ニューズレターNO.0083

■■■■■■■ グリーンウイングスジャパン・ニューズレター ■■■■■■■

———————————– 2011.12.01号【No.0083】第48~50週目

発行元 株式会社グリーンウイングスジャパン < http://www.greenwings.jp/ >

GWJ————————【 12月上旬 】———————–GWJ

12月1日(木)松市(大阪の市場)
12月3日(土)妻の日
12月7日(水)大雪
12月10日(土)千両市(福岡花市場)
12月11日(日)松市(東京の市場など)
12月12日(月)ダズンローズデー
12月15日(木)千両市(名古屋・大阪・京都の市場)
12月18日(日)千両市(東京の市場など)
12月21日(水)遠距離恋愛の日
12月22日(木)冬至
12月23日(金)天皇誕生日
12月25日(日)クリスマス
12月29日(木)止市
1月4日(水)初市 切花開市
1月5日(木)初市 鉢物開市
1月20日(金)~24(火)メゾンオブジェ1月展(フランス・パリ)
1月24日(火)~27日(金)IPMエッセン(ドイツ・エッセン)
1月31日(火)、2月1日(水)NaniwaFEX in New York (アメリカ・NY)

【全国の年末年始の予定など】
・北海道・札幌・・・10日(土)松大市、17日(土)千両大市、21日(水)梅・南天・竹大市
・東京・大田・・・11日(日)松大市、18日(日)千両・苔松・苔梅大市、19日(月)花梅・南天・花物大市
・名古屋・名港・・・11日(月)松市、15日(木)千両市
・大阪・鶴見/梅田・・・1日(木)松市、9日(金)梅、順次販売、15日(木)千両市
・京都・京都生花・・・2日(金)万年青、5日(月)若松、8日(木)松、13日(火)梅大市、15日(木)千両大市
・広島・花満・・・3日(土)若松オモトヒカゲ市、10日(土)千両・老松・大王松
・福岡・福岡花市場・・・10日(土)松市・万年青市、17日(土)、22日(木)千両市

※ 止め市は29日、2012年の初市は1月4日(水)。

【12月のモチベーション・テーマ】http://www.nnh.to/12/weekmove.html

○ クリスマス・お正月の準備 忘年会 松市・千両市 仕事納め

●【二十四節気と雑節など】 http://www.nobi.or.jp/calendar/24.html

○ 12月 7日(水)  大雪 たいせつ
陰暦11月の節で、陽暦の12月7日か8日。日本海側や北国では本格的な雪が降りだす候。
○ 12月22日(木) 冬至 とうじ
陰暦11月の中で、陽暦12月21日か22日。冬至は暦の上では冬の最中で寒さの厳しい時期だが、この日を境に日脚は伸びていく。「冬至冬なか冬はじめ」といわれる。この日は、柚子湯をたてたり、お粥やカボチャを食べて無病息災を祈る。

●【六輝(六曜)カレンダー】http://zexy.net/man/rokki/cal/2011/
大安の土曜、日曜、祝祭日等 12月は、なし。

● 花きをとりまく情勢に関する基礎資料
http://www.maff.go.jp/j/seisan/kaki/flower/f_kentou/pdf/sanko.pdf

GWJ———————【 ニュースIndex 】———————–GWJ

◆ 茨城、福島の松 安心して使って 調査結果を公表 大田花き
◆ 産業連携ネット設立12月1日に総会350団体・企業 農水省  【11月25日日本農業新聞】
◆ オランダ花卉協会の活動も来年途中までで終了 オランダのプロモーションの行方は?

GWJ——————–【 ミニ・クリップIndex 】———————GWJ

□ 東京・葛西市場の「江戸花藝2011」雨の中開催されました
□ 11月22日は「いい夫婦の日」 農産物売り込み作戦 花言葉 語呂合わせ
□ 「理想のいい夫婦」は、6年連続で「三浦友和・百恵夫妻」明治安田生命の調査で
□ 「親子大賞2011」は、「大竹しのぶさん・IMALUさん親子」に決定
□ 「彼女いない」6割突破  人口問題研調査 うち半数弱、交際望まず 【11月26日日経新聞】
□ 人口減少、高齢化と需給のミスマッチ 内需=シルバー市場の活性化を 【11月26日 日経】
□ 年賀状文面変わる 「おめでとう」より「ありがとう」 賀詞入れぬ動き 【読売、日経他】
□ 日本ブランド確立へ 輸出拡大で品目別体制 農水省の検討会 【11月26日 日本農業新聞】
□ 日本花き生産協会 TPP参加反対 【11月26日 日本農業新聞】
□ 手数料「上がれば他市場に」7割 東京市場の鉢物手数料 花き生産協会が調査
□ 生花「日持ち保証」で販促 東京でセミナー開催 【11月23日日本農業新聞】
□ 雑誌「経済界」!に、福島県のカスミソウ産地 昭和村の「昭和花き研究会」が記事で紹介
□ 日経新聞 交友抄に 河野通郎(かわのみちお)「河野メリクロン」社長が登場
□ 施設園芸は「精密農業技術」の開発推進へ 【 11月24日 日経新聞 夕刊 】
□ ニコライ・バーグマンさん 活躍続く
□ フィンランドの花のスタイルを伝えるヘンティネン・クミさん
□ 東信(あずままこと)さんの「竹の仕事」と 「50部限定作品」の写真集 定価31万5千円
□ 日本一の菊の腕を競う 全日本菊花連盟全国大会 白山大会開催
□ 香川県高松市で 第11回アジア盆栽大会が行われた
□ 逆さづりの観葉植物 ?! 【11月26日産経新聞 はやし・ひろのコレもありーな!?】
□ 大仏に植毛!? 髪型は自在 グリーンショップマエハラが雑貨 「大仏美容室」
□ 暖気流出防止カーテン開発 インテリア製品開発製造販売 アスワン社
□ 神代植物園(東京)でショクダイオオコンニャクの花が咲き始めた
□ ブータン国王の国は、青いケシの花が咲く国
□ 東十条駅の生け花 心潤す都会のオアシス 【11月29日読売新聞「桐谷夫妻の一期一絵」】
□ 「いけばな池坊550年祭」「大砂物」再現など記念行事開催 【11月25日讀賣新聞など】
□ いけばなから見る日本文化論 伝統文化を担う若きリーダー、未生流笹岡家元が新書を出版
□ 遺言信託の手数料高騰 昨春比3倍も、相談複雑でコスト増 「終活」・・・【11月26日日経夕刊】
□ 「終活」「墓友」「永代供養」「生前契約」などなど・・・最近のお墓事情 【11月29日読売】
□ 【花祭壇】 事例案内
□ 鶏の骨、餅、観葉植物・・・食べさせない 【ペット対策】11月29日毎日新聞くらしナビ
□ 趣味のお値段 「ランの栽培」おいくら? 必要以上に手を掛けないこと 【11月28日読売】
□ 松田一良先生「クリエイティブ・コンテナガーデン」出版
□ 「母へささげる私の誕生日」に反響 :【11月25日 読売新聞】
□ 【新聞の投書欄から】

GWJ————————【 ニュース 】————————–GWJ

◆ 茨城、福島の松 安心して使って 調査結果を公表 大田花き

● 東京・大田市場の大田花きでは、茨城県産の松、千両および福島県いわき市産の松を調査し、安心して使ってと調査結果を公表している。「松・千両の取り扱いについて 今年も安心して松・千両をご利用ください。」取扱商品を調査し、「風評加害」を防ぐためにもとても大切な情報提供となった。
http://www.otakaki.co.jp/info/20111128.pdf

● 大田花き磯村社長のコラムから 「社内の品質カイゼン室は急ぎ、実際の被災状況を調査するなど、実体解明に先週動いた。結局いわゆる風評であったが、風評被害をなくすため、都内花き市場だけでなく、松・千両市が早い関西の市場にも情報を共有してもらった。花の卸売市場は1年1回の市にがんばって茨城の松・千両を売っていきたい。」
http://www.otakaki.co.jp/blog/ceo/archives/2011/11/28.html

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◆ 産業連携ネット設立12月1日に総会350団体・企業 農水省  【11月25日日本農業新聞】

■ 産業連携ネット設立12月1日に総会350団体・企業 農業振興へ英知結集 農水省  【11月25日日本農業新聞 】

● 農水省は、農林水産業から商工業、消費者までを一堂に集める「産業連携ネットワーク」を設立する。地域の基幹産業である食品産業や農林水産業の振興に向けて新たなビジネスモデルを作りだすのが目的で、12月1日に東京都内で設立総会を開く。JA全中やJA全農、日本経済団体連合会(経団連)、主婦連合会、農業生産法人など約350の団体や企業、個人が参加する予定だ。
● 同省は、農林水産業者が農畜産物の加工・販売などに進出する6次産業の市場規模を、5年後に現行の1兆円から3兆円、10年後には10兆円規模に拡大することを目指している。
● 従来の農商工連携より連携の幅を広げ、農山漁村の再生や食品産業全体の振興につなげる。太陽光発電や小水力発電などのエコ産業も対象とする。
● 設立総会ではネットワークを運営する幹事を決め、今後の活動方針を議論する。産業連携でどんな要望・ニーズがあるのか把握するアンケート調査も年内に実施し、テーマごとに部会を設ける予定だ。来年3月を目途に部会ごとに中間報告をまとめ、2012年度からの実践に向けて提言を作成する。
● 農水省が12年度政府予算の概算要求に計上し、創設を検討している農林漁業成長産業化ファンドの活用も検討する。
● ネットワークの事務局は同省が担う。会費は無料で、メンバーは、随時募集する。同省は「民間の幅広い英知を結集し、多様なビジネスモデルを生みだす場としたい」(産業連携課)としている。

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◆ オランダ花卉協会BBHの活動も来年途中までで終了 オランダのプロモーションの行方は?

オランダでは、花のプロモーションについて、国を挙げて何十年も行ってきた歴史がある。これが、今、大きく変わろうとしている。一番のきっかけは、PT(園芸生産管理機構)がプロモーションと市場調査業務から完全に撤退することになったため。いままで、「業界課税」方式で取引時に徴収されていた資金がなくなることを意味する。これによって、PTからの資金を受けていた組織の活動も終了する。
しかし、オランダの生産者、流通者の組織は、それぞれプロモーションの必要性がなくなったわけではないことをよく理解している。今後は、業界内のそれぞれの団体が「ボランティア(自発的)」な資金集めと運用の仕組みを新たにつくり活動を行っていくことになりそうだ。BBHの活動も新たな組織として生まれ変わり継続されそうだ。(以下、鈴木のり子さんの情報とJFMA小川会長のブログを紹介します)

● オランダ花卉協会の活動の終焉へ 2012年で その後はBBH3.0へ移行か。
http://www.kosuke-ogawa.com/?eid=1938

● オランダ花卉協会は最後にして最大のプロモーション活動を行っている。
http://blog.goo.ne.jp/tagamo-tamago/e/64a87fdb7fd72426d7d8d3b9b4b362f6

● PTの活動が4月に終了してしまうため
http://blog.goo.ne.jp/tagamo-tamago/e/48419e602fd0ec28fb97a7e73239a425
花卉協会はすでにフローラホランド内に拠点を移している。
http://blog.goo.ne.jp/tagamo-tamago/e/44dfaa5ea22531d038b1ad138e5221ca

● オランダ国際球根協会の活動は年内で終了する。(日本も同様で年明けから新たな体制に)
http://blog.goo.ne.jp/tagamo-tamago/e/f1aabda870137bf809890e72f99570da

● 切り花、鉢物の輸出売上の伸び率が1%と収縮
http://www.kosuke-ogawa.com/?eid=1980

● 2月にはプレイスマン社(バラ種苗)が倒産した。
http://www.kosuke-ogawa.com/?eid=1574

□ 本田繁氏(花普及センター)によるオランダのプロモーションの仕組みについての詳細なレポート
http://www.maff.go.jp/j/study/kaki_sangyo/02/pdf/ref_data2.pdf


GWJ——————【 ミニ・クリップ 】——————-GWJ

□ 東京・葛西市場の「江戸花藝2011」雨の中開催されました

葛西市場の花のイベント「江戸花藝2011」は、11月19日(土)に開催された。あいにく嵐のような雨風となったが、イベントはかなりユニークで盛りだくさんな内容で、一般の方を含め、来場された方は様々な花の表情に触れ、楽しまれました。収益の一部はチャリティとなる。
http://ameblo.jp/cosmo-su-san-su-san-su/entry-11085049405.html
http://ameblo.jp/cosmo-su-san-su-san-su/entry-11085881026.html
http://ameblo.jp/cosmo-su-san-su-san-su/entry-11091489623.html

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□ 11月22日は「いい夫婦の日」 農産物売り込み作戦 花言葉 語呂合わせ  【11月17日日本農業新聞】

● 11月22日の「いい夫婦の日」を間近に控え、花や果実の産地でプレゼント用に農産物を売り込む動きが活発になってきた。今年は東日本大震災の影響から“絆消費”も期待される。花言葉や語呂合わせなど、「いい夫婦の日」に関連させた農産物の販売が目立つ。
● JA熊本経済連などでつくる熊本県花き研究会は、宿根カスミソウを生花店やスーパーなどに売り込む。花言葉は「感謝」。毎日、顔を合わせる夫婦の間ではつい忘れがちな「ありがとう」などの感謝の気持ちを、宿根カスミソウを贈ることで表現できないかと2004年から同研究会が提案。東京・銀座でスタートしたこの取り組みは全国に拡大した。「今年は関西の食品スーパー約30店舗でフェアを行うなど、物日として定着してきた」(同経済連)と話す。
● 佐賀県などでつくる県花づくり推進協議会は、「いい夫婦の日」で、花の消費を喚起しようと13日にイベントを開いた。今回初めてバラやトルコギキョウなど人気の花を結婚式用にアピール。PRは、公募で選んだ男女のカップルが活躍した。「県産の花を使って挙式し、その後、いい夫婦の日に花を贈ってくれれば」と夫婦になる前からの需要創出にも気合が入る。
● イチゴ主産地の栃木県では、今年から「いい夫婦の日」にショートケーキを提案。カレンダーでは22日の上が15日。15日は「イチゴの日」で、22日の上にあるため「イチゴが載っているという意味合いで、22日はショートケーキを食べる日とした」(県)。ショートケーキに使われるのは県産の「とちおとめ」だ。
● リンゴでもJA全農長野が、出荷本番を迎える「ふじ」で「いいふじ」という語呂にちなんでこの日に売り込んでいる。

○ 関西は卸が結束

● 「いい夫婦の日」のプレゼント需要を花業界全体で盛り上げていこうと、関西の花卸がスクラムを組んでPR活動を展開している。小売店などで飾ることができるポスターやのぼりを初めて作成、花のプレゼント需要を掘り起こす作戦だ。
● ポスターを企画したのは、大阪鶴見花き地方卸売市場の卸や買参人らを中心につくる関西花消費拡大委員会。これまで「端午の節句」や「母の日」に合わせたポスターを市場利用者に配っており、「いい夫婦の日」向けも作成。これに呼応する形で、近畿2府4県で花きを取り扱う約10市場の関係者でつくる関西生花市場協同組合(関協)がのぼりをつくり、活動が一気に広がった。
● ポスターとのぼりには、「いい夫婦の日」の文字と一緒に、花束を手にする男性を描いている。のぼりは合計1600本作った。このうち、鶴見市場は520本をポール付きで1本500円で販売する。卸売会社は「小売店に置いてもらい、参加意識を高めてもらいたい」と狙いを語る。
● 「いい夫婦の日」を関西の業界を挙げてPRするのは初めてで、大阪市北区の生花店は「10月のハロウィーンと12月のクリスマスの間、花店は寂しくなる。格好のイベントになる」と歓迎する。大阪府の卸売会社は「どんな花を贈るかは自由。業界が一緒になって、花を通じ、大事な人に感謝や愛情を伝える特別の日にできたらと考えている」と意義を語る。

□ いい夫婦の日目前 贈答用バラ続伸  (11月19日 日本農業新聞)

11月22日の「いい夫婦の日」を控えて、ギフト商材の定番であるバラ(スタンダード)の相場が18日、続伸した。日農平均価格(各地区大手7卸のデータを集計)は、前市より1本1円高い79円で取引された。「週末に、いい夫婦の日のフェアを開く生花店などから、各色に満遍なく注文が入った」(卸売会社)。前年よりは1割安いが、「その分、輸入から国産に切り替える動きも出ている」という。
「いい夫婦の日」のギフト需要がある宿根カスミソウは1本64円で前市より1円下げた。卸売会社は「一部産地の下位等級品でやや下げたが、染め物やラメ入りなど、22日の物日を当て込んだ仕入れが目立っていた」と話す。
ガーベラは前市より2円安い24円。「いい夫婦の日向けの仕入れはあまりなかった」とみる。週明け月曜日(21日)の取引について卸売会社は「バラとガーベラは23日の婚礼需要で引き合いが出そう。カスミソウは入荷が増え厳しいとみている」と話す。

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□ 「理想のいい夫婦」は、6年連続で「三浦友和・百恵夫妻」明治安田生命の調査で
http://www.47news.jp/CN/201111/CN2011111701000754.html
http://www.meijiyasuda.co.jp/profile/release/pdf/20111116_1.pdf

11月22日の「いい夫婦の日」を前に、明治安田生命保険は17日、夫婦をテーマにしたアンケート結果を発表した。理想の夫婦は、「三浦友和・山口百恵」夫妻が6年連続で首位になった。先行き不透明な経済情勢を反映か?おこづかいは減少、へそくりは増加で、夫・妻ともに過去最高!夫「45万円」に対し、妻は「115万円」。妻のおこづかいは「月23,263円」と昨年より739円減少。おこづかいは減っても、せめてたまのランチは“プチ贅沢”に? 「プレゼントを贈らない」夫婦が調査以来、過去最高の27.5%に。理想の夫婦の2位は「佐々木健介・北斗晶」夫妻で昨年10位から大幅にランクアップ。3位は「木梨憲武・安田成美」夫妻で昨年よりひとつ順位を下げるも4年連続トップ3入り。6位に「鈴木おさむ・大島美幸」夫妻が圏外から初のトップ10入りした。

□ 夫婦円満の秘訣は「よく会話をする」「感謝の気持ちを忘れない」 相手に言われたい一言は「ありがとう」!
● 円満と感じる夫婦は85%!「姉さん女房」夫婦と「イクメン」夫婦はさらに円満
● 円満夫婦の6割以上は「生まれ変わっても、もう一度同じ相手と結婚する」
● 夫婦円満の秘訣は「会話」と「感謝の気持ち」。“愛情を感じる”平日の会話時間は平均
「97分」!相手から言われたい一言は、「ありがとう」!
● 夫・妻ともに不満の1位は「整理整頓ができない」
● 夫婦のビフォー&アフター。結婚前は夫婦ともに「優しさ」「愛情」を求めるも、妻は結
婚後に大きく変化。妻の希望は“元気”で“働いて”くれる頼りがいのある夫

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□ 「親子大賞2011」は、「大竹しのぶさん・IMALUさん親子」に決定
http://www.dai-ichi-life.co.jp/information/oyako/index.html?WT.svl=b006

● 有名人親子の中から、最も共感できる親子を一般投票をもとに選定する「親子大賞」は、米国人写真家であるブルース・オズボーン氏が提唱する、親子の日普及推進委員会の公式イベントとして、2007年に第1回を開催し、本年で5回目となります。
● 今年、第一生命は「親子の日」の活動を応援するとともに、その一環として当社実施のキャンペーンにおいて、「親子大賞」の投票を受け付けました。親子の日ホームページでの投票分と合わせ、親子大賞2011に決定したのは、女優の大竹しのぶさんと歌手でモデル、アーティストのIMALUさん親子でした。
● 関根勤さん・関根麻里さん親子は、第1回(2007年)、第4回(2010年)の2度、親子大賞を受賞し、毎回多くの票を集め、日本中から圧倒的な支持が続いていることから、その栄誉をたたえ、親子大賞初の殿堂入りとなりました。

■ 「親子の日」は、7月の第4日曜日です。
http://oyako.weblogs.jp/news/

母の日は、5月第2日曜日。父の日は6月第3日曜日。そして「親子の日」は7月の第4日曜日となっています。(ちなみに、敬老の日は9月第3月曜日、孫の日は10月第3日曜日)
イベントとしては、「写真コンテスト」「エッセイコンテスト」「スーパーフォトセッション」「親子大賞」などが企画されているほか、全国の親子イベントのプラットフォームになるようなサイトになっている。

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□ 「彼女いない」6割突破  人口問題研調査 うち半数弱、交際望まず 【11月26日日経新聞】

● 交際している女性がいない未婚男性が初めて6割を超えたことが25日、国立社会保障・人口問題研究所の「出生動向基本調査」で分かった。交際相手のいない未婚女性も半数に迫り、過去最高を更新。このうち半数弱は交際自体を望んでいなかった。結婚の意思がある人は9割弱で横ばいだが、「一生結婚するつもりはない」と考える独身志向の未婚者は増えた。
● 同調査は原則5年に1度実施しており、今回は昨年6月に実施、18歳以上35歳未満の未婚者約7千人の回答を分析した。
● 「交際している異性はいない」と回答したのは2005年の前回調査に比べて男性は9.2ポイント増えて61.4%、女性は4.8ポイント増えて49.5%だった。このうち「特に異性との交際を望んでいない」と答えたのは男性は45.0%、女性は45.7%に上った。
● 未婚者全体では「いずれ結婚するつもり」と答えたのは、男性が86.3%(前回調査比0.7ポイント減)、女性が89.4%(同0.6ポイント減)と、これまで同様9割前後で横ばい状態。ただ「一生結婚するつもりはない」という男性は2.3ポイント増の9.4%、女性も1.2ポイント増の6.8%で、「態度不明の割合が減り、独身志向を表す未婚者が増えた」(同研究所)。
● 独身でいる理由(複数回答)を尋ねたところ、20代前半までは男女とも約4割が「必要性を感じない」「仕事(学業)に打ち込みたい」などと回答。20代後半~30代前半は約5割が「適当な相手に巡り合わない」など結婚の条件が整わないことを理由とする回答が多い。
● 前回調査は将来ほしいと考える子供の平均数が男女とも初めて増加に転じたが、今回は女性は2.12人で0.02人増加したものの、男性は2.04人と0.03人減少した。
● 希望する結婚年齢は男性が30.4歳(前回30.0歳)、女性が28.4歳(同28.1歳)と上昇が続いている。結婚相手との年齢差は平均で男性が「2.2歳年下」、女性が「2.1歳年上」。男女とも年齢の近い相手を希望する人が増えており、特に男性は「同い年」が35.8%(同29.4%)で最も多く、同研究所は「同い年志向の増加が著しい」と指摘している。

●【26日 産経新聞】
結婚したくても出会いが…交際相手なし男性61%、女性49% 国立社会保障・人口問題研究所が調査
http://sankei.jp.msn.com/life/news/111125/trd11112521180022-n1.htm

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□ 人口減少、高齢化と需給のミスマッチ 内需=シルバー市場の活性化を 【11月26日 日経】

● 昨年来、高齢化・人口減少とデフレの関係が様々に論じられてきた。一般論として言えば、人口動態は需要、供給の双方に影響を与えるのだから、単純にデフレという答えにはならないだろう。
● 問題の本質は、高齢化や人口減少が需要の中身を大きく変化させる点にあるのだと思う。
● まず、人口減少が既存産業での需要減退につながることは間違いない。年間の住宅建設が平均120万戸という時代は終わったし、自動車の販売台数が下方トレンドを描くのも避け難いだろう。外食などもカロリー・ベースの消費は確実に減る。そうした中で限られたパイを奪い合うなら、帰結が価格下落であることは誰の眼にも明らかだろう。
● しかし、その一方で高齢化は新たな需要も生み出すはずである。現状は、その需要を生かし切れていないのだと思うが、そこには次の2つの問題を指摘できよう。
● 一つは、医療や介護といった高齢化に伴い顕著に需要が増加する分野が公的コントロール下に置かれていることだ。病院の混雑ぶりや介護施設の不足をみれば、莫大な未充足需要は明白だが、自然に価格が上がったり、供給が増えたりする仕組みにはなっていない。多額の財政支援を前提とする以上、一定の制約は当然だとしても、過度の規制が市場の成長を妨げている。混合診療の解禁や診療報酬点数の見直し、付加的な介護サービスの弾力化などを進めれば、財政負担を抑えながら潜在需要を引き出す余地は大きい。
V

● 上記は政府の役割だが、もう一つは民間の努力不足もありそうだ。数年前には「団塊世代の退職で巨大なシルバー市場が生まれる」と期待されたが、今では「シルバー市場は難しい」との嘆きばかりが聞かれる。若者は人数が減ってもマスである一方、高齢者は所得・資産・嗜好のあらゆる面で細分化されているため、高度成長期のマス市場に慣れた企業には、若者狙いの方が楽なのだ。高齢化が進むこの国で、街にはファストフード、ファストファッションが花盛りという奇妙な光景は、その結果ではないのか。
● 円高などで産業空洞化を懸念する声が強いが、人口減少社会で企業がグローバル市場に活路を求めるのは当然だ。今求められるのは、官民双方の工夫で内需=シルバー市場を活性化し、空洞化を埋めていくことだろう。(希)

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□ 年賀状文面変わる 「おめでとう」より「ありがとう」 賀詞入れぬ動き 【読売、日経他】
http://www.chunichi.co.jp/hokuriku/article/news/CK2011112702000166.html
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2011111902000034.html
http://www.nikkei.com/access/article/g=9695999693819695E3EAE2E0878DE3EBE3E3E0E2E3E39191E2E2E2E2

年賀状を印刷することを考える時期になった。今年は、震災や自然災害が重なった年で、来年に向けても「おめでとう」という言葉ではなく、「感謝」や「絆」を思い起こすような内容の文面に人気が集まっているという。このような時代の気分を花の小売りの店頭ではどのように対応していくのかが問われる。

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□ 日本ブランド確立へ 輸出拡大で品目別体制 農水省の検討会 【11月26日 日本農業新聞】
http://www.agrinews.co.jp/modules/pico/index.php?content_id=10948

● 農林水産物の輸出拡大策を検討してきた農水省の検討会(座長=茂木友三郎キッコーマン名誉会長)は25日、輸出額を年1兆円に増やすための提言をまとめた。
● 都道府県の輸出拡大の取り組みを統一し、日本全体で「ジャパン・ブランド」を確立することの必要性を指摘。品目・相手国別に輸出協議会を設立することなどを提起した。実現に向けて、競合する産地や事業者らが共同歩調を取れるかが焦点になる。
● 提言は、これまでの販売促進が「都道府県ごとにばらばらで統一感がなく、海外のバイヤーから見て見劣りする面があった」ことなどを問題視。輸出協議会が最適な行動計画を作り、実行することを戦略の柱に据えた。協議会の設立に向けて同省は、主要な輸出事業者と話し合いを始める。
● また、(1)東京電力福島第1原子力発電所事故の影響への対応(2)事業資金を提供するファンドの創設などビジネスとしての輸出を支える仕組みづくり(3)グローバルGAP(農業生産工程管理)認証の取得をはじめ確かな安全性・品質の確保(4)海外での日本の食文化の発信――も戦略として掲げた。
● 同省は、農林水産業の「6次産業化」を支援する官民共同のファンドを創設するため、200億円を来年度政府予算の概算要求に盛り込んでいる。農産物輸出の取り組みにも投資する。
● 農林水産物輸出額は、10年が4920億円だった。11年は、原発事故の影響による輸入規制などがあり、9月までの実績が前年より6.2%減った。

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□ 日本花き生産協会 TPP参加反対 【11月26日 日本農業新聞】
http://www.agrinews.co.jp/modules/pico/index.php?content_id=10935

● 日本花き生産協会は24日、TPP交渉参加反対の声明を発表した。野田佳彦首 相の方針表明について「十分な情報開示と説明が ないまま行われたものであり、非常に残念」と失望感を表した。
● その上で「今、政府が行うべきことは、TPP交渉参加ではなく、疲弊しつつある農村地域における農林漁 業の国際競争力を強化する具体策を示すことである」とした。
● 国内花き生産について「既に自由化され、国際競争にさらされており、国際競争力を維持、強化していく方策を示すことである」と強調した。

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□ 手数料「上がれば他市場に」7割 東京市場の鉢物手数料 花き生産協会が調査 【11月18日日本農業新聞】

日本花き生産協会は、17日までに、花き生産者らが市場の卸売会社に支払う委託手数料について、生産者を対象に行った意向調査を発表した。
東京都が9月に手数料の対象品目を従来の「花き」から「切り花」と「鉢物」に区分。卸売会社の採算が悪化している鉢物の手数料引き上げが予想されたことから、緊急に調査した。「鉢物手数料が上がれば、出荷市場を変える」との回答が7割に上った。協会は「手数料引き上げに対する生産者の拒否感の強さが結果に表れた」とみる。
東京都中央卸売市場の鉢物手数料は現行9.5%。手数料は来年4月に見直し期を迎える。調査は、卸の手数料見直しの判断材料に使ってもらおうと、10月中・下旬に実施。関東や東海、九州など16県の鉢物生産者114人から回答を得た。
また、手数料が上がった場合に、市場以外に出荷する考えがあるかとの問いでは、全体の74%が「ある」と回答した。市場外流通を視野に入れている生産者が多いことが、この調査から浮き彫りになった。
この他、「手数料を下げる努力をしてほしい」(熊本県の生産者)、「採算がとれないらなば、市場数を減らせばよい」(栃木県の生産者)といった意見が目立った。鉢物を扱う卸売会社の中には、既に引き上げを検討する動きが出ており、協会は「現状の手数料9.5%が限界だ」と話す。

● 市場再編に向け、地方市場転換にともなう手数料などさまざまな憶測が出ている宮崎の事例もある
http://www.chuo-kaki.com/bbsogura/disp.asp?id=633

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□ 生花「日持ち保証」で販促 東京でセミナー開催 【11月23日日本農業新聞】

花の日持ち保証をテーマにしたセミナー(MPSジャパンが主催)が21日、東京都内であり、小売店や市場関係者ら約40人が日持ち保証販売への取り組み方法などを探った。日持ち保証販売は、小売店などが花の鮮度を一定期間保証する販売方法で、花の消費が減少傾向にある中、消費拡大につながると注目されている。
札幌市で日持ち保証販売をしている生花店・花佳の薄木健友社長は、9月の売り上げが前年より15%伸びたことを報告。「日持ち保証が品質への安心感にもつながり、ギフトの注文が増えるなど相乗効果が表れた」と話した。生産地での採花後の前処理についても触れ、「これをしっかりしないと花落ちなどで信頼低下につながる」と前処理の重要性を強調した。
市場側でも兵庫県の兵庫県生花が、花をせりに出す際に、せり画面に「日持ち保証実験7日間クリア」などの表示をしている事例を紹介した。福島県で宿根カスミソウを栽培する昭和花き研究会の菅家博昭会長は、「日持ち保証販売をするには産地が前処理をするなど、品質管理をすることが重要だ」と指摘した。

参考:JFMA小川先生のキャンペーンや「日持ち保証」への考え方 育種から小売店までを一貫してつなぐ。
http://www.kosuke-ogawa.com/?eid=1901#sequel
※小川先生は、JFMAニュース11月10日号の巻頭言で次のようにも書いている。「低温物流と加工産業」を基軸にした業界再編成への動きについて(カクヤス社やオイシックス社による花の小売り部門買収に絡めて)

「オランダの展示会を訪問した守重副会長(インパック社長)によると、「フラワーウォッチ」が事業内容を変えつつある。つまり、当初の誘導機である物流改革の視点から、業界全体の供給チェーンを見据えた「綜合的品質管理システム」の会社に変身しつつある。国内でも同様な動きが見られる。市場(荷受け会社)は、低温物流や品質管理(日持ち保証)に、従来は真剣に取り組んでこなかった。しかし、最近になって、こうした姿勢を変えようとしている。花束の加工現場やコールドチェーン物流に、この先は大きな変革が予想される。輸入品の加工作業と量販店での販売を軸に、既存の物流が再編される動きが加速する物と思われる。重要なポイントは、変革の起爆剤が業界の外からやってきていることである。業界の外部から見ると、花や緑の部門は事業としてチャンスがあると見られていることである。われわれがその点に、きわめて鈍感だということである。」

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□ 雑誌「経済界」!に、福島県のカスミソウ産地 昭和村の「昭和花き研究会」が記事で紹介
http://www.keizaikai.co.jp/

現在書店で販売中の雑誌『経済界』12月号(957号)の76、77ページに福島県昭和村「昭和花き研究会」の活動が紹介されている。経済ジャーナリスト竹本昌史氏の連載「地域再生の現場を行く」村経済を支えるカスミソウ。首位の座維持へ独自の工夫(福島県昭和村、昭和花き研究会)。周囲をヤマに囲まれた人口1500人の昭和村は、日本一の栽培面積を誇るカスミソウの村。ここには、JA会津みどりの「かすみ草専門部会」60名と非JA系の「昭和花き研究会」の会員28名、双方合わせて88戸の農家があり、5月から11月まで全国40カ所の生花市場へ切れ目なく出荷する体制を取っている。2011年のカスミソウ販売額は村全体で3億7千万円の見通し。そのうち46%を数の少ない昭和花き研究会で稼ぎ出している。80年代の葉たばこからの転換、急成長、その後の停滞の歴史に触れる。厳しい環境のなかでも粘り強い挑戦を続けた昭和花き研究会の面々の活動は徐々に成果を上げていく。記事では戦略としての「カスミソウ主役」論、染色、販促活動などの紹介の他、バケット輸送、エコファーマーやMPS認証へのとりくみなどが取り上げられている。高齢化が進む中、新規の担い手育成も急務だ。

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□ 日経新聞 交友抄に 河野通郎(かわのみちお)「河野メリクロン」社長が登場
http://www.kawano-mericlone.com/

2011年11月10日(木)、経済界を中心に各業界の重要人物が語る日経新聞の交友録「交友抄」に、河野メリクロン河野社長が登場した。「ラン一筋に」。記事はトップページのお知らせのところにある。日本画の藤島博文画伯との23年のおつきあい。

● 藤島博文画伯の描いたすばらしいシンビジウムの絵
http://www.kawano-mericlone.com/museum/work.html

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□ 施設園芸は「精密農業技術」の開発推進へ 【 11月24日 日経新聞 夕刊 】

■ 農業の未来へのヒント 千葉大学名誉教授 古在豊樹 氏

畑に施用される肥料のうち、作物に吸収される割合は、チッソで40%程度、リン酸で15%程度である。残りの殆(ほとん)どは、土壌に蓄積されるか、地下水、河川、湖沼に移動して汚染源になる。農薬散布量に対する植物体への付着量の割合も同様に低い。
水不足の乾燥地域では、細いチューブで作物の根域だけに適時に適量を点滴かん水することで、大幅な節水を実現している。この考え方を適用して、最小量の肥料と農薬と水で高い収量を安定的に得る「精密農業技術」の開発推進が今後の省資源・環境保全的な食糧生産には不可欠である。
今後とも食糧生産の基盤となる、太陽と大地と水に依存する田畑農業においては、特に、省資源と環境保全を大幅に進展させるための技術革新が求められる。
ところで、水耕による植物生産では、地面と隔離された栽培ベッドで作物を育てるので、施用した肥料と水のほぼ全量を植物に吸収させることができ、大幅な節水と肥料節減が実現する。排水による環境汚染も激減する。
この水耕がそのまま田畑農業に適用できる訳ではない。しかし、水と肥料の大幅削減が可能である水耕の原理を深く理解した上で、その原理を田畑農業で応用できないだろうか。技術革新は、視点を転換した、このような奇抜な発想から誕生し得る。
21世紀半ば以降に人口90億人に迫る地球の食料、環境、資源の三すくみ問題の解決には、在来農業技術と自然への深い敬意と理解を基盤としながらも、絶えざる技術革新が必要であることも肝に銘じたい。11月30日から千葉・幕張メッセで開催される展示会「アグロ・イノベーション2011」に行き、そのヒントを見つけたい。

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□ ニコライ・バーグマンさん 活躍続く

● 11月28日(月) 東京・大田市場、フラワーオークションジャパン社の新会議棟にて、静岡県「JAおおいがわメダリオンフェア」が開催された。ニコライ・バーグマン氏によるデモが行われ、JAおおいがわメダリオンのバラの魅力を紹介した。メダリオンは、JAおおいがわバラ部会の品質を誇るブランド。
http://ja-jp.facebook.com/faj.co.jp/posts/317398471606642
http://www.faj.co.jp/images/Twitterimage/tweet458.jpg
http://blog.goo.ne.jp/kyobashimasaru/e/2b54a51196ba63bca0d361905030fd0d

● JAおおいがわメダリオンのHP
https://www.medarionrose.jp/index2.php

●「エストネーション」老舗洋食店とフラワーアーティストとの共同制作ギフト【日経新聞別冊から】
大人のライフスタイルを提案するエストネーション。期間限定のギフトボックスが、同六本木ヒルズ店に登場する。東京・お茶の水の老舗洋食店、小川軒とフラワーアーティストのニコライ・バーグマン氏が共同で制作。小川軒のシェフが焼いたドイツの伝統菓子、シュトレンが、バーグマン氏による華やかな飾り付けとともにセットされている。心温まるクリスマスの贈り物になるだろう。(参考6,825円。12月11日(日)にエストネーション六本木ヒルズ店にて本人によるデモンストレーション開催)
http://www.estnation.co.jp/topics/201111/storeevent.html
http://www.roppongihills.com/shops_restaurants/shops/fashion/101550016.html (詳細を)

●達人のこだわり 黒田昌吾作、漆塗りカップ ニコライバーグマンさん 異なる表情 和の花器に
【日経新聞プラスワン 生活発見 達人のこだわり 11月26日】

フラワーデザインを中心に、ファッションなどとのコラボレーションにも積極的なニコライ・バーグマンさん(35)。13年前の来日以来、日本を基点に母国デンマークや中国など、活躍の場を世界に広げている。
和と洋のテイストを融合し、独自の世界をつくりあげるなかで出会ったのが「黒田昌吾作、漆塗りカップ」(1万2600円)だ。宮内庁御用達の漆器店・山田平安堂(東京都渋谷区)が扱うもので、本来はは飲用だが、花器として使っている。
「漆は一色塗りのものが多いですが、これは、塗りや彫りなど表情が器ごとに違うのがいい。ただ葉を挿すだけでも和を感じるデザインを作れます」日本に来た当初は、その価値を理解できなかった漆だが、何層にも塗り重ねて作られる奥深さを知り、大切にするようになった。
家庭で花を飾る際のアイデアを聞いた。「日本の人はなかなか花を短く切らないですが、自宅にあるお椀に、大きめの菊を短く切って水に浮かべるだけでいい。面白いデザインを作るためには、時にはもったいないという気持ちを捨てる。教えるときも、『心を冷たくして切るしかないよ』と言っています」

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□ フィンランドの花のスタイルを伝えるヘンティネン・クミさん

● クミさんの松戸の教室 フィンランドのクリスマスの紹介動画
http://www.youtube.com/watch?v=xDwC0WFEDB4

● 11月25日(金)の夜は、フィンランドの暮らしを楽しむ「イッタラ」社のイッタラGINZAで、3周年記念クリスマスパーティー「フィンランドのピックヨウル」が開催され、店頭でクリスマスブーケとリース、クリスマスヒヤシンスアレンジメントの実演をされた。12日には、デモ、ワークショップなども行われた。
http://www.iittalashop.jp/event/index.html
http://www.linoka.net/imgfind/home/Xmas2011FlierSideA.jpg
※イッタラ社の文化と商品を紹介するページ 「ピックヨウル(小さなクリスマス)と商品のコンビナリティ  http://www.iittalashop.jp/combinability/index.html

● 17日日曜日は、切花協会のカットフラワーアドバイザー更新講習会で丹羽英之さんとデモ
http://blog.flower-yuka.com/?eid=901479

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□ 東信(あずままこと)さんの「竹の仕事」と 「50部限定作品」の写真集 定価31万5千円
http://amkk.blog.so-net.ne.jp/2011-11-01

高級インテリアショップのカッシーナ・イクスシーでは、20世紀を代表する建築家&インテリアデザイナーであるシャルロット・ペリアンの新作展示会を開催した。青山・大阪・福岡で10月28日から11月20日の期間に行われた展示会では、フラワーアーティストの東信さんが広い会場全体に竹と苔によるインスタレーションを行った。
http://amkk.blog.so-net.ne.jp/2011-11-17
http://staging.cassina-ixc.com/ja/topics/archives/20111014_1236.html

今回発表された商品はペリアンが最初に日本に来た太平洋戦争直前(1940年)に、日本にある素材で制作した竹と木で構成された「シーズロング」を元にしたもの。70年以上たった現在でも新鮮さが全く失われていない。
http://www.cassina-ixc.jp/cgi-bin/omc?req=/misc/c_perriand2011fw.html

● シャルロット・ペリアンと日本 展(神奈川県立近代美術館 鎌倉)
http://www.moma.pref.kanagawa.jp/museum/exhibitions/2011/perriand/index.html

● 最近の東信さんの「いけばな」をテーマにした仕事も面白い。
http://amkk.blog.so-net.ne.jp/archive/201111

● 「JARDINS des online casino FLEURS」時代からパートナーとしてともに歩んできた写真家、椎木俊介さんとのコラボレーション作品集。限定50部、すべてが破格。日本の花の歴史に残る作品集となるだろう。「2009-2011 flowers」
http://www.seigensha.com/books/978-4-86152-317-5
http://amkk.blog.so-net.ne.jp/2011-10-29-1

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□ 日本一の菊の腕を競う 全日本菊花連盟全国大会 白山大会開催
http://www.agrinews.co.jp/modules/pico/index.php?content_id=10811

■ 第47回全日本菊花連盟全国大会(ぜんにほんきっかれんめい)(石川県・白山市)

● 菊に関する調査・研究、菊作りの普及や国際交流を行う「特例社団法人全日本菊花連盟」が主催する日本一の菊作りを競う大会。
● 全国の菊愛好家1000名以上が丹精込めて育成した自慢の作品約3000点を出品。開催地は同連盟に所属する39支部が持ちまわりで担当するため、毎年異なる。
● 出品される菊は鉢ではなく、切り花が主体で、黄色や桃色の鮮やかな菊花が咲き並び、全国の菊花展の中でも規模、権威を含めて最上位に位置する大会でもあり、優勝作品には内閣総理大臣賞の栄誉が与えられる。
● 切花、鉢づくり、盆栽など15部門54種の中で日本一の内閣総理大臣賞に選ばれたのは長野県の武井康守さんの「黄虎」(盆栽直幹系)。会場では各地の腕自慢らが交流を深めた。

※出品規格など(菊の分類がわかります)
http://www.disclo-koeki.org/09a/01009/a1.pdf

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□ 香川県高松市で 第11回アジア盆栽大会が行われた
http://www.aspac-takamatsu.jp/  (地元の職人・愛好家のページやイベントページが面白い)

11月18日から21日まで、松盆栽の生産量日本一の香川県高松市で「第11回アジア太平洋盆栽水石高松大会」が行われた。世界的な名品盆栽10万点が一堂に展示され、約30の国と地域から3万人の来場者が見込まれている。日本での開催は初めてで、欧米やアジアへの輸出も盛んな同市は、香川盆栽のすばらしさをPRしたい考え。
同市内のサンポート高松や玉藻公園、栗林公園で、盆栽・水石記念展示と文化庁長官賞受賞者など著名な盆栽作家によるデモンストレーションが行われた。オープニングセレモニーには盆栽・水石愛好家1200人が集まった。小西幸彦大会会長は「盆栽と水石を通じて、国境を越えた友好を深めよう」とあいさつ。浜田恵造県知事や大西秀人高松市長らも歓迎に駆けつけた。
2日目からは、鬼無植木盆栽センターやJA香川県国分寺盆栽センターで、黒松や五葉松などの盆栽畑を見学した。
※ アジア太平洋盆栽水石大会は,盆栽と水石の実演・展示を行う盆栽界では,世界最大の国際大会。  1991年にインドネシアバリ島で第1回大会が開催されて以来,2年に1回,アジア各国で開催されている。前回の台湾大会には,アジアだけでなくオーストラリア,アメリカ,ヨーロッパなど40を超える国と地域の盆栽・水石の愛好者らが参加した。
関連ストーリー
http://mainichi.jp/area/kagawa/news/20111118ddlk37040616000c.html?inb=yt
ロゴマークがいい
http://tamamo.blog.ocn.ne.jp/hibi/2011/06/post_39d6.html

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□ 逆さづりの観葉植物 ?! 【11月26日産経新聞 はやし・ひろのコレもありーな!?】
http://sankei.jp.msn.com/region/news/111126/tky11112608010000-n1.htm

● トリコインターナショナル「スカイプランター」(以前このニューズレターでも紹介済み)
http://www.bytrico.com/item/skyplanter/bsr01.html

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□ 大仏に植毛!? 髪型は自在 グリーンショップマエハラが雑貨 「大仏美容室」【12月1日フジサンケイビジネスアイ】
http://www.sankeibiz.jp/business/photos/111201/bsl1112010500002-p1.htm

● 植栽メーカーのグリーンショップマエハラ(鹿児島県鹿屋市)は“大仏の頭から鮮やかな緑の髪の毛が生えてくる”インテリア雑貨「大仏美容室」の販売を開始した。東急ハンズなどを中心に順次販路を拡大する。 大仏をかたどった陶器に、芝生の種を仕込んだ袋をセットしており、水をやると約1週間で緑の芝生が髪の毛のように生えてくる。芝生が伸びる過程でさまざまな表情を楽しめるほか、十分に伸びてからモヒカンやツーブロックなど好みの形にカットし、より個性的なインテリアを作り出すこともできる。大仏が笑う・怒る・悟るといった、異なる表情の3種類を用意。価格は3150円。売り上げ目標は明らかにしていない。
●「大仏美容室」は、企画・デザインを手掛けるウィープラス(東京都文京区)と設立した「M(エム)」ブランドの第1弾商品。第2弾は来春の発売を目指し開発を進めている。同ブランドを通じ「癒やし」と「笑い」を融合させた植物の新たな楽しみ方を訴求する。

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□ 暖気流出防止カーテン開発 インテリア製品開発製造販売 アスワン社
http://www.aswan.co.jp/home/commodity/commodity_046.html

V

● インテリア製品の企画開発、製造販売を手がけるアスワン(大阪市西区)は、室内の暖かい空気が窓から逃げるのを防ぐレースカーテン「高蓄熱保温レース」を発売した。
● 帝人ファイバーの蓄熱保温効果に優れた特殊糸「ヒートエナジー」を使い、カーテン用蓄熱保温材を開発した。この素材を採用した商品は、太陽光が生地を通過する際に、糸に含まれる波長領域を吸収する炭素系無機質微粒子が光を熱に変換する。蓄熱保温性を持たせ、暖かい空気が外に逃げるのを防ぐという。(以上11月28日産経新聞)
●カーテン業界、というものがあり、ここでも、省エネ視点から「遮熱」「蓄熱保温」がテーマになってきている。
http://www.curtainkyaku.com/blog/2011/06/page/3

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□ 神代植物園(東京)でショクダイオオコンニャクの花が咲き始めた
http://www.tokyo-park.or.jp/park/format/info045.html

ショクダイオオコンニャクの花は、巨大な花であること、また、めったに咲かないこと、そして強烈な「におい」がするという興味からたいへんな人気!?がある。多くの人が訪れるだろう。

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□ ブータン国王の国は、青いケシの花が咲く国

● 福島の子どもたちに語りかけたことば 龍は心の中にいて、経験を食べて強くなる。
http://www.youtube.com/watch?v=NDudElQHYwI
● 11月17日の国会で話された演説の全文 日本はどこに向かおうとしているのか。(花はしあわせに関わる産業です。)
http://getnews.jp/archives/152497

● ブータン、青いケシの花紀行
http://blog.livedoor.jp/bhutan_diary/archives/2822047.html
● ネイチャリング・ツアーなども旅行各社が企画している。
http://www.naturing-tour.com/news/index.html

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□ 東十条駅の生け花 心潤す都会のオアシス 【11月29日読売新聞「桐谷夫妻の一期一絵」】

息をのむような美しい生け花が、かつては銭湯や店のショーウインド-、家庭の玄関など至る所に見られたものです。しかし、最近は随分少なくなりました。ところが、生け花の絶えない、思いがけない場所があります。それはJR京浜東北線の東十条駅です。
同駅北口には「草月流」、南口には「山月」という二つの流派の生け花があって、見事な作品を見るたびに社交ダンスの練習に通う私の心をいやしてくれます。まるで都会のオアシスのようです。
季節を伝える優雅な日本の伝統美に触れると、せわしい生活を送っている私の心は安らぎ、力がわいてくるのです。
「山月」の小川瑞子さんと岡田靖子さんは、仲間と3人で20年以上も前から同駅南口に花を生けています。ほかの駅の駅長室や学校などでも生けているそうです。
小川さんが言いました。「花を生けていると、声を掛けてくる男性がいます。ある男性は毎朝出勤途中に眺めて力をもらい、帰りには感謝の気持ちで拝んで通り過ぎるそうです」
一方、岡田さんは自宅のすべての部屋に、たとえ1輪でも必ず花を生けます。花を見ると自然に包まれているようで、気持ちがほっとするからです。
生け花を通して得たものはたくさんあるそうです。しかし2人の様子を見ていると、2人の出会いと温かな友情こそ、最大の恵みのように思えます。
生け花の将来が心配ですが、小川さんは「花には人の心を清める力があるから、生け花は決して絶えることがありませんよ」と、安心させてくれました。 (文・桐谷エリザベス)

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□ 「いけばな池坊550年祭」「大砂物」再現など記念行事開催 【11月25日讀賣新聞など】
http://news.walkerplus.com/2011/1103/10/
● 来年で550年を迎える華道家元池坊は、11/1に六角堂に隣接する池坊会館(京都市中京区)で「いけばな池坊550年祭」概要記者発表会を行なった。記者発表会では、11/9(金)から京都高島屋で行われる「旧七夕会池坊全国華道展」を皮切りに1年間行われる550年祭の記念行事と、戦国時代の家元・池坊専好(せんこう)の華人としての生き様を描いた時代小説「花いくさ」が12/29(木)に発売される事が発表された。
● 550年祭は、テーマに「いけばなの夜明け Ikenobo-On the rise」を掲げ、11/13(日)に開催される、高校正によるコンクール「Ikenobo 花の甲子園2011」全国大会や、池坊専好(せんこう)の大作「前田邸大砂物」が復元展示される東京・日本橋高島屋の「池坊550年祭 東京特別花展」などバラエティに富んだ行事が予定されている。
● また、小説「花いくさ」は、専好が、豊臣秀吉が前田利家邸を訪れる際に幅7メートルに及ぶ床に立てた大作「前田邸大砂物」に伝えられる戦国エピソードを基に書籍化したもの。豊臣秀吉の命によって切腹した、盟友・千利休の死をめぐる葛藤や、専好の花や家族に対する愛情が綴られている。単行本編集長である角川書店の吉良浩一さんは記者発表会で「血のかよった、息使いの聞こえてくるような描写だ」と表現。作者の鬼塚忠さんは「花を見る間に、いかに花が美しいか、世界に見てもらいたいと思った」と映画化への期待を語った。
● そのほか、次期家元である池坊由紀さんが、寛正3年(1462年)に記された僧侶の日記「碧山日録」のなかの、先祖・池坊専慶(せんけい)が生けた花の記述に基づき、菊など11種類の花材を使用して550年前のいけばなを再現。会場の壇上で「立て花」を披露した。
● 次期家元は、11/11(金)の六角堂献華(けんげ)をスタートに、西国三十三所のすべての寺院で献華を行うことを発表。震災や台風による慰霊復興と日本の平和、人々の幸せを願って約3年間かけて寺院をめぐる予定だ。【関西ウォーカー/森智美】

●「いけばな池坊550年祭」の詳細はこちら
http://www.ikenobo.jp/ikenobo550/index.html
● いけばな池坊 オフィシャルHP
http://www.ikenobo.jp/

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□ いけばなから見る日本文化論 伝統文化を担う若きリーダー、未生流笹岡家元が新書を出版
http://www.amazon.co.jp/dp/4106104423/

いけばなをセンスや感性で語るだけではなく「ロジック」で語るべきだ、という笹岡さん。シニア男性こそいけばなをやるべし。
『「女性の稽古事」「センスの世界」だなんて大間違い。理論派として知られる「未生流笹岡」の新家元(今年、継承)が、三歳から先代に叩き込まれた古典の型、生まれ育った京都の風土、そして大学で学んだ建築学を背景に、いけばなの歴史・型・美意識を読み解けば―。カキツバタとアヤメ、ショウブの違いから、床の間の見方、アルミサッシの左右、座布団の前後の見分け方まで。いけばなを通じて日本文化の粋がわかる知的入門書。』

●「いけばな―知性で愛でる日本の美」 (新潮新書): 笹岡 隆甫 著
目次:序章 理系向きのたしなみ、第1章 「供える」から「愛でる」へ、第2章 型に反映された思想、第3章 変わるデザイン、変わらぬ美意識、第4章 四季をいける、終章 伝統とは変わること。

● 笹岡隆甫さんのブログ http://kadou.cocolog-nifty.com/blog/
● 未生流笹岡 オフィシャルHP http://www.kadou.net/
● 小説「天涯の花~小説未生庵一甫」澤田ふじ子著 (中公文庫)
http://www.amazon.co.jp/dp/4122022002/
いけばな未生流を興した未生庵一甫の生涯を小説として描いた一代記。

※ こちらもおすすめ
「花僧―池坊専応の生涯」澤田ふじ子著 (中公文庫)
http://www.amazon.co.jp/dp/4122016592/

※ 同じくおすすめ 草月流家元の新書 (以前にもご紹介しました)
「いけばな 出会いと心をかたちにする」勅使河原茜 著 (角川oneテーマ21)
http://www.amazon.co.jp/dp/404710275X/

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□ 遺言信託の手数料高騰 昨春比3倍も、相談複雑でコスト増 「終活」・・・【11月26日日経夕刊】

● 財産相続の相談に乗り、遺言書の作成や財産処分を請け負う「遺言信託サービス」の手数料が高騰している。相談内容が複雑になり、1件当たりの作成コストが膨らんでいるためだ。
● 大手信託銀行の手数料は一部で昨年春に比べ3倍に跳ね上がった。手数料の高騰はサービス事業の普及には妨げになりかねないとの声も出ている。
● 大手信託銀行の場合、遺言書作成の基本手数料は現在31万5000円(公正証書などの作成手数料を除く)。中央三井信託銀行が今月から、住友信託銀行が昨年4月からいずれも10万5000円だったのを3倍に引き上げた。
● 「ここ5年ほどで相談内容が複雑になり、作成コストが上昇した」(住友信託銀)のが値上げ理由だ。相談から作成まで半年以上かかる例も少なくないという。
● 信託銀行は遺言書の作成支援だけでなく、財産処分まで請け負うことが多い。遺言書の作成過程で依頼人の財産内容が明らかになるとあって各行は資産運用の受託につなげようと力を入れる。
● ただ「手数料が高すぎると普及の障害になる」との批判もある。りそな銀行は基本手数料を21万円に設定。「幅広い顧客を取り込む方針」(りそな銀行)という。弁護士らが設立した特定非営利活動法人「遺言・相続リーガルネットワーク」(東京・千代田)も手数料を10万円に抑えている。
● 信託協会によると、2010年度末の遺言書の保管件数は前年度比約6%増の約7万2000件と遺言信託は年々増加傾向にある。

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□ 「終活」「墓友」「永代供養」「生前契約」などなど・・・最近のお墓事情 【11月29日読売】
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=50967

● 元気なうちに人生の終え方を考える「終活」が広がるなか、墓や葬儀について備える人たちの間で、新たなつながりが生まれている。同じ墓に入る「墓友」(はかとも)と呼ばれる仲間などの交流も広がっている。
● 東京都町田市の民間霊園内に設ける桜葬(さくらそう)墓地。桜の木が墓石の代わりに植えられ、その下に遺骨を納める形式だ。継承者は不要で、個人で申し込める。契約者は、約1500人。単身者や子どものいない夫婦に加え、「息子や娘に世話をかけたくない」と申し込む人も多い。
● このNPO法人には、俳句やウオーキングのサークルもある。理事長の井上治代さんは「核家族化、少子化で地縁、血縁が薄まる中、墓を軸に新たな縁が結ばれている」と話す。近く大阪府高槻市にも桜葬墓地を開設する予定だ。
● 葬祭場でも同じ場所で葬儀を予約していることが、友人作りのきっかけになることもある。生前予約をした人たちの交流会などが生まれている。葬送ジャーナリストの碑文谷創(ひもんやはじめ)さんは、「葬送は家を中心にしたしきたりの中で行われてきたが、今は自らの意思で選ぶ時代」と指摘する。「同じ選択をした人たちとは共感しやすく、結びつきも強くなる。死を見つめることで始まるつながりは、今後も広まるのでは」と話している。

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□ 【花祭壇】事例案内

● 故 西岡前参院議長の参院葬
5日に亡くなった故 西岡武夫前参院議長の参院葬が25日、都内の青山葬儀所で営まれた。
http://www.sannichi.co.jp/kyodo/news2.php?genre=Politics&newsitemid=2011112501000713
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/111125/plc11112518050017-n1.htm
● 故 辺見じゅんさんを偲ぶ会
富山での偲ぶ会 花祭壇 http://dl.dropbox.com/u/8221393/henmijun2.jpg
http://www.mytowntv.jp/topics_detail.phtml?Record_ID=cf2d6d38b5fe0d41b7c3db8522576a90
東京での偲ぶ会 壁面に花祭壇
http://dl.dropbox.com/u/8221393/henmijun.jpg

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□ 鶏の骨、餅、観葉植物・・・食べさせない 【ペット対策】11月29日毎日新聞くらしナビ

これからの時期、クリスマスやお正月など楽しいイベントが続くが、鶏の骨や餅をのみ込んでトラブルになるなど、冬場に特有の誤飲事故にも注意が必要だ。
フライドチキンなどの鶏の骨は縦に裂けやすく、ペットがのみ込むと、のどや胃に刺ささったり、胃を突き破って腹膜炎を起こす危険がある。餅はうまくのみ込めずにのどに詰まったり、消化不良を起こすこともある。井上さん(ペット保険のアニコムホールディングスの獣医師)は、「普段から人の食べ物を与えないことは当然だが、残飯などのゴミをペットの手の届くところに置かなければ、危険な誤飲は避けられる」と話す。
クリスマスに飾るポインセチアは、茎から出る樹液や葉をペットが食べると、嘔吐や下痢を起こすことがある。また、口の中がただれたり、皮膚に付着して皮膚炎になることもある。井上さんは「摂取した量や犬猫の体質によって、症状や症状が出るまでの時間、重傷度が違ってくる。時間が経過してしまうと、中毒成分が体内に吸収されて症状が重くなるので、摂取したり摂取した疑いがある場合には、すぐに動物病院で受診して」と呼び掛ける。

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□ 趣味のお値段 「ランの栽培」おいくら? 必要以上に手を掛けないこと 【11月28日読売】

● コーディネーター 相模洋蘭園 代表 大場利一さん

ランというと慶事の贈り物として人気の高い「胡蝶蘭」など、高価な花という印象を持つ人も多いだろう。だが、神奈川県平塚市で相模洋蘭園を営む大場利一さんは「苗そのものは安価で売っているものが多い」と話す。実はランの栽培は、自宅にいながら、手軽に始められる趣味なのだ。
ランといっても、洋ラン、東洋ラン、日本のランといろいろあり、自然界に存在する原種が3万種以上、人為的に交配して作った品種が10万種を超すとも言われる。
初心者に適している品種として、大場さんが推薦するのはカトレアだ。カトレアの色鮮やかな花は、観賞用として申し分ない。同じカトレアでも花の形、色、大きさは違い、交配した種は「咲くまでどんな花になるか分からない」ところも魅力という。ミニ系では年に3回、咲くタイプもある。
栽培のコツは、「必要以上には手をかけない」ことという。初心者が犯す失敗の大半が、水のやり過ぎによる「根腐れ」だ。最初は同じタイプの苗を複数買って、それぞれ水の分量を変え、置く場所も分散する。日の当たり方、温度、湿度は同じ室内でも違うため、分散して育てることで、どんな条件で花が咲くかが、学習できるという。
毎年2月、東京、水道橋の東京ドームで開かれる「世界らん展」では様々なランが出品、販売される。鑑賞しながら、気に入った苗を入手してはどうか。

道具編:鉢(素焼き・プラスチック)50円前後~、園芸用スプレー 200円前後~ 最高最低温度計 3000円前後~、カラーラベル(ネームプレート)300円前後~、園芸ばさみ 2000円前後~。
実践編:水苔(150グラム) 1000円前後~、ニュージーランドバーク(5リットル入りパック)600円前後~、洋ラン液肥(560cc入り)1200円前後~、カトレアの苗(花が咲いていない苗)500円前後~、カトレアの株(花が咲いている)1500円前後~

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□ 松田一良先生「クリエイティブ・コンテナガーデン」出版
http://www.amazon.co.jp/dp/4416411014/

● 園芸装飾の第一人者であり、多くの後進を育ててきた松田一良先生がコンテナガーデンの本を「フローリスト」の誠文堂新光社から出版された。さまざまなシチュエーションに応じたコンテナガーデンのアイデアを紹介。
●「50点以上の洗練された作品例とその解説を通じて、アイデアを形にする発想の方法や、場所に応じたコンテナガーデンの制作、メンテナンスなどを紹介します。基本の作り方やカラーコーディネート、コンテナの素材別特性など、おさえておきたい知識も網羅。趣味で楽しむ人はワンランク上の作品づくりの参考に、園芸やガーデンに携わる人には実戦で役立つ、さまざまなノウハウが凝縮されたコンテナガーデンのバイブルです。」

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□ 「母へささげる私の誕生日」に反響 :【11月25日 読売新聞】
http://www.yomiuri.co.jp/komachi/news/20111125-OYT8T00136.htm

● 12日付読売新聞のくらし家庭面「ぷらざ」欄に掲載された志田由紀さん(49)の「母へささげる私の誕生日」に多数の感想が寄せられた。津波で亡くした母への思いをつづった文章に、自分と親との関係を重ね合わせた人が多かった。
● 志田さんは、岩手県・大船渡港の近くで、ダウン症で視覚障害のある長女の名津紀さん(27)、父の勝部宗龍(そうりゅう)さん(77)、母の満代さん(当時74歳)と暮らしていた。保育士の志田さんは地震発生時、高台にある保育園にいて難を逃れた。震災から4日目にようやく病院で家族と再会できたが、満代さんの姿はなかった。
● 激しい揺れの直後、満代さんは津波が堤防を越えたのに気付き、「オラのことはいいから」と、名津紀さんを乗せた車をすぐ出すよう宗龍さんに言ったという。「生きろ」「バンザイ」と繰り返す満代さんの声は、アクセルを踏みながら宗龍さんが聞いた。
● 千葉県松戸市立横須賀小学校で3年生を受け持つ青塚悦男さん(54)は12日朝、自宅で志田さんの投稿を読んだ。その日に行われる「土曜参観」の道徳の教材にした。
● 「自分の母のことを思い出して教室で泣いてしまいそう」で、投稿は児童に読んでもらった。最後の1文の「産んでくれて本当にありがとう」と全員で読み上げて授業を終えた。後日、児童らが書いた感想には、「わがままな自分を産んでくれた人はとてもやさしいと思いました」「自分の命を、東北の人の分まで大切にします」などと書かれていた。青塚さんは、「命のつながりについて、思いを共有できたと思います」と話す。
● 横浜市の小泉悦子さん(46)は「志田さんのお母様の行動や言葉に、究極の母の愛を感じた」とメールを寄せた。独り暮らしの母に感謝の気持ちをもっと伝えなくてはと振り返り、「私は今日から変わると思います」と締めくくった。
● 母を病気で亡くして30年になるという茨城県古河市の江原みよ子さん(60)は、「母に『もっとやさしくしてあげていれば』という気持ちが自分に重なった」と書く。来月の自分の誕生日には墓前で「産んでくれてありがとう」と言うつもりだ。
● 神奈川県平塚市の女性は、投稿の載った紙面を切り抜いて家計簿に挟んだ。「志田さんのお母さんは、津波に負けても人生に負けなかった。私もそんな一生を送りたい」とつづった。
● 志田さんは、満代さんがどんな気持ちで「バンザイ」と叫んだのか今も考え続けている。心の整理がつくのは先になりそうだという。「子や孫を思う母の生き方が、多くの人の心に響いたのだと思うと、とても救われた気持ちになります」と話している。

【 投稿の要旨 】
10月29日は私の誕生日。去年、チョコレートシフォンケーキを用意して待っていてくれた母に、私は「バニラのほうが好きなのに」。目が悪く体も弱い母が探してきてくれたのに不満ばかり言っていた。
でも、今年になって分かった。誕生日は産んでくれた母に感謝する日なのだと。母は3月の震災で逝った。迫り来る波を背に、私の娘を車に押し込み、「生きろ」「バンザイ」と叫んで流されていった。
携帯電話にある「ババ」の番号にかけて、大きな声で言った。「お母さん、産んでくれて本当にありがとう」

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□  【新聞の投書欄から】

以下はこちらへ↓
http://dl.dropbox.com/u/8221393/toushoran83.htm

● お裾分けで地域の輪広げる 笹原時夫76 神奈川県伊勢原市 【読売新聞11月26日】
● 心に花を咲かせよう 小林好野72 宮城県岩沼市 【日本農業新聞11月25日】
● 古希の身辺整理 川上和子70 主婦 千葉県市原市 【毎日新聞11月25日】
● 唯一の会話手段 清野景子64 主婦 福島県郡山市 【読売新聞11月27日】
● 農業祭で無料配布 感謝の心忘れずに 西 由紀35福岡県久留米市 【読売新聞11月29日】
● 父を思う 島 真貴子57 主婦 さいたま市南区 【毎日新聞11月23日】
● カマ子さんの卵と冬越す 中川悦子64 茨城県高萩市 【読売新聞11月26日】
● 子どもの詩  【読売新聞11月25日】

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■ 編集後記
○ 忙しい毎日。ふと、気がつけば、来年のことを考えるような時期になりました。11月28日に行われた「球根サミット」に参加しました。秋植え春咲き球根を、「季節を告げる風物詩」のようにお客様に提案できないかといったお話が印象的でした。秋の「サンマ」のように、球根がいろいろなところで店頭に並び、秋が来たことを告げる。球根を庭に植えることを「作業」にしないで、家族や地域の人たちとの交流や絆づくりに活用する・・・まだまだできることがあるのではないか・・・。同じ黄色いチューリップでも早咲き、遅咲きなど開花期にずれがあることを利用して長期で楽しむ花壇を提案する・・・。球根の売り上げはたいしたことないかもしれませんが、たいしたことないという意識からはお客様の立場に立った提案はできませんね。コーディネーターのレン・オークメイドさんは、「球根はダイヤモンドと同じ価値があると思います」と話されました。僕らは、球根だけではなく、花の価値についてどれだけ理解しているのかなとあらためて問いかけられた気がしました。
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