ニューズレターNO.0082

■■■■■■■ グリーンウイングスジャパン・ニューズレター ■■■■■■■

大田市場仲卸、大森花卉さんでグリーンウイングスジャパンの「ガーデンローズフェア」が11日まで開催されていました。弊社からは朝山が店頭に立ちクリスマスをテーマとした資材等もあわせてご紹介をさせていただきました。ありがとうございます。
http://www.oomorikaki.co.jp/blog_news/2011/11/g-1111.php

———————————– 2011.11.15号【No.0082】第45~47週目

発行元 株式会社グリーンウイングスジャパン < http://www.greenwings.jp/ >

GWJ————————【 11月下旬 】———————–GWJ

10月29日(土)~正倉院展 奈良国立博物館 (蘭奢待公開)
11月1日(火)~4日(金)ホルティ・フェア(オランダ・アムステルダムRAI)
11月4日(金)、5日(土)、6日(日) 花の力プロジェクト 復興支援バスツアー (陸前高田往復)
11月8日(火)立冬 午後1時~2時30分JFMAアフタヌーンセミナーIFEX2011分析
11月9日、10日 花き研究所 平成23年度花き研究シンポジウム
11月15日(火)七五三
11月17日(木)ボージョレー・ヌーボー解禁日
11月22日(火)いい夫婦の日 カスミソウの日
11月22日(火)フローリストセミナー「山本侑貴子さんに学ぶ空間プロデュース」
11月23日(水)小雪 勤労感謝の日
11月24日(木)感謝祭
11月25日(金)OLの日
11月29日(火)ミヨシ流通向け展示会「花咲く展示会」開催 (山梨県北杜市小淵沢町)
12月3日(土)妻の日
12月7日(水)大雪
12月11日(日)松市(東京の市場など)
12月12日(月)ダズンローズデー
12月18日(日)千両市(東京の市場など)
12月22日(木)冬至
12月23日(金)天皇誕生日
12月25日(日)クリスマス
1月24日(火)~27日(金)IPMエッセン(ドイツ・エッセン)

【11月のモチベーション・テーマ】http://www.nnh.to/11/weekmove.html

○ 婚礼シーズン最盛期に、シクラメン、ポインセチア、クリスマスツリー市など、アメリカオレゴン州産のモミ枝など入荷。春の花出回り始める。

●【二十四節気と雑節など】 http://www.nobi.or.jp/calendar/24.html

○ 11月23日(水) 小雪 しょうせつ
陰暦10月の中で、陽暦11月22日か23日。まだ、市街には本格的な降雪はないが、遠い山の頂きには雪が見られ、冬の到来が感じられるころ。
○ 12月 7日(水)  大雪 たいせつ
陰暦11月の節で、陽暦の12月7日か8日。日本海側や北国では本格的な雪が降りだす候。
○ 12月22日(木) 冬至 とうじ
陰暦11月の中で、陽暦12月21日か22日。冬至は暦の上では冬の最中で寒さの厳しい時期だが、この日を境に日脚は伸びていく。「冬至冬なか冬はじめ」といわれる。この日は、柚子湯を立てたり、お粥やカボチャを食べて無病息災を祈る。

●【六輝(六曜)カレンダー】http://zexy.net/man/rokki/cal/2011/
大安の土曜、日曜、祝祭日等 11月の後半から12月は、なし。

● 花きをとりまく情勢に関する基礎資料
http://www.maff.go.jp/j/seisan/kaki/flower/f_kentou/pdf/sanko.pdf

GWJ———————【 ニュースIndex 】———————–GWJ

◆ 東京・葛西市場の恒例イベント「江戸花藝2011」は一般公開のチャリティに
◆ 「Garden of Hope 希望の庭」完成 復興支援活動 「花の力プロジェクト」陸前高田で
◆ 鉢物委託手数料 上げ意向 東京の卸  【日本農業新聞10月29日】
◆ オランダのフロリアード2012 フェンローに出展、参加者募集
◆ 「フラワーバレンタイン2012」フェースブックに登録して「いいね!」を集めよう

GWJ——————–【 ミニ・クリップIndex 】———————GWJ

□ 悠仁さま、「着袴の儀」と「深曽木の儀」皇室では41年ぶり
□ 切り花 前年の3割安 安定入荷に高値反動  【日本農業新聞11月10日】
□ タイの洪水の影響 デンファレ輸入減 株が水没した農場の様子 【日本農業新聞11月3日他】
□ MPSジャパン主催 「日持ち保証販売啓蒙セミナー」東京で開催 11月21日(月)に
□ NHKドラマ「カーネーション」徐々に人気に 椎名林檎さんのテーマ曲への思い
□ 進化するCSR  「CSRからCVSへ」や「CSR3.0」 社会貢献と本業の融合進む 【日経MJ10月24日】
□ 住友化学、山形に農業法人 トマトとイチゴ生産 地元農家を組織化 【日経10月31日】
□ らでぃっしゅぼーや 肥料・種苗に参入 JAより割安に 【日経新聞10月18日】
□ 商品不当取引 起因は小売業 公取委「注意深く監視」 【日本農業新聞10月23日】
□ 暴力団排除条例と花店の対応
□ 花屋が併設するATM 日本で初めての試み みずほ銀行と日比谷花壇が出店
□ 「花良品」は、店舗をすべて閉鎖し、ネット販売のみの営業体制へ
□ 結婚式費用356万円(2010年度)「おもてなし志向」強く 【日経MJ11月4日】
□ 沖縄リゾートウェディング協会 40社が来年1月に東京・青山でブラフェア開催
□ セキスイハイムのCMに武井咲さん起用 白いブーケ手に会見
□ 挙式準備、お助けアプリ 段取り・会場選び、楽に 【日本経済新聞夕刊10月20日】
□ 商品に付加価値 宿根草一般的に 三好紀康社長インタビュー 【日本農業新聞10月17日】
□ 「ビフォアパンジー」ってなんですか?サカタさん
□ 菊1本の茎から4351輪の花、「世界一」認定 埼玉県熊谷市の野村さん 大阪・和泉で展示
□ 「花いけバトル」というスタイルのデザイナーズイベント開催
□ 市民を対象に「植物医師」育成 東大がシンポ 【日本農業新聞11月4日】
□ 花育 千葉県君津市 杉谷啓子さん  【日本農業新聞11月6日開花宣言女性のページ】
□ 秋バラの香り存分に 神代植物園(東京都調布市) 【日経新聞10月22日夕刊】
□ 世田谷花きばら研究会 10月に新品種検討会を開催しました
□ 「手元供養」はアクセサリーで 死別から立ち直る一助に 【産経新聞10月25日】
□ 「遺品整理代行業」という仕事  【毎日新聞11月8日】
□ 榊のネット宅配専門サイトや スタンド花を宅配するお花屋さんの出現 葬儀の花も宅配で
□ 時代の変化に合わせて新しい葬儀の花の提案 ユー花園 新作装花内覧会
□ オフィスでホッとコミュニケーション「ビズチョコ」事情 【産経新聞10月21日】
□ ケータイカメラ撮影用の なんちゃって「接写レンズ」と「広角レンズ」
□  【新聞の投書欄から】
● ハロウィーンで仮装はおかしい 上田真弓52 講師 千葉県成田市 【毎日新聞10月22日】
● アネモネの咲く頃に 木村治子61 宇都宮市 【読売新聞11月8日】
● 郵便局の粋なはからい 島田友博72 無職 東大阪市 【毎日新聞11月4日】
● 数珠玉 大野一与70 主婦 さいたま市中央区 【毎日新聞11月4日】
● 子と孫が集まり歌った母の葬式 小黒成子70 主婦 青森市 【毎日新聞11月10日】
● 秋深く焼き芋楽しむ 近藤清子64 徳島県松茂町 【日本農業新聞10月24日】
● 温かさ伝わる接客に感心 浜田直美47 医療事務 茨城県日立市 【読売新聞11月10日】
● 庭の松は枯れても 松葉三枝子64 埼玉県熊谷市 【読売新聞10月18日】
● 食品に消費税 平等といえるか 上野千尋15 中学生 大分市 【毎日新聞10月17日】
● 子どもの詩  【読売新聞10月23日】

GWJ————————【 ニュース 】————————–GWJ

◆ 東京・葛西市場の恒例イベント「江戸花藝2011」は一般公開のチャリティに
http://ameblo.jp/cosmo-su-san-su-san-su/
http://www.plantspartner.co.jp/index.php/events/1298-2011-.html

毎年恒例の葛西市場「江戸花藝(えどはなげい)」は、例年、花屋さん向けのデモンストレーションや講演、花の販売などが主でしたが、今年はさらに、物販とイベントを強化し、復興支援のチャリティをめざすそうです。開催を土曜日とし、新聞広告(6万部×2)なども使い、一般のお客様も数多くお誘いしています。目標は1500名。ぜひ、足をお運びください
http://ameblo.jp/cosmo-su-san-su-san-su/image-11078025804-11610309970.html
http://ameblo.jp/cosmo-su-san-su-san-su/image-11078025804-11610309053.html

○開催日は11月19日土曜日。午後5時から9時まで。入場料は500円。イベントは、「花育ワークショップ」「UMAHANAさんによる生花の髪飾り」「フリーマーケット」など。
○プロフェッショナルセミナーは午後6時から、講演:「花を教材にして生命や個性について考える」講師:川村恵三氏(ケイエフジー代表取締役)。午後7時から、技術講習会:『人を魅了するアレンジメント「花の絆」』 講師:中井明美氏(松村工芸株式会社チーフデザイナー)

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◆ 「Garden of Hope 希望の庭」完成 復興支援活動 「花の力プロジェクト」陸前高田で
http://hananochikara.org/

花にかかわる人々を中心とした草の根の復興支援グループ「花の力 プロジェクト」は、ボランティアバスツアーを計画し、11月5日(土)陸前高田で現地のみなさんと一緒に「希望の庭:Garden of Hope」をつくりました。
http://hananochikara.org/information/post1629/

この庭は、これまでの「花の力プロジェクト」の活動を通じて集まった多くの人々の力の結集ともいえるもので、オランダの有名なガーデンデザイナー、ジャクリーン・ファン・デル・クルートさんのデザイン・設計のもと、各地から提供されたたくさんの球根、花苗が植えられました。津波で何もなくなった場所で土を掘り起こしあらたな用土を入れ、花を植える。行かなかった私たちは、これらの報告を仔細に見てただ想像するほかありません。現地はこれから冬を迎えます。やがて雪に埋もれてしまうかもしれません。しかし、この庭は文字通り「希望の庭」として確かにそこにあるのだと思います。花の力プロジェクトのページを見ると、「被災地」ではなく「復興地」という言葉を使っています。行動する人たちの実感から出てきた言葉だと思います。私たちの関心は薄れてはいないか、自分なりに何かできることはないか、それを自らに問うことを折りにつけ思い出すことが重要だと思います。「花の力プロジェクト」の活動は、現在までもさまざまに続いています。

○世田谷市場仲卸フローラルコレクション金子社長のブログ
http://ffflower.jugem.jp/
○フェースブックでの報告
http://www.facebook.com/hananochikara
○毎日新聞 新潟版
http://mainichi.jp/area/niigata/news/20111110ddlk15040199000c.html

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◆ 鉢物委託手数料 上げ意向 東京の卸  【日本農業新聞10月29日】
http://www.agrinews.co.jp/modules/pico/index.php?content_id=10360

東京都中央卸売市場で開業する複数の花き卸が、鉢物の委託手数料を引き上げる意向を都に示していることが28日、分かった。来年4月、現行の9.5%を10%に引き上げたい考えとみられる。鉢物販売のコストが高く、経営を圧迫していることが大きな要因だとしている。一方、鉢物の価格が低迷しているため、コスト削減が先決だとして、生産者は反発している。
2009年4月から、中央卸売市場の委託手数料を各卸が自由に決定できるようになった。その3年後が次の変更時期とされており、12年4月が2回目の見直しとなる。手数料を来年度変更するには、卸は都に事前に変更の説明をしなければならず、10日がその関連資料の提出期限だった。
花き卸が都内には、五つの中央市場(大田・北足立・板橋・世田谷・葛西)で合計8社ある。複数の関係筋によると、このうち半数以上が手数料を引き上げる意向を説明。ただ切り花は、各社とも9.5%で据え置く方向だ。
鉢物の販売不振は依然続いている。今年1~9月の売上高は前年1年間の6割にとどまり、前年割れで終わる公算が大きい。一方、鉢物は卸売会社が集荷したり、入荷から販売まで切り花以上に高い商品管理が求められたりすることなどから「人件費をはじめ高コストの傾向が続いている」(大手卸)という。
手数料引き上げの動きについて、生産者でつくる日本花き生産協会の田島鉄弥会長は「販売環境が良好な時ならまだしも、価格が安い今の状態ではとても受け入れられない。大変な時だからこそ徹底したコストダウンを行い、市場の体質強化を図ることが先決だ」と卸の姿勢を批判する。
鉢物の手数料の引き上げは都内では、09年に9.5%から10%に引き上げた世田谷市場の東京砧花きの1社にとどまっている。

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◆ オランダのフロリアード2012 フェンローに出展、参加者募集
http://www.jtbcom.co.jp/news/2011/11/floriade-2012.html

●2012年フェンロー国際園芸博覧会各種募集及び出品・出展説明会のお知らせ

政府出展屋内展示基本方針(平成23年8月19日発表)に基づき、「花き等園芸産業の振興」「日本園芸のファンや理解者づくり」「業界の活性化と将来を担う人材の育成」を目的とし、「コンテスト出品花き」、「展示用花き」、「団体単独出展」、「研修生」の募集をします。以下資料をご参照のうえ、日本国政府出展事務局までお申し込みください。
また、「コンテスト用花き」及び「展示用花材」に関しまして出品・出展説明会を東京、大阪、名古屋、九州にて開催いたします。開催の詳細につきましては、「展示用花材・コンテスト出品説明会について」をご参照ください。


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◆ 「フラワーバレンタイン2012」フェースブックに登録して「いいね!」を集めよう

来年の2月に向けて「フラワーバレンタイン」の活動は着々と進められている。
http://www.flower-valentine.com/
○フェースブックページ
http://www.facebook.com/flowervalentine

○【ミスターバレンタインは誰?】クイズに正解した方の中から抽選で1名様に、10年に1度、オランダで開催される花のオリンピック「フロリアード」ご招待が当たる。
http://www.flower-valentine.com/campaign.html
○今月、数多くの方にフェースブックによるネットワークにつながってもらえるよう、「いいね!」を集めている。目標は2000人。現在315名となっている。
http://mpsjapan-blog.jugem.jp/?eid=1227


GWJ——————【 ミニ・クリップ 】——————-GWJ

□ 悠仁さま、「着袴の儀」と「深曽木の儀」皇室では41年ぶり
http://sankei.jp.msn.com/life/news/111103/imp11110313000001-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/life/photos/111103/imp11110313000001-p1.htm
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1023063405
http://www.youtube.com/watch?v=JKcKWmCg9nw
http://www7a.biglobe.ne.jp/~wwd/26447926/

秋篠宮ご夫妻の長男、悠仁さまの「着袴(ちゃっこ)の儀」と「深曽木(ふかそぎ)の儀」が3日、東京・元赤坂の赤坂東邸で行われた。皇室のお子さまが5歳になるころ、健やかな成長を祈って行われる伝統行事で、宮内庁によると、両儀式で身につけられた着物は天皇、皇后両陛下が贈られた。男子皇族が両儀式に臨まれるのは、昭和45年の秋篠宮さま以来、41年ぶり。この行事は、天皇家の「七五三」に当たるもので本来は3月にご予定されていたそうだが大震災のために延期されていた。
とくに興味深いのは「深曽木の儀」。右手には扇子を持ち、左手に小松とヤマタチバナ(ヤブコウジ)を持って碁盤の上に立ち碁石(青石)を踏んでジャンプして降りる。小説「天地明察」でも関連していた碁盤と暦の関連はとても面白い。

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□ 切り花 前年の3割安 安定入荷に高値反動  【日本農業新聞11月10日】
http://www.agrinews.co.jp/modules/pico/index.php?content_id=10634

全国的に切り花の相場が下落している。9日の日農平均価格(各地区大手7卸のデータを集計)は1本57円で前市より7%安かった。値下がりは3営業日連続で、前年に比べると3割近く安い。全般的に入荷が安定しているのに加え、9、10月の高値による反動が解消されていないためだ。
同日の販売量は7卸合計で343万本と前市より23%少なかった。前年と比べると15%多い。切り花の相場は9月下旬から10月上旬にかけて、記録的な高値が続いたことから、「小売り店頭での売れ行き不振も重なり、10月上旬以降、小売店からの引き合いが鈍っている」(卸売会社)。
葬儀などで使われる菊類は、安定した入荷が続き、前年を下回る価格で取引されている。同日の輪菊は1本49円で、高騰した9月下旬の半値に近い水準となった。
婚礼向けに使われるバラなどの洋花も、「文化の日など日柄が良かった先週は引き合いが強まったが、今週は厳しい」(同)。同日の価格は、バラ(スタンダード)が1本75円で、婚礼需要の引き合いが旺盛だった2日に比べると、3割安い取引となった。
「小売店の仕入れ意欲が総じて弱い。12月上・中旬は松市や千両市も予定されていて、小売店は切り花の仕入れを抑えがちになる」(同)との声もあり、当面、厳しい取引になりそうだ。

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□ タイの洪水の影響 デンファレ輸入減 株が水没した農場の様子 【日本農業新聞11月3日他】
http://mainichi.jp/select/biz/news/20111105k0000m020057000c.html
http://www.agrinews.co.jp/modules/pico/index.php?content_id=10471

○タイの洪水被害によりタイ産の農産物や食品で、国内流通に影響が出始めている。輸送事情が悪化しているためだ。日本向けの代表品目でもある洋ラン「デンファレ」は輸入が減りだし、紅ショウガの原料となる塩蔵ショウガも輸入が滞り始めた。タイに工場を持つ一部の冷凍食品メーカーでは浸水し、操業停止を余儀なくされるケースもある。現在のところ国内供給に大きな支障はないものの、長期化すれば影響が深刻化しそうだ。
○東京都中央卸売市場大田市場では、「デンファレ」の入荷量が10月24日以降、前年割れが続き、2日は4万2000本と前年同期を4割近く下回った。「デンファレ」は輸入品が大半を占め、タイ産は1割のシェアを持っている。
○ 東京都内の輸入業者は「道路の冠水がひどく、農場からパッキングする工場まで花を運べない」、卸売会社は「国際線が離着陸する空港は洪水被害はないが、空港まで行き着かない」と現地の状況を説明する。
○ 回復の見通しについては「2、3週間は伸び悩む」(卸売会社)、「洪水被害がさらに拡大しており、今週半ば以降、激減する」(輸入商社)と悲観的な見方が多い。

● 美里花き流通グループ ブログ 株が大規模水没した画像あり。
http://ameblo.jp/hanamisato/entry-11075120250.html
● 大谷商会ブログ 一番の要因はインフラ、主に交通網被害による影響。箱やパッキングが問題に
http://blog.otani.biz/?p=1011

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□ MPSジャパン主催 「日持ち保証販売啓蒙セミナー」東京で開催 11月21日(月)に
http://mpsjapan-blog.jugem.jp/?eid=1228
http://ameblo.jp/hanabito/entry-11075391019.html

●セミナーの内容
1.店舗から見た日持ち保証販売」
株式会社花佳 代表取締役社長 薄木健友氏 (花き日持ち保証販売実証事業 検討委員会会長)
2. 「市場から見た日持ち保証販売」
兵庫県生花株式会社 代表取締役社長 藤原孝氏 (花き日持ち保証販売実証事業 検討委員会委員)
3.「生産者から見た日持ち保証販売」
昭和花き研究会 会長  菅家博昭氏  (花き日持ち保証販売実証事業 検討委員会副会長)

●お申し込み  MPSジャパン株式会社宛 FAX03-3238-2701
-お名前、所属、連絡先を添えてお申込み下さい。

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□ NHKドラマ「カーネーション」徐々に人気に 椎名林檎さんのテーマ曲への思い

滑り出しはちょっと低調だったそうですが視聴率はコンスタントに上がってきています
● NHKドラマ「カーネーション」のサイドストーリー NHKドラマガイド 「カーネーション」(NHK出版)から
http://dl.dropbox.com/u/8221393/NHK-carnation.htm
「カーネーションは撫子科です。この夏眩(まぶ)しい勇姿を見せてくださった、かの女性達を思わせる題名ではありませんか。世界一ひたむきな日本女性の誇りを象徴するお花なのでしょう。
さて、ヒト科の母親には「どこの子もうちの子。」と、発想する優れた自動機能が備わっています。尊い命を健やかに守ろうとする無条件のはたらきです。その機能に本来名前はなかった筈ですが、文明と自然とのあいだで“愛情”などと呼ばれるに至ったと考えられませんでしょうか。去る三月、為す術もないまま多くの命を奪われ、我々女性たちは全世界各地で大粒の泪を零(こぼ)しました。あれらは、発揮出来なかった“愛情”の結晶だったのだと思います。
いのちをいただき、生かされている者だけに通う、かなしみ、よろこび。渡辺あや子先生のこの脚本には、それら全部がすっかり入って居て、少しもきれいごとじゃありませんでした。或る種、残酷とも感じられるほどリアルな本作。わたしも恥じぬよう、丸腰で取り組む思いでした。どうかこの曲が、ドラマへ溶け込んでくれますように。そして視聴者のみなさまへそっと寄添う曲になりますように。(椎名林檎)」

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□ 進化するCSR  「CSRからCVSへ」や「CSR3.0」 社会貢献と本業の融合進む 【日経MJ10月24日】  ~石鍋仁美のマーケティングの「非・常識」~

●東日本大震災を経て、企業の社会的責任(CSR)への関心が高まっている。経済危機や不況で社会活動への支援を減らし世間が注目するテーマがあればまた乗り出す、というのでは逆に人々の不信感を買う。皆のプラスになるあり方を探る試みが広がっている。

●「競争の原理」で有名な経営学者、マイケル・ポーター氏の論文が注目されている。今年初めの「ハーバード・ビジネス・レビュー」に発表した「 Creating Shared Value クリエーティング・シェアード・バリュー(共通価値の創造、略称CSV)」という題の文で、邦訳を同誌日本語版6月号が掲載している。「CSRでは社会は変わらない。これからはCSVだ」という主張だ。ただしCSVの原型は2006年に発表した「戦略的CSR」。この時の主張は「受動的CSRはだめ。戦略的CSRを目指せ」というものだった。戦略的CSRの発想を掘り下げ、固めたのが今回のCSV。実質的にはCSRの進化したものと考えて良さそうだ。
●ではCSV、共通価値の創造とは何か。「財務業績の短期的な最大化ではなく、長期的な成功を目指す」「顧客の幸福、天然資源の枯渇、主要サプライヤーの存続、生産や販売を担う地域の経済的衰退などの問題を見過ごさない」と冒頭にあり、「活動を賃金の安い場所に移し、これこそ持続可能な解決策であるなどと考えられるはずがない」と言い切る。
●これまでの企業はCSRを周辺的な活動と位置づけてきた。当該の問題の解決を経営目標にはっきり掲げない。しかし今や「企業にとって社会問題は中心課題」であると同時に「経済的に成功するための新しい方法」だと語る。以下、詳しい理論分析と、廃棄物を減らし収益を向上させた企業などの実例が続く。ポーター氏は「5つの力」を掲げ、買い手、売り手、新規参入者などへの対抗を説いてきた。買い手や売り手、地域との「価値の共有」を説く言葉が新鮮に映る。従来は途上国の農民や零細企業から何かを購入するときにも、価格交渉力を発揮するのが大事だとされた。しかし今、品質の維持や、中間層など消費の担い手となる人々の維持・育成を考えれば、農法を助言するなど共に豊かになる道を探せという。「資本主義と社会の関係も再構築される」「CSVは事業活動の正当性を取り戻す絶好のチャンス」とまで説く。
●同種のCSRの進化を以前から日本で説いていたのが、CSRコンサルティングなどを手がける竹井善昭・ソーシャルプランニング代表だ。CSRへの取り組みを寄付など慈善の「1.0」(NPOなどに寄付、日本では2000年前後)、本業を応用した「2.0」(技術者の社会活動や寄付付き商品などの開発、現在進行中)、本業と統合された「3.0」(BOPビジネスなど、これからの活動)に分類。日本企業の多くは2.0の段階だが、先進的な企業から「3.0」の実例も現れ始めたと指摘する。「コストと思うから不況でばっさり予算が切られる。利益を生まない活動はモチベーションが上がらないし、経営判断としても続けられない。もうかるCSRを目指すべきだ」と説く。
●「日本の田舎は宝の山」という本で曽根原久司氏が紹介する三菱地所の例が、新しいCSRの好例かもしれない。曽根原氏が代表を務め、農村振興を目指す山梨県の特定非営利法人(NPO法人)と協力。人的な交流、農業や林業の体験に始まり、育てたコメで作った日本酒や収穫した農産物を丸の内のレストランで提供したり、木材を住宅で使ったりするまでになった。「本業につながっているCSR活動は、長続きする」と三菱地所の杉山博孝社長は同書への寄稿で述べている。東北の被災地復興でも、寄付やボランティアに続く一手が求められる局面に来た。ビジネスを起こし経済を回すためにも、ビジネスと融合したCSRの発想とノウハウは貴重になる。

※ CSRからCSVへ 1、目的 CSRは善行、CSVは経済的・社会的便益。2、手法 CSRは慈善行為、CSVは企業と地域が協力。3、利益については CSRは別物とし、CSVは不可欠とする。4、テーマ選定 CSRは外部の報告と個人的 CSVは企業毎に差があり内発的 5、途上国からの購買という点は CSRは高く購入する。CSVは指導で品質向上。(以上記事の図から)

・「日本の田舎は宝の山―農村起業のすすめ」 http://www.amazon.co.jp/dp/4532317371/
・参考資料、ブログなど
http://www.jbcchd.co.jp/link/special/207-1.html
http://www.cre-en.jp/library/opinion/pdf/110220.pdf
http://www.econetworks.jp/internatenw/2011/08/csv_nestle/
http://greenz.jp/2011/11/03/whats_csv/
http://ameblo.jp/transpheric/entry-10983289601.html

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□ 住友化学、山形に農業法人 トマトとイチゴ生産 地元農家を組織化 【日経10月31日】

○ 住友化学は農業法人を新設し、山形県中山町でトマト、イチゴの生産に乗り出す。地元卸や青果市場と連携するとともに、周辺の約50農家を組織化し、高効率の栽培方法の指導で統一ブランドによる大量・安定出荷を目指す。住化は農薬の国内最大手で、化学肥料や種苗、土壌を覆うフィルムなども手がけており、取引先の農家を組織化して農業事業の拡大を目指す。
○ 新設する農業法人「住化ファーム山形」(東京・中央)は資本金6300万円で、住友化学が8割、残りを農作物卸の山形日紅(山形市)と丸勘山形青果市場(同)が出資する。面積30アールのビニールハウスでトマトを年間30トン、イチゴを5トン生産する計画。
○ 住化の農業資材を活用し、地元の気候や土壌に適した栽培方法を確立。この栽培方法を山形日紅が取引する周辺農家に導入し、品質の同じトマト・イチゴを地域で生産できるようにする。集荷と販売は丸勘山形青果市場が担当し、地域としての出荷量も農業法人の数十倍にする。
○ 住化が手がける農業法人は4社目。長野県と大分県の2社は栽培技術のための試験的な取り組みで、愛媛県の会社は日本経済団体連合会が主導する財界プロジェクト。今後は山形のような生産に軸足を置いた案件を年間2~3社のペースで立ち上げる計画だ。

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□ らでぃっしゅぼーや 肥料・種苗に参入 JAより割安に 【日経新聞10月18日】

○ 食品宅配サービスのらでぃっしゅぼーやは11月から、栽培契約農家に肥料や種苗などを割安に供給するサービスに参入する。オリックスと提携して農業用機器のリースも手掛ける。JAの一部業務を代替する需要を取り込んで農産物生産コストの引き下げに役立て、最終消費者への販売価格の引き下げにもつなげたい考えだ。
○ らでぃっしゅは農産物を契約栽培している全国2600軒の農家を対象に、らでぃっしゅが一括調達した有機肥料のほかナスやキュウリなどの種苗を販売する。農家がJAから購入するよりも有機肥料では3~5割、種苗は2~3割ほど割安に供給できるという。
○ 11月から農家向けに営業活動を始め、年明けから供給する。費用は農産物の収穫後に購入価格から差し引くため、農家側には多額の現金出費を減らせるメリットもある。
○ 農業用機器のリースでは、まず収穫物を運ぶ農業用トラックのリースの仕組みをオリックスが作る。らでぃっしゅが保証することでリース料を抑える。今後、ビニールハウスなどの資材についてもリースの仕組みを作っていく方針だ。
○ 与信が乏しい一部農家はこれまで長期のリースを組むことが難しかったが、こうした仕組みを作ることで農家の負担軽減にも役立つとみている。
○ これらの取り組みにより、らでぃっしゅでは3年後に農作物の販売価格を5~10%下げたい考え。食品宅配サービス業界の競争が激しくなるなか、消費者に価格面で訴えかける狙いもある。

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□ 商品不当取引 起因は小売業 公取委「注意深く監視」 【日本農業新聞10月23日】
http://www.agrinews.co.jp/modules/pico/index.php?content_id=10192

商取引における優越的地位の濫用を監視する公正取引委員会は、食品を扱うメーカーと卸売業者間の取引実態を調査した。卸売業者がメーカーに不当な協賛金や値引きを要求している実態や、卸売業者の不当な取引がスーパーなど小売業者の要請で行われていることが分かった。同委員会は「大規模小売業者が不当行為の発生源となる構造が存在する。取引実態を注視し、注意深く監視していく」としている。
調査は従来、スーパーなど大規模小売業者や食品メーカーが中心だったが、実際の取引には卸売業者が介在する例が多いため、今回は卸売会社を中心に調査した。メーカー約1万社、食品卸約500社を対象に4、5月に行い、メーカー1824社と食品卸217社が回答した。
卸売業者から優越的地位を濫用する行為を受けたか、メーカーに尋ねたところ、「(不当な)返品」を受けたとする回答が最も多く全体の14%。次いで「減額(値引き)」や「協賛金などの負担要請」がそれぞれ12%。メーカーが卸売業者から優越的地位の濫用につながる行為を受けている実態が浮き出た。
「不当な要請を受けた」と回答したメーカーが、卸売会社からどんな理由を説明されたか尋ねたところ、「小売業者から要請を受けた」との回答が多数あった。行為別では「従業員などの派遣要請」で75%、「返品」が72%、「減額」が58%など。小売業者から要請を受けた卸売業者が、メーカーに負担を転嫁している姿が見て取れる。
また、小売業者からの要請を伏せてメーカーに要請する卸売業者がいる可能性もあるため、同委員会は「(不当な取引が)小売業者からの要請などに起因する割合は高い」と指摘。「卸売業者や大規模小売業者を対象する講習会を実施し、公正な取引を推進する他、監視を強めていく」としている。

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□ 暴力団排除条例と花店の対応

この秋から暴力団を社会から排除するために「暴力団排除条例」が全国で施行された。花屋さんにも関連することについてふれたネットサイトをいくつか紹介する。

http://ameblo.jp/dayflower517/entry-11038663589.html  暴力団と花
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1372484238
http://www.police.pref.shizuoka.jp/bouhan/bouryoku-jyourei/index.htm
http://www.shimayukyo.or.jp/gang/index.html 花やおしぼり
http://boutsui-gunma.org/removelaw2.html  花や門松
http://www.pref.ibaraki.jp/kenkei/01_anzen/02_bouhan/boutai.html  門松や植木
http://www.police.pref.saitama.lg.jp/kenkei/hanzai/mi/bouryoku/bouryoku.html
しめなわ、門松等正月用品、生花販売。植木のリース

http://www.npa.go.jp/sosikihanzai/bouryokudan/boutai/h22_bouryokudan.pdf
門松おしつけ 暴力団関係者の葬儀の供花

●現代日本における暴力団の実情とこれからどうなるか 新潮新書「暴力団」溝口敦 著
http://www.shinchosha.co.jp/book/610434/

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□ 花屋が併設するATM 日本で初めての試み みずほ銀行と日比谷花壇が出店
http://s.nikkei.com/v6lZ6b

日本経済新聞電子版(11月9日) 日経MJ(11月13日)

みずほ銀行と日比谷花壇(東京・港)はATMと花屋が併設した店舗を有楽町に設ける。仕事帰りに花束を買った女性客にATMの利用を促すなどお互いの顧客の利便を図る。花屋と銀行の共同店舗は珍しいという。今後も条件を満たす物件があれば、両社で併設店の出店を検討する。
新店舗の「ヒビヤカダン スタイル 新有楽町ビル店」を21日にJR有楽町駅前のビルの1階に開く。売り場面積は24平方メートル。内部は2つに分かれており、日比谷花壇のスペースでは生花や観葉植物、野菜の栽培セットなどを販売する。みずほ銀行の空間にはATM8台を置く。
建物の外壁は15種類の植物で緑化。店内も花や緑をふんだんに配し、ATMを使うのを待つ間、顧客にリラックスして過ごしてもらう効果も期待する。新店舗の物件はかつてはみずほ銀が有人店舗として利用した後、ATMコーナーにしていた。
2012年3月までは、みずほ銀行のクレジット機能付きカードで花を買うと日比谷花壇のポイントが2倍たまるなどの特典を付ける。開店時にも女性の来店者にバラの花を贈るなどのキャンペーンを実施する。

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□ 「花良品」は、店舗をすべて閉鎖し、ネット販売のみの営業体制へ
http://www.flower-muji.net/

●花良品はこの夏の有楽町店の改装あたりから順次店舗を閉めはじめ、11月13日(日)の藤沢店の閉店を最期にすべての店舗の営業を終了した。
●花良品はそのまえの「花良」を1996年に八王子からスタートし新しいスタイルのチェーン店展開を目指して最近まで13店舗で営業を行っていた。店頭での産地フェアの開催、かすみそうの日の制定、日持ち保証販売、生産者ブランドの花のネット産直販売、東京国際フォーラムの「花逸品」開店などどこもやっていないことに果敢に挑戦し新しいひとつの時代を作っていったお店だった。店頭での産地フェアでは、関わった多くの生産者が消費者と直接ふれあうことで多くを学んだ。
http://life.flower-muji.net/others/company/index.html

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□ 結婚式費用356万円(2010年度)「おもてなし志向」強く 【日経MJ11月4日】
~昨年度の首都圏平均、20万円増~
~披露宴・披露パーティにおいて、”感謝を伝える”志向が増加している。~
~挙式や披露宴においても、自分達と親やゲストとの関係を深める演出が昨年より増加している~
http://www.recruit.jp/news_data/old/2011/10/20111019_12522/
http://bridal-souken.net/souken/research.html

リクルートの結婚情報誌「ゼクシィ」がまとめた「結婚トレンド調査2011」によると、2010年度(2010年4月~11年3月)に首都圏で開かれた結婚式の平均費用は356万7000円だった。09年度を20万2000円上回った。1人当たりの料理・飲み物代が700円増の1万8500円となり、「おもてなし志向が強まっている」という。
調査は4月22日~6月3日に実施。調査票を郵送し、首都圏では東京、神奈川、千葉、埼玉、山梨の1都4県の1024人から回答を得た。結婚式費用は挙式と披露宴・披露パーティにかかった金額を合算した。
披露宴・披露パーティの平均招待客数は1.5人増の69.2人。ご祝儀総額の平均は224万5000円となり、1万円増えた。回答者の75.8%は「親・親族から資金援助があった」とし、援助額の平均は196万9000円だった。
披露宴など開いた理由を複数回答で聞いたところ、トップは「親・親族に感謝の気持ちを伝えること」。回答者の72.8%に達し、09年度より2.7ポイント上昇した。ほかには「以前からあこがれていた」が47.8%、「ゲストに自分たちの姿を見て欲しかった」が44.0%、それぞれ09年度を7.2ポイント、5.2ポイント上回った。
首都圏以外の結婚式費用は東海が336万9000円、関西が309万円、九州が353万7000円。会費制の披露パーティが多い北海道は173万2000円だった。

● アラフォー未婚率上昇 国勢調査 40~44歳 男性28%、女性17% 【同上】
総務省が発表した2010年10月の国勢調査の確定値によると、40歳前後を中心に未婚男女の割合が急速に高まっていることがわかった。未婚男性の割合が最も上昇した40~44歳は00年調査より9.9ポイント高い28.6%。未婚女性の割合は1971年~74年に生まれた第2次ベビーブーム世代と重なる35~39歳の上昇幅が最も大きく、9.1ポイント高い23.1%だった。ここ数年、消費のけん引役とされてきた「アラフォー」を多く含む40~44歳の女性は未婚が17.4%となり、5.8%だった90年調査から大幅に上昇。同じ年齢層の男性も90年に11.8%だった未婚者が今回は4人に1人を超えた。35~39歳では男性の未婚も増加が顕著。90年に19.1%、00年に26.2%だった未婚の割合が今回は35.6%となった。
国勢調査による日本の総人口は1億2805万7352人となり、前回の07年調査から0.2%増えた。うち日本人は0.3%減の1億2535万8854人。5年ごとの国勢調査で初めて減少した。外国人は5.9%増の164万8037人。国籍別では外国人全体の27.9%を占めた「中国」が25.7%の「韓国、朝鮮」を上回り、初めて最多となった。

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□ 沖縄リゾートウェディング協会 40社が来年1月に東京・青山でブラフェア開催
http://www.e-bridal.tv/genki/

11月22日「いい夫婦の日」に沖縄で愛を歌おうイベント
http://www.e-bridal.tv/genki/aiutaou/
来年1月22日には、東京・青山でブライダルフェアを計画
http://www.e-bridal.tv/genki/fair/

県内の結婚式場・ギフト関連企業などが個別にやっていた誘致イベントを共同で行う。観光産業とも密接に結びつくリゾートウェディングの盛り上がりへの期待は大きい。
http://www.qab.co.jp/news/2011041327158.html
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2011-04-13_16594/

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□ セキスイハイムのCMに武井咲さん起用 白いブーケ手に会見
http://www.mylifenote.net/009/111028tvcmpr.html

セキスイハイムのCMに起用された武井咲さんが、10月27日、東京大手町はなぜんフローリスト制作の白い巨大なブーケを手にして会見した。(画像では自分の方に正面を向けてしまっており裏面が見ているというハプニングが。)武井さんはことしの夏のフラワードリームで行われた「ミズリリー2011」にも選ばれた。
この花の仕事についてはフェースブックを通じて誰の仕事なのかを知ることが出来ました。
※このような花屋さんの仕事はほとんど「名もなきしごと」として終わることが多いのですが、もし、よろしければ、このニューズレターにお知らせ下さい。仕事の結果を共有しましょう。

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□ 挙式準備、お助けアプリ 段取り・会場選び、楽に 【日本経済新聞夕刊10月20日】

○ 結婚式は生涯の晴れ舞台。しかし、幸せの絶頂にある2人にとって挙式まではいばらの道でもある。両家への挨拶、会場選び……。初めてのことばかりで戸惑う2人を導く無料のスマートフォン(高機能携帯電話=スマホ)アプリが続々公開されている。多くの人に祝福され夫婦生活の一歩を踏み出すため、活用してみてはいかが。
○ 「結婚は決めたものの、当初はどちらの親に先に挨拶をすべきかもわからなかった。今はスマホのおかげで挙式準備は順調」。先日、プロポーズを受けた東京都の会社員、草苅真理子さん(28)は笑顔で話す。スマホの画面には挙式までのスケジュール。「ゼクシィnet ダンドリチェック」だ。
○ 同アプリはリクルートがサイト「ゼクシィnet」などで提供していた「ダンドリチェック」をスマホで使えるようにしたもの。プロポーズから式までに準備すべき約250項目を、チェックシート形式で管理できる。項目ごとにいつごろまでに済ませればいいか明示してあり「準備状況がすぐに把握できる」(草苅さん)。
○ ゼクシィnet編集長の桜井まり恵さんによると「場所を選ばずいつでも段取りをチェックしたいという声が多かったのが、スマホ向け提供のきっかけ」。利用者は予想以上。式場での打ち合わせ中にも使える便利さが評価され、1年間に9万ダウンロードを記録したという。
○ 結婚式に最も重要なのは2人の愛情。次に大事なのが段取り、つまりスケジュール管理だ。式だけでも料理やドレスなど決めることは多い。2人の都合を合わせなければならないし、2人や家族の希望をうまく反映できないと関係にひびが入ることも。スケジュール管理機能が備わったスマホは、その点で役立つパートナー。専用アプリも続々公開されている。

■ スマホに予定を同期
○ 結婚プロデュース大手のノバレーゼが提供する「ウエディングシック」もその一つ。挙式までのスケジュールをスマホのカレンダーに同期できるのが特徴。「招待状の期限」などと段取りごとに注意喚起してくれる機能も助かる。
○ もちろんスケジュールは管理できても、会場や料理は2人が決めるしかない。何カ所も見て回るのは大変。助けになるのは式場検索専用のアプリだ。ウエディングパーク(東京・渋谷)が提供する「ウエディングパーク」は、地域や設備、会場の雰囲気などを選んで検索ができる。その会場で結婚式を挙げた先輩たちからの口コミ情報も豊富。実際のサービスや費用など、式場側の情報だけでは不明なことも把握できそうだ。
○ ウエディングドレス選びが最大関心事の女性には、フルスロットルズ(東京・渋谷)の「ビューティブライド」が便利。50以上のショップの約400種類のドレスが紹介されており、レース模様などが確認できる。試着や「ドレスコンシェルジュ」による助言サービスの予約も可能。アプリ経由で予約すると、レンタル料の割引など特典があるショップも多い。

■ 指輪選びでも味方に
○ 左手薬指に輝くダイヤモンド。多くの女性が待ち望む婚約指輪は、男の見せどころでもある。彼女に最も似合う指輪を選びたいときに役立つのは、ティファニーの「エンゲージメントリング ファインダー」だ。
○ デザインやダイヤモンドの大きさで検索ができ、指輪の細部を様々な角度から見られる。肌の色が近い手のモデルを選び、見え方を確認するシミュレーションが好評。指輪を画面に置くとサイズを調べられる機能もある。こっそり彼女の指のサイズを調べ、ある日突然ぴったりのリングとプロポーズを贈る演出にも役立ちそう。2人の最高の思い出づくりは、きっと長く円満な夫婦生活の助けになるはずだ。(岡田真知子)

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□ 商品に付加価値 宿根草一般的に 三好紀康社長インタビュー 【日本農業新聞10月17日】

● エム・アンド・ビー・フローラ 三好紀康社長  【 展望 業界インタビュー 】

――花業界の最近の売れ筋は何でしょう。

消費者に親しまれている一般的な品種には根強いニーズがある。春にはペチュニアやベゴニア、ビンカ(ニチニチソウ)、秋にはパンジーやビオラなどだ。
最近、人気がある分野は、「緑のカーテン」。昨夏の猛暑や、今年の東京電力福島第1原子力発電所の事故をきっかけに節電意識が高まり、かなり好評だった。
当社でも業界全体で人気の品目が売れている。ペチュニアは栄養系が多いが、「ウェーブ」シリーズは実生系で盛んに育つ。アンゲロニアの「セレナ」シリーズも、初めての実生系で人気の品種だ。日本の暑さや湿度、風土に合わせた育てやすい品種にニーズがある。「実生系に強い会社」というイメージを持たれているが、最近は栄養系にも力を入れている。

――会社の理念やこだわりは。

先駆者であり続け、「お客様第一」という考えだ。生産者には、これまでにない新しい商品を提案し続けたい。生産者の相談もきちんと受け止める。
9月末に開いた展示会では、一つのセル中に3色のカルブラコアの苗を入れ、寄せ植えを楽しめる「ジェリーボックス」シリーズとして紹介。生産者から寄せ植え用の苗の要望が多く寄せられたことが商品作りのきっかけだ。付加価値のある商品を目指し、ラベルで高級感を演出した。

――長引く不況に加え、東日本大震災が発生しました。どんな影響がありますか。

3月は東北地方への納入のピークで、当初は運送がストップしたが、徐々に納入できるようになった。売り上げに大きな影響は出ていない。
夏に仙台を訪れた時、納入先の生産者が「震災後もがんばって栽培し、5月に出荷できた。生きがいにもなる」と喜んでくれた。阪神・淡路大震災の時もそうだが、復興には必ず花を使う。仮設住宅に花があれば癒やしになる。今回の大震災は、あらためて花のパワーに気付くきっかけになった。生産者の意欲に期待し、応援していきたい。

――経営向上を目指す農家への提案は。

エンドユーザーの消費者にもっと目を向けてほしい。緑のカーテンが昨年爆発的に売れたのは業界側からの提案ではなく、消費者発の力だ。違う視点で見れば、需要が掘り起こせる部分はまだある。生産者がバイヤーや消費者に発信することが重要だ。当社も、生産者や市場、消費者をつなぐ役割を担っていく。

――今後、力を入れていきたい分野は。

宿根草は季節ごとに植える手間が省け、消費者のニーズに合っている。ラベンダー、エキナセアなどに注目している。年間を通じて種子や苗を供給できるので、もっと一般的な品目にしていきたい。「毎年咲く花」というだけでなく、他の花苗のように美しさが売りになる。
当社には贈答用シクラメンに向く豪華な品種が多い。シクラメンの良さをあらためて伝え、需要を掘り起こしたい。また、家庭園芸用の野菜やハーブの需要が増えているので、販売を伸ばしたいと考えている。

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□ 「ビフォアパンジー」ってなんですか?サカタさん
http://www.jacom.or.jp/agribiz/2011/09/agribiz110920-14910.php

サカタのタネでは、11月の10日、11日に静岡県掛川市にある同社の農場で農家限定の花苗展示会SAKATA FLOWER PACK TRIAL 2011を開催した。テーマは「ビフォアパンジー」パンジーの出荷前の時期を狙って売り込める花苗の品目群を「ビフォアパンジー」、パンジーと併せて出荷できる品目を「パンジーカンパニー」という名前で位置づけ、農家に提案する。一年を詳細に見ていくと、これといって売り込むべき商品がなく、しかたなく季節前倒しで販売している場合がある。売れない時期こそ商品開発に力を入れ、魅力ある提案を工夫していく他店との差別化の好機。

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□ 菊1本の茎から4351輪の花、「世界一」認定 埼玉県熊谷市の野村さん 大阪・和泉で展示
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20111104-OYT1T00634.htm
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20111106k0000m040044000c.html
http://sankei.jp.msn.com/region/news/111105/osk11110502150003-n1.htm
http://www.asahi.com/travel/news/OSK201111040225.html

大阪府和泉市で開催中の「日本菊花全国大会」の会場で11月4日、1本の菊に咲く花の数の世界記録に挑戦するイベントが行われ、見事に世界記録を達成した。
埼玉県熊谷市の野村好輝さん(76)の作品で長さ約4メートル、幅約2メートルの懸崖菊。6人の審査員が約30分かけて花の数を数え、4351輪と従来の世界記録を3倍以上も上回った。
拍手の中、ギネス記録の公式認定員から認定証を授与された野村さん。「1輪の花は小さいが、数で大輪の花を咲かせることができました」と大輪の笑顔を見せていた。

「ギネス公式認定員が立ち会う中、審査委員6人が懸崖菊を28ブロックに分けて花を数えた。その結果、これまでのギネス記録1315輪を大幅に上回り、世界一と認められた。新記録の懸崖菊はカメの甲羅のような形で、長さ約4メートル、最大幅2メートル。「関東様式」では理想的な形といわれる。小菊の特徴を生かし、多数の菊花が垂れ下がった様子は“流れる川”のように見える。菊を16年間作り続けている野村さんは「今夏は夜間の温度が高く調節に苦労した。多くの人の指導で達成できた」と話していた。」

● NHK テレビテキスト「トラッドジャパン」2011年10月号から「菊」を説明する英語表現
http://dl.dropbox.com/u/8221393/tradjapan10-mum.htm

【 菊 Chrysanthemums 】

日本の秋を代表する花、菊。日本人はこの花を様々な方法で栽培し、独特の形を作り上げて楽しんできました。こちらは「厚物」と呼ばれる菊で、全体は丸く、花びらがぎっしりと厚く並んでいます。この形は丹念な手入れで生み出されます。花が開き始めると、栽培家は手作りの棒で花弁を上向きに整えます。細やかな手入れのおかげで、300枚もの花弁が上に向かって整然と並ぶ独特の姿ができあがります。

Chrysanthemums are a symbol of autumn in Japan. The Japanese have long enjoyed these flowers by cultivating them using various methods and shaping them into unique forms.
These are known as atsumono. They have globular best online casino flower heads composed of many petals.
To arrange the petals like this demands meticulous care. Once a flower begins to bloom, the grower uses special carved sticks to train the petals upwards. This painstaking work gives the flower its unique look, with all of its 300 or so petals pointing upwards in perfect alignment.

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□ 「花いけバトル」というスタイルのデザイナーズイベント開催
http://yagiii.com/?p=2283 第2回 LIVIZM...花いけバトル
http://utuwakaede.exblog.jp/16728079/
http://heart-baton.cocolog-nifty.com/blog/2011/09/54-8243.html
http://ameblo.jp/utsuwa-kenshin/entry-11067572622.html
○作品をその場で生ける。それを観客による投票形式で優劣を決するバトル形式。
○器に気鋭の作家・宮澤有斗、岳中爽果の作品をお借りして、「花いけ戦士」が、5分、5本勝負、15作品の、花生けバトルに挑みます。
【出演】上野雄次、中村俊月、平間磨理夫、【解説】日向 雄一郎、【司会進行】桃江メロン(作家、映画監督)
○司会者(今回は作家・映画監督の方)が選んだ器に、花を制限時間内にいける。そして、観客が採点する。このようなライブはとてもユニーク。だれでも行ってみたくなる。
○花のプロが採点するのとは全然違って、美しさ・パフォーマンスが一般の方のみどころ。ただ作品の評価は、どこを基準としているのかが不明なところがある。
●平間さんが5ラウンドを勝ち抜いた http://lempicka.jp/blog/archives/1337
●花いけは人を幸せに出来るのか
http://yagiii.com/?p=2029

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□ 市民を対象に「植物医師」育成 東大がシンポ 【日本農業新聞11月4日】

東京大学は3日、東京都目黒区の東大駒場キャンパスで「植物医科学の社会実装」をテーマにシンポジウムを開いた。植物医科学の社会実験を進めている千葉県柏市での活動をテーマに討議した。専門知識を学習した市民による700人の「コミュニティ植物医師」が近く誕生し、活動が始まることが報告された。
植物病は世界で40万種類以上あり、作物生産の3割が失われるとされる。東大は病気を診断、予防する植物病院を設置して植物医師を育成し、農業生産を維持する構想を立て、5年前から植物医科学の確立に取り組む。今年度から植物医科学を広めるため、柏市で社会実験を開始。シンポでは講演やパネルディスカッションでこれまでの活動を紹介した。社会実験では、コミュニティ植物医師の育成や耕作放棄地の解消などに取り組んでいる。同医師は、国家資格の植物医師を補う役割で、市民を対象に募集した。1000人以上の希望者に研修を受けさせ、日本植物医科学協会が認定試験を行い、700人以上の同医師が誕生する見込みという。誕生後は7地区65班に分かれて活動し、東大植物病院と連携しながら家庭菜園の防除などに活動する予定だ。

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□ 花育 千葉県君津市 杉谷啓子さん  【日本農業新聞11月6日開花宣言女性のページ】
http://www.agrinews.co.jp/modules/pico/index.php?content_id=10592

千葉県君津市はブライダルで人気の花、カラーの産地。カラー生産農家「ブルームネット」の杉谷啓子さんは地域の子どもたちへの花育に力を入れている。「生きている花って人をとりこにする。底知れない力があるんだから」。自らの病を経験して、生命力への感動を子どもたちと分かち合いたいという気持ちが花育に駆り立てる原動力になっている。
夏ならヒマワリ、秋なら菊、冬にはカラー。啓子さんの花育は、季節の花を中心に8、9種類を専用バケツに入れて並べ、子どもたちに好きに選ばせるところから始まる。生け方は一切、アドバイスしない。長さも色の組み合わせも自由自在。発想と個性を大切にするためだ。仕上がりを褒め、最後に「作品のお父さん、お母さんになってね」と付け加え、花を愛する心をそっと育む。

「花の力を伝えることが私の役割だ」「海外のように、どの家にも花のある生活文化を根付かせたい」と夢は大きい。将来は大人にまで花育を伝えるのが目標だ。足元から一歩ずつ、進めていく。

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□ 秋バラの香り存分に 神代植物園(東京都調布市) 【日経新聞10月22日夕刊】

バラは初夏の季語だが、秋気増すこの時期に開花する品種もある。神代植物公園では、約300種、5000株の秋バラが見ごろを迎えた。
「秋薔薇(バラ)や彩を尽くして艶ならず」。夏目漱石門下の俳人、松根東洋城は、その色彩をたたえたる半面、あでやかさでは初夏のバラに劣る、と詠んだ。
だが、資生堂OBで世界で初めてバラの香りを7つに分類した香料分析の専門家、蓬田(よもぎだ)勝之さん(64)は「秋は気温が低いため土や葉の匂いが立ちこめず、花そのものの芳香が楽しめる」と秋バラの気品をたたえる。
同植物園の魅力は通路と花壇の距離が近く、花弁に手を添えてバラの香気を存分に楽しめること。蓬田さんは「芳純(ほうじゅん)」という国産バラを推す。甘やかでいて、紅茶のような香りもほのかに混じる。匂いの強さを尊ぶ欧米の品評会での評価はいまひとつだが、「繊細かつ優美な“無冠の名花”」という。
バラがよく匂い立つのは午前中。早めに訪れ、昼時に深大寺の門前で新そばの風味を楽しむ人も多い。この季節ならではの楽しみだ。

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□ 世田谷花きばら研究会 10月に新品種検討会を開催しました
http://blog.goo.ne.jp/bleu-ciel-blog/e/758e406d8591e5d7333c808129fb0004
先月10月21日に世田谷市場で行われたバラの新品種展示会。時間帯を変えて買参人に見やすくなった。新品種を含め次の人気品種を探る。

○フェイスブックにログイン出来る人は以下参照下さい。
http://www.facebook.com/media/set/?set=a.185429104870072.48234.100002089503858&type=1

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□ 「手元供養」はアクセサリーで 死別から立ち直る一助に 【産経新聞10月25日】
http://sankei.jp.msn.com/life/news/111025/trd11102508140004-n1.htm
最近になって注目を集めている新しい供養の方法が、遺骨や遺灰を身近に置いて故人をしのぶ「手元供養」。骨つぼなどに入れて自宅に安置するほか、アクセサリーなどにして身につける方法がある。武骨なイメージのあった遺骨ペンダントも、一般的なネックレスに近い洗練されたデザインのものが出回るようになってきた。手元供養の広がりの背景には、死別から立ち直るための「グリーフ(悲嘆)ケア」の問題が横たわっている。(豊田真由美)
手元供養は、「墓地が遠くて墓参りに行けない」「故人といつも一緒にいたい」などのニーズに応える手軽な追悼のスタイルとして広がっている。
少子高齢化で墓を受け継ぐ親族がいない人や、都市部のマンションなどで仏壇を置くスペースがない人らには、墓や仏壇に代わる役割を果たしているといえる。

※遺骨や遺灰を手元に置くこと、法律では問題がないということです
http://www.sou-sou.jp/temotokuyou_qa.html#1
http://hirokuniya.shop-pro.jp/?mode=f2

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□ 「遺品整理代行業」という仕事  【毎日新聞11月8日】
http://mainichi.jp/life/housing/news/20111108ddm013100019000c.html

映画「アントキノイノチ」が19日から公開される。主人公が遺品整理の仕事を通じて生きることの意味を見出していくというストーリー。映画はモントリオール世界映画祭で「イノベーション賞」を獲得している。世界で最も急速に進む高齢化と単身世帯が増加する日本。死後はもちろん、生前の遺品整理もあり、扱うもの、サービスの内容は多様だ。遺族の思いを尊重しながらさまざまな家族の現実と向き合っている。

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□ 榊のネット宅配専門サイトや スタンド花を宅配するお花屋さんの出現 葬儀の花も宅配で

●お榊の宅配を専門にしているサイトが登場している。
http://www.sakaki-ya.com/
http://osakaki.jp/
※お榊は毎月1日と15日にお供えする人がほとんどだが、この日をうっかりのがすと、手に入れにくくなっているという。また、中国産であることを嫌う消費者も増えてきている。さらに、いわゆるヒサカキと本サカキの違いについてもこだわりをもつ消費者がいるなどネットでのサカキ専門店に定期注文をする需要が少なからずあるということだ。

●お祝いのスタンド花を宅配便で送る事例が増えている
http://www.youtube.com/watch?v=Zu9luDoNJic
http://www.youtube.com/watch?v=hTDa5GH9Pvs&NR=1

※花屋さんのスタンド花の仕事は、配送と足の回収コストが収益を減らす大きな原因になっており、数多くの仕事を受けても利益が少ないというジレンマがある。そこで、宅配便をつかってお届けするという新たな方法に挑戦する花屋さんが出てきている。その際、足や器は一般的に使われているものとは異なるものを工夫しているようだ。
※驚くことに、葬儀のスタンド花も宅配で贈る事例も出てきている。これは、葬儀会社や担当の花屋さんに対して、「持ち込み料」というものを支払わなくてもすむメリットがあるという。

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□ 時代の変化に合わせて新しい葬儀の花の提案 ユー花園 新作装花内覧会
http://kiribana.exblog.jp/16563369/
http://www.sousaigyo.com/news/news111103.htm
http://www.funeral-biz.com/news/log_news.php

9月15日に ユー花園では、東京のお台場にあるホテル日航東京で新作装花内覧会を行っている。
http://www.youkaen.com/new/hoteres110304.pdf
※個人の葬儀はもちろん、社葬やお別れ会も多様なニーズに合わせた花祭壇を提案していくことで仕事の可能性を広げていける時代になっている。定期的に展示会を開催し広報していくことの必要性が強くなっている。また、このような新しいデザインを確実に制作し、高い品質を保っていくためにスタッフの技能向上は欠かせないポイントとなっている。従業員の確保と教育という課題と人件費を抑える経営をどう両立させていくかが重要になってきた。さらに、いままでとは異なる花広い種類の花材を適正価格で安定的に仕入れていくことも非常に重要になってきている。

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□ オフィスでホッとコミュニケーション「ビズチョコ」事情 【産経新聞10月21日】
http://sankei.jp.msn.com/life/news/111021/trd11102108150006-n1.htm

○「ビズチョコ」とは
「いつもありがとう」「お疲れさまです」…。さりげないひと言をチョコレートの包みに書いて渡す。最近、そんなやりとりがあちこちのオフィスで見られるようになったという。直接話しかけたり、メールを送ったりするのは少し気が引けても、これなら伝えやすい。ビジネス、社内のコミュニケーションを円滑にする“ビズチョコ”と呼ばれている
○ チョコの包み紙の裏面にメッセージを書く欄がある
「『チョコミュニケーション・キャンペーン』と呼んでいます。小分けにされたチョコの包装紙の裏にメッセージ欄があって、感謝の気持ちや思いやり、共通の趣味の話題などを書いて手渡します。同性でも異性でも、渡す方も渡される方もドキドキしますね。自分の意外な一面を知る機会にもなり、会社が楽しくなればお客さまにもさらにいいサービスができるようになると改めて気が付きました」

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□ ケータイカメラ撮影用の なんちゃって「接写レンズ」と「広角レンズ」

■ お花のクレーム処理にお使い下さい(笑)。見ての通りの機能と価格です。

○ ケンコー・トキナー カメラ付き携帯用 おもしろれんず 寄って寄って撮れる MPL-PX 086160
http://www.amazon.co.jp/dp/B000RF1DRW/
○ ケンコー カメラ付き携帯用 おもしろレンズ ひろーく撮れる MPL-WA &lt;光学レンズ使用&gt; 086153  http://www.amazon.co.jp/dp/B000REZDG0/

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□  【新聞の投書欄から】

● ハロウィーンで仮装はおかしい 上田真弓52 講師 千葉県成田市 【毎日新聞10月22日】

10月31日はハロウィーンだが、日本人が魔女やらゾンビやら訳の分からない格好をして、「トリック・オア・トリート」などといってはしゃぐ姿は見ていて恥ずかしい。
ハロウィーンはケルト民族の信仰とカトリックの諸聖人の日である万聖節とが結びつき、死者の霊などが現れる日と信じられていたそうだが、今では宗教的な意味はなくなり、仮装して楽しむお祭りになっているようだ。
キリストを信仰していない日本人がクリスマスで騒ぐ姿にも、クリスチャンの私には違和感がある。ハロウィーンにいたってはばかな猿まねにしか見えない。なぜ日本人が西洋の魔女やお化けの格好をしなければならないのか、理解に苦しむ。私は妖怪などを信じていない。しかし、こんな日本人の姿を見ていると「日本の妖怪、もっとがんばれ」と応援したくなる。妖怪の日でもつくったらどうか。
形だけの西洋のまねがはやる一方で、お釈迦様の誕生を祝う花祭りなどは忘れつつある。日本人は確実に大切なもの失っている。

● アネモネの咲く頃に 木村治子61 宇都宮市 【読売新聞11月8日】

我が家から歩いて7、8分ぐらいのところに住んでいるおばあ様と、花好き同士で親しくなったのは数年前のことだ。庭の手入れをされている時に私が通りかかり、あいさつを交わしたのがきっかけ。やさしい笑顔が印象的で、「パンジーの苗が余ったから」と5株いただいたこともあった。
1年ほど前、姿を見かけぬ日が続いた後にお会いすると、「体調を崩して入院していた」と話されていた。以前より一回り小さくなられたが、変わらぬ笑顔にホッとしたものだった。
しかし、今年の春から、再び姿を見なくなった。ほどなくして、天国に旅立たれたと園芸店で聞かされた。
この秋、アネモネの球根を我が家の庭に植えることにした。紫とピンクのアネモネの花を手に話されていた姿を思い出したからだ。
天国でもお花の話をされているのでしょうか。春、アネモネの花が咲く頃、私の庭に見にいらしてください。

● 郵便局の粋なはからい 島田友博72 無職 東大阪市 【毎日新聞11月4日】

切手を買いに郵便局へ行くと、入り口の段ボール箱の上に枝のついたザクロの実がいくつか置いてあった。大きいのも小さいのも、どれも赤く色づき、熟している。皮が裂けたものもあり、ルビーのような色をした果実の粒がびっしり詰まっていた。
その横には「郵便局からの秋のお裾分けです。どうぞ、お持ち帰りください」というメモが張られていた。局員に「このザクロ、立派ですね」というと、「裏の庭でできたんです。よかったらどうぞ」と言ってくれた。ありがたく頂いて帰ると、妻は「まあ、見事!」と喜び、早速花瓶に生けて床の間に置いてくれた。一気に秋が深まったように思えた。
子供の頃、ザクロの実を割って口いっぱいに頬張ったことを思い出した。甘酸っぱい味で、それほどおいしいものではなかったが、友達と近くの山へよく取りに行ったものだ。床の間のザクロを見る度に「郵便局も粋な計らいをするもんだな」と感心している。

● 数珠玉 大野一与70 主婦 さいたま市中央区 【毎日新聞11月4日】

夫を車の助手席に乗せ、介護施設に毎日送る道すがら、川沿いの雑草の中に、小さな青い実をたわわにつけた、たくさんの「数珠玉」を目にする。この時期になると、日ごとに茶色になり、黒く光り出すと熟れごろになる。夫も車の窓からながめ、「もう少しで採れるね」と興味を持ったようだ。
先月末のある朝、車を走らせていくと、前日まであった数珠玉がきれいに刈り取られ、まるで理髪した坊主頭のようにサッパリして、私の気持ちは急にんまえてしまった。
数珠玉の思い出は、母と一緒に採りに行き、ビニール袋いっぱいにして家に帰り、色とりどりの端切れでたくさんのお手玉を作って家族で遊んだこと。
そんな母を見て育ったので、数珠玉に対する思いが強く、毎年お手玉作りに励む。
中に入れるものは小豆、大豆、ビニールの玉などいろいろあり、中身は見えないので、数珠玉にこだわらなくてもと思うが、手に載せた時のぬくもりが何とも優しく、気持ちが和むのです。

● 子と孫が集まり歌った母の葬式 小黒成子70 主婦 青森市 【毎日新聞11月10日】

母は生前「父さんのように寒い時に死にたくない」と、自分が死ぬ時期を気にしていました。父が1月の大寒のさなか、バスも止まるほどの大荒れの日に逝ったからです。その母が9月、肺炎のため94歳で亡くなりました。
母の面倒を見てきた弟から「葬式は内輪でやろうと思う」と相談された時、私は大賛成でした。といっても私たち姉弟4人、孫8人、ひ孫11人と結構な人数です。孫の7人は関東方面に住んでおり、ひ孫たちは初対面の子も多かったです。
お墓は小高い山にあります。葬式の日は好天に恵まれ、周囲の木々も紅葉していました。墓前で、一同そろって写真を撮りました。仙台でコーラスをしている妹が歌が大好きだった母に「千の風になって」を聞かせようと音頭を取り、みんなで歌いました。ご先祖様も笑って見ていてくれたと思っています。

● 秋深く焼き芋楽しむ 近藤清子64 徳島県松茂町 【日本農業新聞10月24日】

季節の訪れは目に見えないものの、ふと気づいた時は暑さが遠のいて、吹き抜ける風が肌に心地よくなって、何となくうれしくなってきます。
食欲の秋です。家の前の少しばかりの畑で、楽しみながらサツマイモを作っています。そこで、「日本人なら誰もが体験しておくべきこと」と勝手に決め、孫たちに芋掘りをさせました。
枯れ葉を集め、たき火となると焼き芋が定番です。芋をアルミ箔で包み、灰の中に入れます。しばらくすると、あの何ともいえない香りが漂ってきます。素朴で郷愁を誘う焼き芋のできあがりです。
孫たちは「芋なんか、いらんもん」などと強がっていましたが、おいしそうな匂いには降参です。いつものおやつとはひと味違ったおいしさに大喜びです。
また、畑のそばを車が通るたびに、乗っている人たちが珍しそうに眺めていきました。
きっと昔を懐かしみ、日本の原風景を思い出してくれたのではないでしょうか。散歩中の人にお裾分けすると「おいしい」と。その言葉に自己満足です。
若いころには気づかなかった秋の風物詩。孫たちと一日を楽しみました。

● 温かさ伝わる接客に感心 浜田直美47 医療事務 茨城県日立市 【読売新聞11月10日】

「ごゆっくりおくつろぎ下さいませ」
長野県の蓼科高原にあるホテルに宿泊した際、廊下ですれ違ったスタッフに言葉をかけられ、心地よさを感じた。週末で宿泊客は多かったが、スタッフの方は忙しそうなそぶりをみじんも見せず、優しい笑顔で接客していた。一人一人が話す言葉にも、温かさが感じられた。ホテル全体にゆったりとした空気が漂っていた。
昔読んだ本に、「人と接する仕事をする者は、どんなに忙しくても自分の心を澄ませておくことが必要だ」と書いてあった。まさにこのホテルのスタッフに当てはまる言葉だと感じた。
私も人と接する仕事をしている。「忙しいときの自分はどうだろうか」と、自分自身を省みる良い機会になった。

● 庭の松は枯れても 松葉三枝子64 埼玉県熊谷市 【読売新聞10月18日】

我が家の庭には、1階の屋根に届くほどの松の木がある。三十数年前、ここへ越してきた時に、義母が植木屋さんに頼んで植えたものだ。
しかし、義母が亡くなると松の元気もなくなり、今は幹と枝を残すのみだ。
「よく小鳥がとまっているし、そのままでいいんじゃない」という息子のひと言で、まだ伐採はせずに残っている。オナガやメジロ、シジュウカラなど色々な小鳥たちが羽を休めにくる。それに、日暮れ時に夕日を背にした枝のシルエットを楽しむのも、なかなか良いものだ。
先日、5体のこびとの人形を枝に飾ってみた。遠くを眺めていたり座っていたり、まるで木登りを楽しんでいるように見える。
枯れてしまってからも、様々に尽きぬ楽しみを与えてくれる松。倒れないか注意しつつ、見守っていこうと思う。てっぺんは、今日もまた、赤トンボの特等席になっている。

● 食品に消費税 平等といえるか 上野千尋15 中学生 大分市 【毎日新聞10月17日】

税金は国にとってとても重要です。実際、税金がなければ子ども手当ももらえません。そこで、税金の中で一番身近な消費税について考えてみました。
消費税はすべての商品やサービスにかかります。税率は現在は5%です。日本国内に住んでいる人が税金を払わなければならないのは分かっています。憲法に「納税は国民の義務」と書かれていますから。
でも、日々必要な食品にも消費税を課していることが不思議でなりません。年金で生活しているお年寄りと、東日本大震災後に私財100億円を寄付できる社長さんが同じ食品を買った場合、同額の税金を払うことが平等なのでしょうか。父によると日本より消費税が高い国では食品は無税や軽減税率で、ぜいたく品に高い税率が適用されているそうです。
消費税について調べたことで、税金の仕組みが少し分かりました。けれども、税金は本当に平等に課せられているのかな、と考えてしまいました。

● 子どもの詩  【読売新聞10月23日】

「サギソウ」  平野悠 茨城県那珂市菅谷小学校1年生

すごいですね
はじめてみました
ほんとに羽を広げているんですね
お花が お空をとんでいるみたい
えにかけそう
わすれないように
いつまでも見ていよう

○ 詩人 長田弘さんの評  すごいよね。ほんとうにその通りだなあと思う、ぴったりの名が多いんだ。日本語の花の名って。

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■ 編集後記
○ ときどき、道の脇に「庚申塔」という石碑を見ることがあります。地名でもある「庚申塚」ともいうものですが、このいわれを調べるととても面白い。表向きは体の中から出てくる「三尺の虫」から命を永らえるための信仰に基づくものですが、庚申の晩に徹夜して楽しむ人々の知恵を感じます。60日で一度回ってきますから、二ヶ月に一度徹夜で楽しんだ。江戸時代はとても盛んで、これを3年間18回やって記念に塔を建てるとか、60年に一度石碑を建てるとかしていたんですね。明治期に迷信としてだいぶ壊されたそうですが今でも1000基以上確認されているそうです。
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