでも590のセールを実施していた)整合性のないセールの乱発でインパクトが薄れ、顧客が値引き活動を信用しなくなっていたと指摘。
● 2月1日から始動する商品価格は「エブリデー(Everyday)」「マンスリーロングバリュー(Month-long Value)」「ベストプライス(Best Price)」の3種類となる。赤色のタグがついた「エブリデー」は従来価格から少なくとも40%低い設定。白色タグの「マンスリーバリュー」は特定のシーズナル商品を年12回、1ヶ月間値引きするものだ。
● 「マンスリーバリュー」商品は、毎月1,400万人に発送を予定している96ページのカタログ小冊子に掲載されるという。青色タグの「ベストプライス」は、第1と第3金曜日のイベント「ベストプライス・フライデー(Best Price Fridays)」で処分商品として付される。
● ストアレイアウトでは「メインストリート(Main Street)」と呼ぶ、テーマやブランドに分けた部門で構成される。小さな部門に分けた売り場を最大100か所まで展開するショップインショップだ。新ブランドや過去に取り扱ったことのあるブランドの再導入なども含め、取扱商品の見直しを積極的に進める。
● さらにアップルストアの「ジーニアスバー」に相当する「タウンスクエア(Town Square)」もサービス部門として導入されるという。2013年から新しいレイアウトに順次改装され、2015年末までには1,100店全店に施される。

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□ 地域の特産物「発掘」というコンセプトで掘り起こす イオン「フードアルチザン」
http://www.foodartisan.jp/

● 日経MJ10日の5面。イオン地方特産物「発掘」。少量流通品をどう取り扱うか。品揃えの多様性をどう考えていくか。B級グルメとはちがう地方産品の掘り起こしの方法を模索する。
● イオンは、「発掘」という切り口で取り組む。鹿児島の桜島大根を丸ごとたくさん並べたり、小豆島のオリーブを商品化したり。イオンはこうした取り組みを「フードアルチザン食の匠」と名付け、02年から展開してきた。
● イオンにとって各地の特色ある産品で品揃えに独自性を出すことは、「全国の店舗網に同じ商品を均一に届けるのと同じくらい重要」「こういう商品やサービスを提供することが消費者の買い物の楽しさになり、企業のブランド価値にもつながる」全国に14人の担当者をつくり、飛び回っている。
● 全国各地での活動
http://fooodbiz.blog.fc2.com/blog-entry-213.html
http://www.pref.gifu.lg.jp/kensei-unei/kocho-koho/event-calendar/sonota/shoko-seisaku/food_ion.html
http://www.chibashoyu.com/news/aeon060516.html
※花にはこのような取り組みはありません。

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□ 都心回帰 東京都千代田区が「野遊び条例」制定へ キャッチボールできる都心に
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2012021002000025.html 【東京新聞10日】

○ キャッチボールをするなど、自由に公園で遊べない都心の子どもたちに「原っぱ」を提供しようと、東京都千代田区は2012年度から、「子どもの遊び場確保条例(野遊び条例)」の制定に乗り出す。当初予算案に関係費を計上、今後、検討会を設置して条例案を練り、一三年春の施行を目指す。
● 都心回帰の流れで区内の子どもたちは年々増加傾向で、ゼロ歳から十五歳の人口は約五千人。だが、区によると、国が所管する皇居外苑、都立の日比谷公園、区立公園など、区内に公園が五十三カ所あるが、キャッチボールが認められている所は一つもない。同じ都心でも、中央区は五カ所、港区は三カ所の公園でキャッチボールができる。
○ このため、区民からは、「子どもたちがゲームばかりしていて外に出ない」「親子でキャッチボールする場所がない」などの声が、区に寄せられていた。区では、基本的理念を盛り込んだ条例をつくることで区、都、環境省などで調整を図ることにした。
○ 具体的には今夏、神田、麹町地区にある公園一カ所ずつで実証実験を実施。遊びの好みやキャッチボールをした時の危険性などを検証し、適正な時間帯やエリアを決める。公園に限らず、休日に交通量の少ない路地なども、遊び場とする対象として考えていく。千代田区の山崎芳明教育長は、「大人が介入せず、子どもたちが勝手気ままに遊ぶ場は育成上非常に重要だ。都心であえて、そういう場づくりを目指したい」と話している。

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□ 「チガヤ」という植物の新芽の強さと原発 防草シート

○ 福島第一原子力発電所の汚染水がホースから漏れだしていた問題。
http://ameblo.jp/souldenight/entry-11129793745.html

※「チガヤ」 細い新芽が針のようにビニルホースに穴を開けている。
○ 福島第一原子力発電所から出る高濃度汚染水の処理に使うポリ塩化ビニール製のホースから水漏れが22件見つかっている問題で、東京電力は9日、ホース周辺にはえたイネ科の雑草のチガヤが原因と断定した。
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20120210-OYT1T00565.htm
http://blog.livedoor.jp/housyanou/archives/5192109.html
http://lituum.exblog.jp/17782442/
○ 対策
ホースの下にチガヤが貫通しない材質の防草シートを敷くなどの対策を始めた。シートを敷くのは主に建屋地下にたまった浄化装置に移送するホース。アスファルト舗装の地面の上やコンクリート製のU字溝の中への移設も進めている。【東京新聞】

■ 福井の技術「チガヤシート」
http://info.pref.fukui.jp/tisan/sangakukan/jitsuwafukui/building/153.html
http://www.shirasaki.co.jp/?page_id=467
http://www.netis.mlit.go.jp/RenewNetis/Search/Nt/NtDetail1.asp?REG_NO=CB-010039&TabType=2&nt=nt
チガヤ、ヨシ、ススキなどは強壮な雑草として挙げられている。細い新芽は小さな繊維を貫く強い力を持っているようだ。
○その他のシート
http://www.ihs1187.com/xavan.html

■ セシウム問題 まきを燃やした灰にも注意 日本には灰をあく抜きにつかう調理方法がいまでも使われている。
http://mainichi.jp/life/food/news/20120211ddm012040016000c.html
■ ミミズとセシウム 食物連鎖
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120206-00000003-mai-soci

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□ 堆肥、腐葉土は大丈夫か? ガーデニングシーズンを前に情報と品揃えをチェック

昨年の「堆肥」「腐葉土」拡散の問題を踏まえて農水省、各自治体では調査を繰り返し、報告を上げている。自分の地域の結果を確認してみたい。腐葉土、落ち葉、堆肥、くん炭、海藻、蛎殻など多様な素材ひとつひとつの由来に注意したい。

● 農水省が2月10日に発表した「肥料中の放射性物質の検査結果について」
http://www.maff.go.jp/j/syouan/soumu/saigai/hiryo_kekka.html

○ 販売事例 香川県産の腐葉土
http://shop-kanea.shop-pro.jp/?pid=14273633
○ 販売事例 「線量汚染のない」外国産を使用した腐葉土
http://www.p-iwamoto.co.jp/SHOP/huyoud11.html
○ 販売事例 インドネシア産の腐葉土を九州で製品化
http://item.rakuten.co.jp/toho-life/d012f2/#d012f2
○ 鹿沼市 堆肥化センター
http://www.city.kanuma.tochigi.jp/news/detail.10.17985.html
○ 鶴岡市 23年度山形産のもみがらを利用した「くん炭」の安全性検査について
http://www.city.tsuruoka.lg.jp/050100/page5289.html
○ 東日本一帯に住む自家製の腐葉土を作っていた人々は昨年落ち葉集めできなかった。今年は購入することになる。
http://radi-info.com/q-1198/

● 使用済み培養土の回収 宝塚のガーデンショップ
http://www.gardenfields.jp/info/20120202_1947/
● 東京 ウィステリアガーデン 玄関まで土を回収しに参ります。
http://wisteria-garden.eco.coocan.jp/
http://wisteria-garden.eco.coocan.jp/area.html

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□ 「ジュラシックツリー」につぼみがついた 名古屋市千種区の東山植物園で

読売新聞、 東京新聞10日
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20120209-OYT1T00059.htm

 

● 名古屋市千種区の東山植物園で初めて、世界最古の樹木の一つと言われている「ジュラシックツリー」の雄花=おばな(つぼみの集合体)が確認された。
○ 東山植物園によると、ジュラシックツリーはナンヨウスギ科の一種。1994年に豪州のシドニー北西にある「ウォレマイ国立公園」の峡谷で見つかった。2億年前のジュラ紀から9000万年前の白亜紀の間に発生した種で、シダのような細い葉や、でこぼこした樹皮が特徴という。野生では世界で100株しかない希少種という。
○ 東山植物園には、2005年にシドニー市との姉妹都市提携25周年を記念して、贈呈された。植樹時は1.5メートルの苗だったが、4.4メートルに成長。同園の植物会館前で育てられており、今月5日、職員が5センチほどのつぼみ数十個を確認した。開花時期は不明だが花びらではなくそのままの形で茶褐色に色づくという。

※ 日本ではFAJ、豊明などJFIグループが扱っていた。非常に貴重な生きた化石。

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□ 「マジカルプランツ」と代々木にできた新しいコンテナづくりの商業施設「代々木ビレッジ」
http://ameblo.jp/magicalplants/image-11143359010-11750203919.html 東京新聞

不思議な生態を持つ植物ブームは過去にも数多くあったが、今は「女性」が栽培に取り組む時代。
「マジカルプランツ」というネーミングがいい。
○食虫植物・多肉植物・ティランジアなどの不思議な植物の専門家 木谷美咲さんのブログ 「マジカルプランツ」革命的植物宣言
http://ameblo.jp/magicalplants/

● 代々木駅からすぐの場所に、不思議な巨大植物をシンボル的に使った商業施設が昨年できた。
「代々木ビレッジ」 貨物コンテナを使った店舗が複数配置されたおしゃれな集合施設。
http://www.yoyogi-village.jp/top/index.php
植物のこと 樹齢500年のオリーブ
http://ameblo.jp/tanoresu/entry-11089051067.html
http://ameblo.jp/runrun-runko/entry-11132732763.html
http://blog.goo.ne.jp/shaku-ken/e/5100001cebba86368fbf41112e561cfc

音楽プロデューサーの小林武史氏が総合プロデュース 植物はあの「花宇」5代目の西畠さん。
http://www.fashionsnap.com/inside/yoyogi-village-kurkku/
新しい商業施設の空間コンセプトと関わったクリエーター
http://www.yoyogi-village.jp/concept/
西畠清順さんの考え方と植栽までのプロセス
http://blog.hanau.jp/article/52102332.html

※個性的なもの、ちょっと変わっていること、驚き、感動の質もすこしずつ違う植物を集めると人が注目する場所にできる。管理をどうするか。


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□ ボンサイ・イズ・クール!「民主党盆栽振興議員連盟」?発足 香川 植松恵美子参議院議員
http://blog.livedoor.jp/emikouematsu/archives/51694059.html
香川は「うどん県」だけではなく、「盆栽県」でもあります。

● 盆栽を世界無形文化遺産に登録を

○ 盆栽を国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界無形文化遺産に登録することを目指す民主党の盆栽振興議連が8日、発足した。衆院議員会館で開かれた設立総会には、趣旨に賛同する衆参議員約20人が参加。香川県選出の玉木雄一郎、小川淳也両衆院議員、植松恵美子参院議員も顔をそろえ、香川と盆栽との関わりや昨年に高松で開催された「アジア太平洋盆栽水石大会」の様子などを紹介した。
○ 会長には鳩山由紀夫元首相を選出。事務局長に植松氏と平智之衆院議員が就任した。今後、世界無形文化遺産への登録を目指して調査、研究などを行う。 【2月9日】
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/administration/20120209000151

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□ 「食べログ」に予約機能 来月末までに1000店に 【日経8日、日経MJ12日など】

○ 比較サイト運営のカカクコムは9日、グルメサイト「食べログ」と連携した飲食店予約サービスを開始する。食べログに掲載している一部飲食店をオンライン上で24時間予約できるようにする。
○ 新サイト「食べログヨヤク」を開設して食べログと連携させる。まず都内の高級レストランを中心に220店舗の予約ができるようにする。3月末までに1000店ほどに増やす計画。PCサイトから始め、順次スマートフォン(高機能携帯電話=スマホ)にも対応させる。利用者は同サイトを通じてレストランなどの空席状況が確認できるほか、日付、エリアを選ぶと予約可能な店を簡単に探すこともできる。消費者の利便性を高めてサイトへのアクセス増につなげるほか、飲食店の集客を支援するねらい。

○ 食べログは国内最大級の飲食店クチコミサイト。1月には金銭を受け取った飲食店に好意的なクチコミを投稿する「やらせ業者」が明らかになった。同社はその後、不自然にクチコミ数が増えた店舗がないかなど、チェック機能を強化する対策をとっている。

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□ ツアー発案、私に任せて グルベル、旅行会社と橋渡し 10人以上でプラン作成

○旅行予約サイトを運営するグルベル(東京・千代田区)は、一般消費者と旅行会社の間を取り持ち、独自のツアー企画を以来できるサービスを3月1日から始める。2013年2月までに取り扱い高1億2000万円を目指す。【日経MJ12日】
○10人以上の参加者を集めることを条件に、行き先や日程、体験したいこと、移動手段などをサイトを通じて提案。それに応じた旅行会社側がプランを立案する。
○旅行会社は5社が協力を予定。複数の会社がプランを示せば、発案者は最も気に入ったものを選べる。13年2月までに2400人への販売を見込む。グルベルはプランが採用され販売した旅行会社から手数料を得る。
○利用者は旅行プランをサイト上で公開し、交流サイト(SNS)を通じて参加者を募る事ができる。発案者は旅行代金が無料になる。
● グルベル
http://grvel.com/

※ 産地見学会、花屋さん体験などいろんな企画を立てるのが個人旅行としては難しかったが、SNS利用で変わってくるのではないか。

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□ プロでも考えるお客様の足を止めさせる言葉、ニュースの見せ方 産経新聞編集委員
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/news/120212/ent12021207430004-n1.htm

デジタルサイネージ(電子看板)の前を通り過ぎる人々にどうやってニュースを届けるか?便利な時代ゆえに顧客をつかまえる工夫が必要。
「ニュース劇場で見せる」「キャラクター(キャスター役の)をやめて写真とテキストのシンプルな形に変えた」「見出しと写真の見せ方はもっと工夫できないか」

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□ 通行人にそよぐススキ「インタラクティブ・グラス・ウィンドー」 ニューヨーク・ソーホー
http://redux.com/stream/item/2167651/Dedon-Blades-of-Grass-Installation すごい動画です

●ニューヨーク・ソーホーに本店を持つ高級屋外家具店デドンのショーウインドー。前を通った人は、歩くのにつれてウインドーの中の枯れススキがまるでそよ風に吹かれたように動くのを見て、足を止めるだろう。
●家具デザイナー、フィリップ・スタルクの作品展のため1月から始めた「インタラクティブ・グラス・ウィンドー」だ。
●近代的、未来的、そして自然をテーマにしたこのデザイナーのイメージを訴えるために、「すすきという自然と近代的、未来的なテクノロジーとを組み合わせてみた」とアイデアと技術を提供したニューヨークの広告代理店サーキシアン・メイソンの創業者兼クリエイティブ・ディレクターのパット・サーキシアン氏は説明する。
●人の動きを感知するマイクロソフトのキネクトとアーデュイノと呼ばれるモーターとを組み合わせた。例えば人が両手を開けば、すすきも真ん中から分かれる。いまだに1日に数十人がウインドーのまで手を振ったり、飛び跳ねたり。「効果がある間は続けるつもり」という。(マーケティング評論家 楓セビル)

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□ 「日本一の寒さ」が宝物 北海道陸別町 【日経MJ 2月12日】

○ 冬の最低気温の平均値が全国で最も低く「日本一寒い町」をうたう北海道東部の陸別町。ここで、酷寒を体験するイベント「しばれフェスティバル」のなかの「人間耐寒テスト」に参加するチャレンジャーが年々増えている。人口2700人の町に全国から300人以上の人が集まる。
○ 寒さというハンデを逆手に取ったイベントを始めて31年。2世代にわたって続けてきた地道な活動が実を結び、知名度は全国に及ぶ。
○ 広告宣伝費にはほどんどお金をかけないものの「日本一の寒さを体験できる」というクチコミが広がり、参加者は8年連続で増加。ここ5年間は想定の200人を超え続けている。参加料は4000円かかるが、九州や四国など遠方から訪れる挑戦者も多い。「目立った観光名所もない陸別町の知名度向上につながっている」と実行委員長は語る。
○ 1982年に初めて開催した時にはイメージが悪くなると反対意見もあったが、今では日産自動車が耐寒試験用のテストコースをつくり、南極観測隊が使う備品の実験なども行われるようになった。
○「氷のドームで一晩過ごす耐寒テストは他の地域では真似できない」。約80人のボランティアスタッフは町役場や会社が終わった後、毎晩、氷のドーム製作など会場設営に取り組む。耐寒テスト中も交代で寝ずの番を務める。親子二代で運営に関わるスタッフが多い。
○ 観光客数は年間10万人を維持し続けている。リーマンショックや東日本大震災の影響もなかった。地元では当たり前の寒さや星空に住民自らが価値を見いだし、息長く活用し続けているのが陸別町だ。「宝物は足元に眠る」そんな言葉の重みを再認識させてくれる取り組みだ。

● 第31回「しばれフェスティバル」開催
http://www10.ocn.ne.jp/~shibare/
● 人間耐寒テスト マイナス20度の中でキミは寝られるか
http://www10.ocn.ne.jp/~shibare/taikantest.html

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□ 身の回りに美しいものがいくらでもある 栗田宏一著「土のコレクション」フレーベル館刊
http://www.amazon.co.jp/dp/4577028603/

栗田宏一さんの「土のコレクション」 (ふしぎコレクション) という本を一度ご覧下さい。栗田さんは日本全国の土を少しずつ集めて整理し観察している人です。「土」?って思うかもしれませんが、驚くべき多様性があるのです。日本地図の上に土がマッピングされているので見るだけで行ってみたくなります。

この本を読んで読書感想文を書いた小学校4年生の都積萌さんは第57回青少年読書感想文全国コンクール(全国学校図書館協議会、毎日新聞社主催)小学校中学年の部で内閣総理大臣賞に選ばれています。「わたしは、この夏すごい本に出会いました。」という震えがくるような新鮮な書き出しです。
http://mainichi.jp/select/opinion/editorial/archive/news/20120203ddm005070154000c.html

「土は、命をささえている」 神奈川県立藤沢市立御所見小学校4年都積萌さん

わたしは、この夏すごい本に出会いました。夏休みの初めに図書館に行った時、三・四年生におすすめの本として、しょうかいされました。表紙を見た時、「わぁ~。何これ!!」とびっくりして思わずその本を手に取りました。わたしは、今までの土の色は、茶色やこげ茶や黄土色だけだと勝手に思い込んでいました。わたしと同じように思っている人がたくさんいると思います。わくわくしながらページをめくると、まるで絵の具で色をつけたのかとうたがう様なピンクやオレンジ、水色、白、黒、むらさき・・・など、おどろくほどたくさんのきれいな色の土が日本全国にあって、びっくりしっぱなしで、いつのまにか、む中でくり返し読んでいました。
それでわたしは、土を集めて本当に色のちがいがあるか、たしかめてみようと思ったのです。スコップとビニールぶくろを持って、土集めに出発です。大きな木の根元にある土は、かたい。道路にあった土は、サラサラ。牛舎の近くにあった土の山は牛ふんがまざっているのか?黒っぽくてにおいがしました。同じ畑でも場所によって土の色がちがったり、いろんな発見がありました。集めた土をかわかしている間も少しずつ色がかわっていき、ふ思議でした。わたしが集めた土だけでもいろんなこせいがあって、土ってすごい。おもしろい。何で、こんなにも土の色がちがうのか。それは、うちゅうにそんざいする九十二種類の元そすべてが土の中には、入っていて場所によってふくまれているわり合が少しずつちがうからだそうです。わたし達人間が百人いたら、みなちがうように、土だって百種類集めれば、百色になるのです。そう思ったら、集めた土がいろんな顔をしているみたいで「プッ」とふきだしそうになりました。
土が地球上にできたのは、今からやく四億年前。人類が生まれるはるか昔のことです。では、土がなかったらどうなるのでしょう。土がなかったら米や野菜、くだものなど農作物を作ることはできません。牛やニワトリなどを育てることもできません。きれいな花や木、虫たちも土がなければ、生きていくことは、できません。あたり前のようにある土がないと、わたしたちが食べて生きていくことができないのです。
土は、わたしたちの命をかげでささえてくれる、えんの下の力持ちだったんだと気づかされました。「土さん、ありがとう。わたしたちは、土のおかげで生きているんだね。」と感しゃの気持ちでいっぱいになりました。
今まで、足元にある土の事をこんなにもふかく考えることはありませんでした。土の事を調べれば調べるほど、ふ思議がいっぱいでおもしろいです。この本は、わたしに土のすばらしさを教えてくれました。いつか日本中の土を集めて土コレクションをふやすのがわたしのゆめです。

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■ 編集後記
○ 我が庭の一寒梅は、という素敵な詩が新聞に出ていたので紹介します。関西吟詩文化協会 漢詩紹介<日本の漢詩>。作者は新島襄さん。
http://www.kangin.or.jp/what_kanshi/kanshi_A33_1.html
新島襄の奥さん八重は、次の大河ドラマの主人公です。
http://www.mars.dti.ne.jp/~takefuku/essay/es03/es0303.html
人と比べて争ったり、ムリにがんばったりせず、梅の花がこの寒中に自然に咲いている。そんなふうにありたいものです・・・ね。
○ とっておきの情報やご感想をメールでお寄せください。< greenwingsjapan@gmail.com >
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