ニューズレターNO.0080

■■■■■■■ グリーンウイングスジャパン・ニューズレター ■■■■■■■

【 IFEX2011 GWJブースにご来場のみなさまへ お礼を申し上げます 】 http://www.ifex.jp/

弊社グリーンウイングスジャパンは、10月13日(木)から15日(土)の会期で行われた国際フラワーEXPO「IFEX2011」(千葉・幕張メッセ)に今年も出展いたしました。みなさまには、会場に足をお運びいただき、有難うございました。
ベトナム、オランダ、コロンビア、チリ、ケニアなどの花を実際の商品を手にしてご覧いただくことができました。また、オランダのマスターフローリストのアストリード・ファンデル・ベルクさんによるデモも一日3回行い、フラワーバレンタインやクリスマスの花を見ていただきました。また、日常の業務が始まります。今後ともよろしくお願いいたします。

———————————– 2011.10.15号【No.0080】第41~43週目

発行元 株式会社グリーンウイングスジャパン < http://www.greenwings.jp/ >

GWJ————————【 10月下旬 】———————–GWJ

10月8日(土)~11月6日(日)ガーデニングワールドカップフラワーショーinナガサキ2011
10月13日(木)~15日(土)第8回国際フラワーEXPO IFEX2011(千葉・幕張メッセ)2011年10月20日、21日 花き研究所 平成23年度花き研究戦略会議
10月21日(金)~30日(日)丸の内仲通りガーデニングショー2011(東京)
10月22日(土)~30日(日)日比谷公園ガーデニングショー2011(東京)
10月26日(水)・27日(木)「第9回花と緑の生産者紹介2011」
10月29日(土)~正倉院展 奈良国立博物館 (蘭奢待公開)
10月31日(月)ハロウィーン
11月1日(火)~4日(金)ホルティ・フェア(オランダ・アムステルダムRAI)
11月3日(木)文化の日
11月4日(金)、5日(土)、6日(日) 花の力プロジェクト 復興支援バスツアー (陸前高田往復)
11月9日、10日 花き研究所 平成23年度花き研究シンポジウム
11月29日(火)ミヨシ流通向け展示会「花咲く展示会」開催 (山梨県北杜市小淵沢町)
1月24日(火)~27日(金)IPMエッセン(ドイツ・エッセン)

【10月のモチベーション・テーマ】http://www.nnh.to/10/weekmove.html

○ 婚礼シーズン最盛期に、各地で運動会、お月見(十三夜)、秋のガーデニング、ドライ球根の販売、紅葉、ダリア、ネリネ・リコリス、かぼちゃ市、ハロウィーン。10月第三日曜日は「孫の日」。

●【二十四節気と雑節など】 http://www.nobi.or.jp/calendar/24.html

○ 10月24日(月) 霜降 そうこう
陰暦9月の中で、陽暦で10月23日か24日。寒露に続いて、霜が降りるころ、という意味で、 東北地方や本州中部では霜を置くようになり、紅葉が盛りとなる。天文学的には、天球上の黄経210度の点を太陽が通過する時。この日から立冬までの間に吹く寒い北風を「木枯らし」と呼ぶ。楓や蔦が紅葉し始める。
○ 11月 8日(火) 立冬 りっとう
陰暦10月の節で、陽暦の11月7日頃。この日から立春までが暦の上で冬。季語には冬立つ、冬に入る、冬来る、今朝の冬とある。このころは陽の光も一段と弱く、日脚も目立って短くなり、冬の気配がうかがえるようになる。天文学的には、天球上の黄経225度の点を太陽が通過する時。
●【六輝(六曜)カレンダー】http://zexy.net/man/rokki/cal/2011/
大安の土曜、日曜、祝祭日等 10月23日(日)、11月3日(木・祝)

● 花きをとりまく情勢に関する基礎資料
http://www.maff.go.jp/j/seisan/kaki/flower/f_kentou/pdf/sanko.pdf

GWJ———————【 ニュースIndex 】———————–GWJ

◆ IFEX2011、10月13日から15日まで千葉・幕張メッセで開催されました
◆ 花の力プロジェクト 陸前高田でのボランティアツアー参加者募集中!
◆ フラワーバレンタイン2012年版の参加要項が発表されました

GWJ——————【 ミニ・クリップIndex 】——————-GWJ

□ タイ北部・中部地域及びバンコク都における豪雨・洪水被害 今後の情報に注意
● 100年後、日本に「雨期」 東大グループなど温暖化予測 台風上陸は減少
□ ガーデニングワールドカップフラワーショーinナガサキ2011 始まる
□ 華道家、假屋崎省吾氏の目黒雅叙園「百段階段」特別企画は、10月27日から
□ バラやダリア卸値、平年比1割高 春の婚礼、震災で秋に 【日本経済新聞 15日】
□ 日本ばら切花協会 札幌市で研究大会開催 省コスト技術発表 【農業新聞16日】
● ヒートポンプの室外機の盗難が増えている
□ サントリーの「青い」バラ「アプローズ」今年も10月から国内販売再開
□ 「フォア・ローゼズ」の名前をバラ色に染める4輪のバラの物語
□ 園芸家 平城好明 氏死去 【花卉園芸新聞10月15日号】
□ アップルの創業者 スティーブ・ジョブズ氏 の逝去にアップルストアで献花
□ 種苗のミヨシが、イベント見学会「花咲く展示会」開催 11月29日(火)に
□ 漢方原料 高値の花 中国産が4年で1.6倍に 輸出制限の影響懸念【毎日新聞10月9日】
□ ホーマック 園芸用品全店で実演販売 来春メド拡大 【日経MJ12日】
□ 「花時間」は創刊20周年に イベント開催
□ 誠文堂新光社「フローリスト」ブログ開始
□ 国産カーネーションが生き残るために、「できることはなんでもする」 宇田先生
□ 岐阜大学教授 福井博一先生の勉強会が行われました
● 目利き会プログラム、10回目はディスカッション「花流通の現状と持続可能な花業界の未来」
□ 岐阜大学教授 福井博一先生のコラム 日本の部屋での花飾り
□ オランダ ロッテルダム 世界体操の授賞式の花束
□ 木10テレビドラマ「蜜の味」ポスターの甘美な花を東信(あずままこと)氏が手掛け評判に
□ ダニエル・オスト氏が来春日本でスクールを開校 この年末にベルギー大使館で来日セミナー
□ 【新聞の投書欄から】
● ひまわり除染 期待していたのに 鈴木博子68 無職 福島市 【10月16日毎日新聞】
● 季節教える 亡き母の花 二宮美智子66 農業 神奈川県平塚市 【10月13日読売新聞】
● ヒガンバナ道 穂波と“競演” 田島歌子85 栃木市 【10月10日日本農業新聞】
● 津波に耐えた「家宝」のハギ 小林好野72 宮城県岩沼市 【10月10日日本農業新聞】
● ヤマイモ挑戦 実りが楽しみ 池谷修一61 横浜市 【10月10日日本農業新聞】
● 被災者も花を楽しめるように 近藤凱和73 埼玉県鳩山町 【10月8日毎日新聞】
● 消えたスダジイ 稲泉良子54 主婦 茨城県古河市 【10月7日毎日新聞】
● 結婚式のブーケ 佐藤奈緒28 会社員 新潟市中央区 【10月15日毎日新聞】
□ ホームパーティの手土産に花を持って行くときの注意点 【日経新聞10月8日プラスワン】
□ 「Qちゃん」と呼んで 世田谷市場の仲卸「ウィズ」は、新商号「Q-cafs」に変更へ
□ 「花はどこでどんなふうに育てられているのか」知らないでは済まない世界のソーシャルな動き
□ 「売れているのがおいしい料理だ」サイゼリア創業者の考え方に学ぶ

GWJ————————【 ニュース 】————————–GWJ

◆ IFEX2011、10月13日から15日まで千葉・幕張メッセで開催されました

10月13日から15日まで幕張メッセで第8回のIFEXが開催された。今年は、テーブル一つ椅子二つで5万円の生産者コーナーに席がたくさん用意され、華やかさがもどってきたという印象だった。IFEX以外のガーデン、エクステリア、農業資材の展示会を含めると過去最大の規模の出展者数を更新した。来場者数は初日は非常に多かったが、二日目、三日目(雨)は低調だった。初日(13日)の来場者は、1万4千人という発表に。市場単位やJA単位でのバスツアーが多く企画されていた。一斉に来場し、一斉に帰る。来年は10月10日水曜日から12日金曜日までの3日間で開催する予定だという。
http://kanke.cocolog-nifty.com/2010/

http://www.kosuke-ogawa.com/?eid=1919
http://www.kosuke-ogawa.com/?eid=1923

http://mpsjapan-blog.jugem.jp/?eid=1197
http://mpsjapan-blog.jugem.jp/?eid=1198
http://mpsjapan-blog.jugem.jp/?eid=1199

http://pcgerbera.asablo.jp/blog/2011/10/15/6157481
http://mzhana.exblog.jp/16981300/
http://ameblo.jp/hanagoya/entry-11050009350.html
http://shop.plaza.rakuten.co.jp/f-punto/diary/detail/201110140000/
http://plaza.rakuten.co.jp/evergreen7/diary/201110120000/
http://kbotg.i-ra.jp/e406946.html
http://makarazuya.jugem.jp/?eid=1785
http://blog.goo.ne.jp/haiflower/e/08c468f5c1b3456c6e88ca34ea2bfe86
http://koalarose.blog61.fc2.com/blog-entry-1150.html
http://www.shuminoengei.jp/?m=pc&a=page_mo_diary_detail&target_c_diary_id=36176
http://ameblo.jp/flowermiki/entry-11047051086.html#main
http://blogs.dion.ne.jp/kaflower/archives/10424764.html
http://hi-waran.blogspot.com/2011/10/blog-post_15.html
http://011880.jugem.jp/?eid=193
http://blog.leadshoji.co.jp/?eid=161940
http://hanadaigaku.blog68.fc2.com/blog-entry-94.html
http://shop.plaza.rakuten.co.jp/8-7-8-hanaya/diary/detail/201110130000/
http://shop.plaza.rakuten.co.jp/8-7-8-hanaya/diary/detail/201110130001/
http://ja-jp.facebook.com/event.php?eid=209825529083359&ref=nf
http://kararifu.exblog.jp/16693134/
http://blog.goo.ne.jp/teamsetagaya/e/5b46df8bbc69946ced787088777f6fac
http://tokimekinet11.blog87.fc2.com/blog-entry-727.html

————————————————————–
◆ 花の力プロジェクト 陸前高田でのボランティアツアー参加者募集中!

被災地支援のシンボルになるフラワードーナツと、花畑をつくるために、花の力プロジェクトはバスを用意して出かける。オランダからは、有名なガーデンデザイナーのジャクリーン・ファン・デル・クルートさんも駆けつける。彼女は9月にも来日し、植込み場所を下見している。春には、チューリップをはじめさまざまな球根の花が咲くお花畑ができる。春への希望となる。被災地では仮設住宅で冬を迎えるが、花を見るのが、今から楽しみだという人がたくさんいる。

● 陸前高田・フラワードーナツ制作 ボランティアを募集しています!
http://hananochikara.org/information/post1345/
http://blog.goo.ne.jp/koikeblog/e/4b5d25f69afb3a233abf30d85bf7db46

————————————————————–
◆ フラワーバレンタイン2012年版の参加要項が発表されました
http://www.jfpc.or.jp/valentine/index.html

○だれでも自分たちなりに参加することができる
http://pcgerbera.asablo.jp/blog/2011/09/30/6119461


GWJ——————【 ミニ・クリップ 】——————-GWJ

□ タイ北部・中部地域及びバンコク都における豪雨・洪水被害 今後の情報に注意
http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo.asp?id=7

3カ月も続く豪雨は、毎年のように洪水が起こる同国でも想定外の規模で死者283名を出す深刻なものとなっている。上流部のダムを守るための放水や、首都の治水を優先するためにバンコクの東西に水を逃がすなどしており、アユタヤの遺跡や多くの日本企業がある工業団地が水没している。道路の寸断もあり交通のまひが人々の生活や国の経済に大きな影響を与えている。バンコクにも水が迫っており、依然として予断を許さない状況があるという。デンファレなどの花についても今後の行方注意が必要だ。

1.7月以来続いている豪雨によりタイ北部・中部の広い地域において河川の氾濫、土砂災害、冠水被害等が発生しており、10月13日現在、283人の死者が出ている。アユタヤ県内では、工業団地にある日系企業の建物がチャオプラヤー川及びノイ川の増水により冠水被害を受けており、多くの企業が操業停止を余儀なくされている。
2.河川の氾濫、冠水等は、アユタヤ県からチャオプラヤー川下流のバンコク都方面に向かって拡大しており、パトゥンタニ県、ノンタブリー県にも一部地域に被害が及んでいる。バンコク都内においても、既にチャオプラヤー川及び運河の水位が上昇しており、10月13日現在、川沿いなど一部の地域で冠水被害が発生。タイ気象当局によれば、今後も雨は断続的に降り続く模様であり、また13日から18日にかけては高潮を迎えることから、海面潮位の上昇による洪水被害の更なる拡大が懸念されている。

● 100年後、日本に「雨期」 東大グループなど温暖化予測 台風上陸は減少
http://www.sankei.jp.msn.com/science/news/111014/scn11101409510000-n1.htm
東京大学大気海洋研究所の高薮縁教授らの研究グループが、世界の気象関係機関が開発したコンピューターシミュレーション「気候モデル」を用いて、地球温暖化に伴う日本の気象現象について将来予測をまとめた。それによると、100年後には梅雨が長引き、春と夏の間に季節として「雨期」ができたり、台風の日本上陸数が減少するといった大胆な予測となっている。

○IFEXでのタイブース:http://makarazuya.jugem.jp/?eid=1785

————————————————————–
□ ガーデニングワールドカップフラワーショーinナガサキ2011 始まる
http://www.gardeningworldcup.jp/

日本でも本格的なガーデニングワールドカップフラワーショーが始まった。国内外の16名のトップガーデナーがコンテストに参加。開催は、今年で2回目。会期は10月8日から11月6日まで。ハウステンボスで。

○ MPS松島社長のレポート:
「ハウステンボスがHISの経営に変わって、去年から始めたガーデニングショーで、イギリスチェルシーのガーデニングショーを目指している。今年は世界12カ国から16組のガーデナー達により「ショーガーデン」、「スモールガーデン」の2つの部門で各賞が競われた。今年のテーマは「緑と花による平和と再生への祈り」だそう。最優秀作品賞(農林水産大臣賞)には、オーストラリアのジム・フォガティ氏の「ブッシュファイヤー」が選ばれた。」
http://mpsjapan-blog.jugem.jp/?eid=1190
http://mpsjapan-blog.jugem.jp/?eid=1191
http://mpsjapan-blog.jugem.jp/?eid=1192

————————————————————–
□ 華道家、假屋崎省吾氏の目黒雅叙園「百段階段」特別企画は、10月27日から
http://www.megurogajoen.co.jp/event/kariyazaki/

今年で12回目を迎えるという假屋崎氏の「華道家 假屋崎省吾の世界」は、10月27日(木)から11月13日(日)まで開催される。今年のテーマは「花の絆」。元気と癒しを与える極上の美の空間をお届けする。また、今年は假屋崎氏の名前が付いた、新品種のバラを世界初公開する。
イベントのキャラクターを選ぶ「ミスター花婿コンテスト」なんていう企画も進行している。
http://www.megurogajoen.co.jp/event/kariyazaki/mrhanamuko.html
とにかく、お客様を飽きさせない、楽しんでもらうというサービス精神が随所に表れている。

————————————————————–
□ バラやダリア卸値、平年比1割高 春の婚礼、震災で秋に 【日本経済新聞 15日】

結婚式の装飾などに使うバラやダリアの卸値が平年に比べて1割高い。東日本大震災後に結婚式を延期し、婚礼シーズンの秋に挙げるカップルが多いためだ。
東京・大田市場では今週、バラの平均卸値が平年比1割高の1本70円。フラワーオークションジャパン(東京・大田)ではダリアの卸値が同1割高の1本114円となっている。
婚礼のピークだった3連休前の卸値は、ダリアが平年比2割高の149円だった。結婚式場運営の藤田観光(東京・文京)は「春先にキャンセルが出た分、秋の挙式が例年より目立つ」という。
生花店ではいずれも平年並みの1本200~400円で売られている。

————————————————————–
□ 日本ばら切花協会 札幌市で研究大会開催 省コスト技術発表 【農業新聞16日】

日本ばら切花協会は、14、15日の両日、第42回全国ばら切花研究大会を札幌市などで開催した。原油や資材が高騰する一方、輸入増などで価格が伸び悩む現状を受け、ヒートポンプや炭酸ガス発生装置の効果的な使い方など、省コストにつながる生産技術について識者による講演があった。ホクレンなどが後援し、生産者ら約200人が参加した。
岐阜大学の福井博一教授は「現有施設を最大限活用することが省コストにつながる」と強調。ハウス内の温度差を減らすため、ヒートポンプと循環扇を同時に使うよう提案した。
また「ヒートポンプがあるからと暖房器を遊ばせていることが多い」と指摘。暖房器のダクトを循環線の代わりに使えば「バラは葉の裏側から蒸散するため、下から空気が流れれば、蒸散や光合成を促す」と解説した。
炭酸ガス施用は「天気が悪い日は2000ppm、天気が良い日の昼間は常時450ppm程度にしてほしい」と提案。「春先の収量が最低でも1.5倍、うまくいけば2倍近くにまで上がる可能性がある」と勧めた。

● ヒートポンプの室外機の盗難が増えている
http://www.agrinews.co.jp/modules/pico/index.php?content_id=9849

愛知県豊橋市では、施設に備え付けられたヒートポンプの室外機の盗難が増えており、自警することになった。「室外機内部のコンプレッサーや使われているレアメタルが目的なのではないか」盗難被害にあった農家では室外機だけを購入することが難しく頭を抱えているという。

————————————————————–
□ サントリーの「青い」バラ「アプローズ」今年も10月から国内販売再開
http://www.suntorybluerose.com/news/index.php?page=1#nn31

サントリーの最先端バイオテクノロジー技術で青色遺伝子が組み込まれたバラ「アプローズ」は、夏の間お休みして、また、この10月4日から国内での販売が再開されている。取扱店舗リストあり。
○ サントリーのクロスマーチャンダイジング 化粧品のCMに「アプローズ」登場
http://www.suntory-kenko.com/contents/ad/10/lst/fage_t/idlfju/?key=25425&waad=WiF7Jo4h
富司純子(ふじすみこ)さんとアプローズ 音楽会でのお祝いの花束にすてきなバラを 物語が見えてきますね。会場装飾も素晴らしいCMです。
○ 「アプローズ」北米デビューに喝采を
花卉園芸新聞10月1日号によると、サントリーフラワーズでは、11月初旬から北米でも販売を開始する。北米では「blue rose APPLAUSE」の商品名でアメリカとカナダで販売されるという。

○ サントリーフラワーズでは、鉢物ポインセチアの人気シリーズ「プリンセチア」のインテリアミニ鉢を9月下旬から順次全国で限定販売する。財布が当たるキャンペーンも実施。
http://www.suntory.co.jp/news/2011/11195.html
http://suntoryflowersgift.net/SHOP/50401/list.html

————————————————————–
□ 「フォア・ローゼズ」の名前をバラ色に染める4輪のバラの物語
http://www.kirin.co.jp/brands/sw/fourroses/episode/index.html

フラワーバレンタインには、4輪のバラの物語はいかがでしょうか。バーボンウイスキー「フォアローゼズ」のマークになっている4輪のバラには、育ての親《ポール・ジョーンズ》氏のすてきな恋の物語がこめられているそうです。

————————————————————–
□ 園芸家 平城好明 氏死去 【花卉園芸新聞10月15日号】
http://blog.livedoor.jp/agdw5/archives/1537026.html

NHK「趣味の園芸」で活躍された、柳宗民先生、小山征男先生、江尻光一先生に続いて、平城好明先生もお亡くなりになりました。NHK趣味の園芸をはじめ、テレビや著書・講演会等で優しい語り口でわかりやすく園芸の楽しみを伝え、社団法人園芸文化協会理事として園芸の普及と発展に貢献されました。9月9日、81歳だったそうです。告別式は9月14日に千葉市で行われました。参列者は500人におよんだそうです。ご冥福をお祈り申し上げます。

————————————————————–
□ アップルの創業者 スティーブ・ジョブズ氏 の逝去にアップルストアで献花
http://www.yomiuri.co.jp/stream/m_news/vn111007_3.htm
5日に亡くなったスティーブ・ジョブズ氏を偲び、「アップルストア銀座」(東京・中央区)には遺影に手を合わせ、献花する人たちの人垣ができた。アップルのロゴマークも消灯されていた。近くの花屋さんはにわかに忙しくなる一日だったという。
http://netafull.net/apple/038771.html
http://nikkan-spa.jp/71244
アメリカでも同じだった。
http://rocketnews24.com/2011/10/08/138456/

○ 伝説となった大学卒業式での感動的な14分33秒の演説動画 (日本語訳アリ)
「点と点がつながると信じろ」「仕事への愛を持って敗北を乗り越えること」「毎日、今日が死ぬ日だと思って自分の人生を生きなさい」「ステイ ハングリー、ステイ フーリッシュ」「ステイ ハングリー、ステイ フーリッシュ」(ホールアースカタログの最終版の言葉だった)
http://video.google.com/videoplay?docid=9132783120748987670

————————————————————–
□ 種苗のミヨシが、イベント見学会「花咲く展示会」開催 11月29日(火)に
http://gardening-sb.jugem.jp/?eid=866

株式会社ミヨシが11月29日(火)に市場、生花店・園芸店を集めてイベントを開催する。場所は ミヨシ 営業育苗センター(山梨県北杜市小淵沢町3181)。花市場関係者ならびに生花店・園芸売店を対象にした切り花圃場の見学会「花咲く展示会」を開催する。

「普段は生産者の皆様向けに展示会を開催して新品種や新しい生産方法についてご紹介させていただくのですが今回のイベントは切り花の「流通部門」に携わる皆様にミヨシの最新品種や技術をみていただくためのイベントです。参加料は無料。」

○シンプリィビューティフルのサイト: http://www.simplybeautiful.jp/

————————————————————–
□ 漢方原料 高値の花 中国産が4年で1.6倍に 輸出制限の影響懸念【毎日新聞10月9日】
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20111009k0000e040001000c.html

中国からの漢方薬の原料生薬の輸入価格が、06~10年の4年間で約1.6倍に高騰していることが8日、業界団体「日本漢方生薬製剤協会」による初の調査で分かった。経済成長に伴う生活水準の向上で、中国国内での漢方薬の服用量が急増、中国政府が生薬の元となる薬草の乱獲防止を理由に輸出制限していることが背景にある。
日本は風邪から肩こり、アレルギー症状まで漢方薬を幅広く利用する漢方大国だが、生薬の8割強は中国からの輸入。薬品業界では「ハイテク機器に欠かせないレアアース(希土類)のように中国が輸出規制を本格化すれば、漢方薬不足や小売価格高騰につながりかねない」と懸念する声も出ている。
調査は同協会加盟全74社を対象に、使用量が多い30の生薬を中心に実施。その結果、漢方薬の7割に使われるカンゾウ(甘草)が4年で約22%値上がりしたほか、シャクヤク(芍薬)が47%、ケイヒ(桂皮)が29%、それぞれ高くなるなど全生薬の値上がりが確認された。加重平均すると価格が4年で1.64倍になった計算だが、業界関係者は「足元では2倍を超えている」と指摘する。
中国政府は00年以降、薬草の乱獲による生産地の砂漠化を防ぐため、生薬の輸出に最低価格を導入するなど制限を強化。日本メーカーが08年度に使用した生薬は248品目(2万273トン)だが、うち113品目の調達先は中国に限られており、年々強化される輸出制限が日本メーカーの生薬調達を直撃する形になっている。
野村総合研究所によると、国内の漢方薬市場は07年で1131億円(医薬品全体の1.8%)。健康意識の高まりを背景に15年には2000億円に拡大する見通しだ。日本メーカーは、今のところ生薬の調達価格上昇分を生産コスト削減でカバーし、漢方薬の値上げを回避しているが、どこまで耐えられるか。業界には「このままでは、供給責任を果たせなくなる会社も出てくる」(メーカー大手)と危惧する声もある。

————————————————————–
□ ホーマック 園芸用品全店で実演販売 来春メド拡大 【日経MJ12日】

ホームセンター最大手のDCMホールディングス傘下のホーマック(札幌市)は、園芸用品・資材の実演販売を拡大する。来春をメドに全店の園芸売り場で小規模の模擬菜園やプランターを使って、実際に植物の育て方や器具の取り扱い方などを来店客に説明。これまで北海道などを中心に展開していた貸農園も倍増させる。園芸の初心者を囲い込み、定期的な来店につなげる。
これまで実演販売は店の裁量に任せており、全約170店のうち10店程度でしか実施していなかった。園芸用品は種類が多く「初心者は選ぶのが難しい」(同社)ため、全店でニーズがあると判断。来春の植え付けシーズンに合わせて関東地方を皮切りに広げていく。
売り場面積が6600平方メートル以上で約30店舗展開する大型店「スーパーデポ」では、店頭の園芸売り場に3.3平方メートル程度の小型菜園を用意し、4000平方メートル程度の標準店では野菜用のプランターを置いて実演する。実際に野菜の苗を植え、土や肥料の選別から支柱の大きさ、枝落としの方法などを店員が実践してみせる。初心者が育てやすい新種の苗なども紹介する。
併せて耕作放棄地などを希望者に仲介する「貸農園」事業も拡大する。現在北海道を中心に5地域で実施しているが、来春をメドに10地域に広げる。
農園では現在、社外の営農指導員らが週1回程度、利用者に栽培のノウハウを講義している。同社は従業員にも貸農園を割り当てて園芸の知識を深める研修を実施しており、来年からは一部の講義を従業員に任せる。売り場で実演するノウハウの習得にもつなげる。
貸農園の利用者の大部分は定年退職した高齢者で、今後も需要の増加が見込まれる。売り場での実演と合わせて、顧客拡大に取り組む。
ホーマックによると、東日本大震災以降、食の安全への関心が高まり、野菜を自分で栽培する人が増えたという。プランターや土、肥料、苗を一括購入できるDCMのプライベートブランド(PB=自主企画)栽培セットの販売が好調で、3~5月は前年同期比3.7倍。6~8月は5.2倍だった。グループ売上高の約15%を占める園芸分野の顧客を囲い込み、定期的な購買につなげる。

————————————————————–
□ 「花時間」は創刊20周年に イベント開催
http://www.hanajikan.jp/info/ginza/

花のあるライフスタイルをけん引してきた雑誌「花時間」は、今年で創刊から20周年。記念のイベントが銀座三越を舞台に行われている。期間は10月12日から25日まで。ニコライ・バーグマン氏や假屋崎省吾氏らをはじめとする花時間でもおなじみのアーチストが競演する。市川バラ園さんや國枝バラ園、メルヘンローズなどの産地から直送のバラのプレゼントもある。

○ カトリーヌ・ミュレーさんのスーパーレッスンがDVD付きの本になりました。
http://www.hanajikan.jp/info/index.html#title111004

NHKのスーパーフラワーレッスンが花時間のエンターブレイン社から出版された。『花時間』による撮りおろし作品、NHKの番組映像をふんだんに使ったオリジナルDVD(約60分)も付いた、充実の内容。ブーケオートクチュールの束ね方、基本の花束&アレンジメントの作り方、ウエディングブーケやフラワーケーキの作り方、室内の花装飾など作品30点以上を収録。なかなかよいです!

————————————————————–
□ 誠文堂新光社「フローリスト」ブログ開始
http://gekkanflorist.blogspot.com/

月刊フローリストがブログで情報発信。編集部による取材のこぼれ話、主催・後援する講習会やイベント案内などが掲載される。動画も制作、配信されそうだ。
フェースブックページ: http://www.facebook.com/gekkanflorist

————————————————————–
□ 国産カーネーションが生き残るために、「できることはなんでもする」 宇田先生
http://ameblo.jp/udaakira/entry-11049778774.html

NHKの朝の連ドラ「カーネーション」に合わせたイベントがつぎつぎに行われている。カーネーションの生産者はこれをよい機会ととらえて、協力する姿勢を前面に出している。また、IFEX期間中に東京駅の近くで生産者による交流会が開催された。

10月6日、7日、日本花き生産協会カーネーション部会2011年度技術研修会が横浜で開催された。150名のカーネーション生産者、関連企業の方が横浜に集合した。危機感を共有し未来に向けて動こうとしている。
http://ameblo.jp/udaakira/entry-11042673610.html#main
日本農業新聞の7日の記事によると、研修会では土づくりや土壌消毒の技術を見直して品質向上を目指す取り組み方針を確認した。
茨城県の常陸野カーネーション組合の沼田弘樹さんは、単肥を独自配合して施肥コストを削減する方法を紹介。市販の配合肥料を参考に、窒素、リン酸、カリの必要量をパソコンで計算し、第1リン酸カリや硝酸カリ、硝酸マグネシウムなどの配合量を決める。「基本はパソコンで計算するが、植物の状態を見ながら微調整もする。配合肥料と比べ、コストは半減した」と強調した。
香花園(高松市)の真鍋佳亮さんは、蒸気による土壌消毒を報告。「80度で10~20分を目安にし、消毒後は土壌が乾かないように水を掛けて管理する。ただ、重油の高騰で燃料費がかかるのが課題」と説明。カーネーションの残さを活用したたい肥作りも紹介した。

————————————————————–
□ 岐阜大学教授 福井博一先生の勉強会が行われました

○ スーパーの花と生花店とはすみわけができる。
http://www1.gifu-u.ac.jp/~fukui/0713.html#110926

● 全国花卸協会の勉強会「世界一受けたい花屋の授業」(9月28日)
http://ffflower.jugem.jp/?eid=196
レポート:
http://ameblo.jp/cosmo-su-san-su-san-su/entry-11038531549.html
http://kapibara-chan.cocolog-nifty.com/blog/2011/09/post-d85c.html

● なにわ花いちばの勉強会。「お花屋さんにとって大事なお話」(10月12日)
http://www.facebook.com/event.php?eid=156801237740251

○ 目利き会プログラム、10回目はディスカッション「花流通の現状と持続可能な花業界の未来」
http://ffflower.jugem.jp/?eid=197
「10月19日(水)16:30から目利き会の第10回を開催。今回は生産から小売りまですべてのポジションで活躍されているそれぞれのパネラーを囲んでぶっちゃけトーク炸裂の予定です。重要なキーマン進行役は、我らが「目利き会」代表、林和己さん(ツボイ商事)です。田原総一郎ばりでがんばるそうですので、お楽しみに!!」

————————————————————–
□ 岐阜大学教授 福井博一先生のコラム 日本の部屋での花飾り
http://www1.gifu-u.ac.jp/~fukui/0713.html#111007

○ フローリングの床に畳を敷いてくつろぐスタイルが増えている(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/homeguide/sumu/20111011-OYT8T00122.htm

日本の住環境は、マンションなどエアコンが前提の密閉空間と変わった90年代にフローリングが急増した。部屋のダニなどの問題から、板の床にテーブルとソファを置く洋風なライフスタイルとなる。それが、ここへきて、寝転んでくつろぎたいという声が増えているという。置き畳などが利用されている。

○ 日本の「家」を輸出する 原研哉 (日経新聞10月9日文化欄)…住まいが変わりつつあります。
http://house-vision.jp/blog/2011/10/blog-2.html
「今日、新たな状況が生まれている。ひとつには「リノベーション」つまり中古物件を徹底改修して自分に合った住居を作る方法が一般化し始めたことだ。(略)経済が「水平飛行」の時代を迎え、人口減少が始まったことで、人々はようやく「不動産」ではなく「住まい」を見始めたのだ。中古が新築よりずっと安い日本の現状はリノベーションに都合がいい。」
「一方では家族のかたちも新局面を迎えている。50年前は4・1人であった平均世帯人数は、今では2・5人。世帯構成のトップは「1人暮らし」で2位は「2人暮らし」。上位ふたつを合わせると全世帯の6割になる。おじいちゃんやおばあちゃんがいて茶の間があった家族の光景は既に稀少で、子供の巣立った夫婦や独身者たちの暮らしが世帯のリアリティを作っている。つまり「家」におさまる営みのかたちが変わってきているのだ。」

————————————————————–
□ オランダ ロッテルダム 世界体操の授賞式の花束

第42回世界体操競技選手権(42nd World Artistic Gymnastics casino online Championships)は24日、オランダのロッテルダム(Rotterdam)で男子個人種目別の決勝が行われ、個人総合で優勝した内村航平(Kohei Uchimura、日本)が平行棒で銅メダルを獲得した。内村が今大会で獲得したメダルは、個人総合の金、団体総合と個人ゆかの銀に続き4個目。
http://www.afpbb.com/article/sports/sports-others/Gymnastics/2769520/6366417
簡易ラッピングのオランダらしい花束
http://d.hatena.ne.jp/vincenza/20101024/p1
複雑な作りのオランダらしい花束
http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2011/10/15/gazo/G20111015001826560.html

————————————————————–
□ 木10テレビドラマ「蜜の味」ポスターの甘美な花を東信(あずままこと)氏が手掛け評判に
http://www.fujitv.co.jp/fujitv/news/pub_2011/110922-228.html
http://mantan-web.jp/2011/09/21/20110920dog00m200051000c.html

「女優の榮倉奈々さんと菅野美穂さんのダブル主演で10月から放送される連続ドラマ「蜜の味~A Taste Of Honey~」(フジテレビ)のポスターが公開された。2人と三角関係に陥る医大生を演じるモデルで俳優のARATAさんが榮倉さん、菅野さんとイバラに巻き付き、敷き詰められた花の上で手をつなぎ合う……という官能的なイメージ。榮倉さんは「敷き詰められた花々には迫力があり、異様な空気が漂っていて今後のドラマの予兆を感じさせるようでした。」

「ポスターの企画意図についてプロデューサーの渡辺恒也は「官能的な美しさの中に、毒々しさを秘める花々を敷き詰めることで、恋という魔物が持つ、甘いだけでなく人を狂わせる危うさがある「蜜の味」にとらわれた登場人物の心情を表現しました。三人の位置や、手のつなぎ方、イバラの巻き付き方などにも三人の関係性やストーリーを暗示させています。」と語っており、ポスターや看板を街中で目にした人々はあれこれ想像をふくらませてしまいそうだ。」

「ポスターは、写真家の下村一喜さんが撮影を担当し、フラワーアーティストの東信さんが重要な役割を担う“花”の演出を手がけており、食虫植物など毒々しいイメージの花が使用されている。」「今回のポスターで、俳優たちについで重要な役を担う4番目の出演者となったのが花である。花を美しくそして妖しく演出したのが、フラワーアーティストの東信氏。ニューヨークやパリでのウインドーディスプレー、カルティエ現代美術財団でのアートパフォーマンス等、アーティストとしての活動も精力的に展開。2年連続でCNNの発表する「今注目すべき日本人20人」にも選出されるなど正真正銘の世界的アーティストである。東氏は「複雑に絡み合う男女の運命を、美しくも毒々しい鮮やかな花々を用いて表現しました。」と語っている。」

「ARATAさんは「あの(ポスターの)ビジュアルの世界観にこれからたどりついていくんだろうと想像させられる設定の撮影でした」と振り返り、菅野さんは「ドラマの毒っぽい感じもよく表現されたポスターになったんじゃないかなと思います」とコメントしている。」

● スターフライヤー社の花の演出も東氏によるもの(このサイトにいろいろな作品が少しずつ出ている)
http://www.starflyer.jp/campaign/pricedown2.html

————————————————————–
□ ダニエル・オスト氏が来春日本でスクールを開校 この年末にベルギー大使館で来日セミナー
http://www.danielost.jp/index2.html

第4回新ベルギー王国大使館でダニエル・オストの来日セミナー開催。
インターナショナルスクルール日本校 来春開校準備レッスンとして、好評に回を重ねる第4回目は、クリスマスと新年を飾るアレンジメントのレッスン。ヨーロッパの伝統的な技法の基礎からオスト独特の高度なテクニックを丁寧に指導する。ティータイムにはクリスマスならではのベルギーテイストを楽しめる。
12月10日(土)~13日(火) ベルギー王国大使館

————————————————————–
□ 【新聞の投書欄から】

● ひまわり除染 期待していたのに 鈴木博子68 無職 福島市 【10月16日毎日新聞】
ヒマワリの除染効果は1~1.5%という報道にはがっかりした。春先、インターネット上では、ヒマワリの除染効果は99%以上ということだった。チェルノブイリで実証済みという。ひまわりの種を買いに走った。品不足のなか、知人らと融通しあって無事、種まきすることができた。春野菜は無理でも、何とか秋野菜は大丈夫だろうと。
そのせいか、ひまわいの林があちこちにできた。実に見事だった。もう除染は大丈夫、と金色の花をたのもしく見上げていた。
ところが、あにはからんや、9月に入って県や農林水産省の発表によると先述のように、大して考花はなかったという。がっかりしたなんてもんじゃない。今度は来週に向けて、菜の花プロジェクトなるものが、あちこちで言われている。菜の花も除染効果があるらしい。私も菜の花の種をまいたが、また肩すかしなのかもしれない。
それでも私たちは何とか土壌の除染をワラにもすがる思いでやっているのだ。

● 季節教える 亡き母の花 二宮美智子66 農業 神奈川県平塚市 【10月13日読売新聞】
秋雨で農作業もできず、家で雑事に追われていると呼び鈴が鳴った。玄関先には一人の見知らぬ女性が立っていた。
「門の前に咲いているクリーム色の花、彼岸花ですよね。珍しいので一株分けて下さいませんか」。との女性は言った。キンモクセイの香りに誘われて来たのだという。
彼岸花と言えば、赤く燃えるような花がおなじみだが、我が家では四十数年前、母から薄黄色に咲く株を分けてもらって植えた。
私は女性と彼岸花の話題で一花咲かせ、「株分けの適期が定かでないのですが、花は差し上げます」と伝えた。
お彼岸の時期になると、その名の通りいつの間にか咲き始める彼岸花、地元の秋祭りの頃にはほんのりといい香りが漂うキンモクセイ。季節を教えてくれる花々に感謝しつつ、6年前に他界した母をしのぶひとときだった。

● ヒガンバナ道 穂波と“競演” 田島歌子85 栃木市 【10月10日日本農業新聞】
わが家とその前の水田に沿って幅20メートルの川があります。嫁いできてから河川改修でできた川で、その土手に毎年少しずつヒガンバナの球根を植えてきました。年ごとにその株が大きくなり、一斉に真っ赤な花を咲かせてくれます。田には黄金色に実った稲が収穫を待っています。
今年は田植え時から放射能のことを気に掛けながらの稲作でした。しかし先ごろ、県から「セシウムの検出なし」との通知があり、出荷できるようになりました。胸につかえていたものがなくなり一安心です。
黄金の波と、真っ赤なヒガンバナの競演です。景観の美化になり、近所の人にもヒガンバナロードと呼ばれるまでになりました。真っ青な秋空の下、最高の喜びを満喫しています。

● 津波に耐えた「家宝」のハギ 小林好野72 宮城県岩沼市 【10月10日日本農業新聞】
3メートルほどに伸びた細枝に、びっしり花芽をつけてほころんでいるハギ。私の大切な宝物の一つで1997年に全国植樹祭が南蔵王青少年野営場で行われた際、天皇、皇后両陛下が植樹された記念として配布された特別な花です。
大切に持ち帰った夫から、国土を愛することの重みを聞いたとき、「家宝にしよう」と心に決めました。3月11日の東日本大震災。家も田畑も路地も、一瞬にして津波にのまれ、がれきの山に四苦八苦しました。
しかし、へどろを払っている時、ハギの根本に若葉が顔を出していたのに気付きました。大感動です。秋の七草―。今の私にはハギが一つあれば満足です。

● ヤマイモ挑戦 実りが楽しみ 池谷修一61 横浜市 【10月10日日本農業新聞】
「緑のカーテン」ヤマイモの葉が見事に生い茂っています。毎年、ニガウリ(ゴーヤー)やヒョウタンなどをカーテンにしていましたが、今年は手間もかからないというので初挑戦です。
小さな庭に何本か植えましたが、目が出たかと思うとすくすくと伸び、先輩が「秋にはムカゴがたくさんとれるぞ」と教えてくれました。ムカゴご飯が楽しみです。

● 被災者も花を楽しめるように 近藤凱和73 埼玉県鳩山町 【10月8日毎日新聞】
5月の連休明けにまいたアサガオの開花が今年はいつになく遅く、9月中旬になってやっと咲き始めました。その淡いブルーが静かな朝のひとときに、「花を添えて」くれています。生け垣にツルをはわせ、前を通る人にも楽しんでもらっています。
3.11のあの未曾有の震災に、終息の見通しが立たない原発事故が重なり、被災地のみなさんはアサガオや草花などを育てて楽しむゆとりさえ奪われてしまっているのではないでしょうか。深い同情の念を禁じえません。
私の町にも少人数ですが被災者が避難されています。ある被災者がベランダでゴーヤを上手に育てているのを目にしました。そうすることで遠くにある故郷に思いを寄せておられるのかなと感じました。一輪でも一本でも、すてきな花が咲くことを心から祈っています。

● 消えたスダジイ 稲泉良子54 主婦 茨城県古河市 【10月7日毎日新聞】
私の家から車でJR古河駅に行く途中に、立派なソメイヨシノがある。大きな傘を広げたように、毎年見事な花が咲く。
1本の桜と思いきや、3本の桜が寄り添うように植えられており、遠目に見ると1本の巨大な桜に見える。
ソメイヨシノがある工場の敷地に、もう1本巨木がある。ソメイヨシノと対照的に、一年中同じ姿態を保っている常緑樹だ。
一年中緑だが、春になるとこんもりした枝葉の上に薄緑色の若葉がもえだしてきて、まるで木の小山のように見え、生命の息吹を感じる。
私はこの木の名前を知らなかった。テレビで紀伊半島の熊野地方に自生しているスダジイの紹介番組を見て、この木がブナ科のスダジイと知った。
何万年も前から日本に自生しており、日本の大地を育んできた木だが、近年は激減しているそうだ。
ところが先日、工場の前を通りかかった時、ないではないか、スダジイの木が。代わりにそこには、工場の従業員の駐車場になっていた。
この世に姿を現してたかだか200年のソメイヨシノは、下草が刈られ、防虫剤が噴霧され、来春の開花が待たれている。
その一方で、何万年も前から日本の大地を豊かに育んできたスダジイは切られ、駐車場になってしまった。
残念だ。

● 結婚式のブーケ 佐藤奈緒28 会社員 新潟市中央区 【10月15日毎日新聞】
今月初め、親友の結婚式に出席しました。陽気のいい、まさに大安吉日の良き日に恵まれ、輝いていた新婦の笑顔と、御両親のいささか寂しそうな面影が印象的でした。
新婦とは高校から大学まで一緒で、行動を共にしたかけがえのない人。世間では女の28歳といえば、結婚適齢期を過ぎたくらいでしょうか。
お互いに知人友人が次々嫁いでいくのを目の当たりにして、焦らなかったといえばうそになります。けれど、仕事の面白さが分かり出した時に、結婚はネックになりました。
彼女と私は共に彼氏がいて、忙しい合間を縫って、長年付き合っていました。親も公認のフィアンセだったのですが、なんと彼女は妊娠していたのです。
これが彼女のターニングポイントとなり、いわゆる「できちゃった婚」ですが、結婚を決意しました。
新郎は彼女の職場の同僚で、私も一緒に食事したことがあり、彼女を守ってくれる人と確信しました。新しい命の誕生と、幸せな家庭を祈らずにはいられません。
おしゃれなイタリアンレストランを借り切ってのアットホームなウエディング。純白のドレスは圧巻で、料理は珠玉のフルコース。センスの光った進行係、バラをメーンにあしらったインテリアなど、まだ興奮が続いています。
ブーケを受け取った私。今度は私の番かな。


————————————————————–
□ ホームパーティの手土産に花を持って行くときの注意点 【日経新聞10月8日プラスワン】

日経新聞土曜版のプラスワンに、ホームパーティの手土産を持って行ってこまったこと、という記事があった。ワインを持って行ったがコルク抜きがなかった。ソバを自分で手打ちで持っていくととてもよろこばれるが、ゆでるのも自分でやる羽目になる。冷たい飲み物、アイスクリーム、ケーキなどが集まり、冷蔵庫に入りきらなくなった・・・などの困った経験が列挙してある。
そのなかに、花束についてこうある。「花束を持参したら、引っ越し直後で花瓶がなく、かえって申し訳なかった(30代女性)」すべて事前の情報収集が重要だというまとめ。
花屋さんだと、花瓶や紙のように折り畳めるプラスチック製の花器などを一緒に勧めるといい。

————————————————————–
□ 「Qちゃん」と呼んで 世田谷市場の仲卸「ウィズ」は、新商号「Q-cafs」に変更へ
http://www.q-cafs.com/

世田谷市場で鉢物を中心に営業していた「ウィズ」社は、この秋に新商号「Q-cafs」キューカフスへと変更した。切花や鉢物の生産者が店頭で自ら販売するフェアを精力的に行っており、生産者と花屋さんの懸け橋となっている。「Qちゃん」と呼んで、と代表の松橋氏
http://blog.goo.ne.jp/yuruyuruotibi/e/a961f4ff43f6ac3fb187557e9c4a06df

————————————————————–
□ 「花はどこでどんなふうに育てられているのか」知らないでは済まない世界のソーシャルな動き
http://www.otakaki.co.jp/blog/ceo/archives/2011/10/10.html
http://boycottil.seesaa.net/article/223666671.html

イスラエルの大手農産物流通会社「アグレスコ」社がこの夏に経営破たんしている。その理由の大きなものが、ヨーロッパでの「ボイコット運動」だったという。
イスラエルはパレスチナ自治区への違法な入植を拡大し続けており、自治政府との衝突が絶えない。違法な入植が貴重な水源の管理をともなっていることやパレスチナ人への農産物の流通規制などが横行し不満がたまっている。9月のパレスチナ自治政府による国連への加盟申請の強行は、アメリカの拒否権発動が分かっていながらも行われた。これは、このような苦しい状況を訴えるためのものだという。
http://mainichi.jp/select/world/news/20110917k0000e030020000c.html
http://mainichi.jp/select/world/europe/news/20110929k0000m030115000c.html
http://palestine-heiwa.org/doc/2007/j-val.html
こうした状況のもとで「アグレスコ」社への不買運動が数年前からイギリス・フランスをはじめ各国で行われた。http://dai.ly/py7Ld0  http://www.youtube.com/watch?v=p5yu0cCXUiQ
実は、このアグレスコ社の取扱商品は野菜もあるが、切り花なども非常に多く、イスラエルから世界へとカーネーションなどが送られていた。もちろん日本にも数社の輸入会社を経由して入っている。先にあげたサイトは一方的な情報であるのかもしれないが、世界で激しい不買運動が起きていたということには違いない。私たちはこうしたことを知り、考えていく必要がある。
「Where have all the flowers come from? これらの花はどこからきたのか?」
http://www.youtube.com/watch?v=mTDMg0nvAF0&feature=player_embedded

————————————————————–
□ 「売れているのがおいしい料理だ」サイゼリア創業者の考え方に学ぶ

よいものをつくれば売れるはず、という考え方はこの本を読むと変わります。サイゼリアの提供する幸せな家族のイメージは、イタリアの日常にあり、低価格でおいしいワインといくつもの料理を組み合わせて楽しめるようにと全体が構想されている。創業者が自分で歯切れの良い言葉で語る本、「・・・売れているのがおいしい料理」と、研究者が外から見た「サイゼリア革命」。この両方を読むと、正垣さんの人となりやオリジナルな発想法について理解することができます。とても面白い読み物でもあります。商売の目的、経営の捉え方や商品開発など学ぶことの多い本です。

○「おいしいから売れるのではない 売れているのがおいしい料理だ」  正垣泰彦 (著)
http://amzn.to/nU7dEE
「「安心感を与える値付け」「ヒットを生む2つの大原則」「儲かる店を作る財務」「値下げの限界点を見極める」「他店舗化のポイント」「人材の育て方」「自社の強みをどう磨き抜くか」といった、マーケティングや経営に携わる誰もが直面する課題について、正垣氏がその解決策をズバリ解答。」

○「サイゼリア革命」―世界中どこにもない“本物”のレストランチェーン誕生秘話 山口芳生 (著)
http://amzn.to/oJMFzA
「本書は、サイゼリヤの安さとおいしさ、強さの秘密にせまる『原理原則』、経営理念や誕生秘話の詰まった『科学する脳』、人間・正垣泰彦の魅力と成長の軌跡を語る『飛躍へのステップ』の3部構成。外食業界の革命児、リーダーとしての魅力に溢れた正垣泰彦氏の経営哲学に迫った待望の一冊」

====================================================================
■ 配信先メールアドレス変更&配信停止は、
お手数ですが、 < greenwingsjapan@gmail.com >までご連絡ください。
====================================================================
■ このNews letterは、すべて新聞・雑誌・ウェブなどの公開情報をもとに制作しています。
■ 本ニュースレターに関するご意見、ご要望等ございましたら、下記までご連絡お願いいたします。
e-mail to:greenwingsjapan@gmail.com
====================================================================
■ 編集後記
○ この秋の花の不足は、近年まれにみるほどの高い価格に反映されました。品質への評価とは別な需給バランスの崩れからくる高値は消費者の理解を得られません。秋は9月敬老の日、彼岸、10月の体育の日、11月の文化の日、勤労感謝の日と連休が重なり婚礼やイベントの需要は減る様子がありません。それなのに、温暖化で苗を植え付ける夏は酷暑となり、植物にも働く人にも大きな負担とリスクとなっています。輸入で置き換えられるものとそうでないものがありますね。IFEXでは、期間中にさまざまな交流会が行われ、意見交換がありました。技術なのかマネジメントなのか、コミュニケーションの重要性はますます高まっています。
○ とっておきの情報・感想をメールでお寄せください。< greenwingsjapan@gmail.com >
====================================================================
メールマガジン << グリーンウイングスジャパン・ニューズレター >>
[発行] 株式会社グリーンウイングスジャパン
Copyright (c) 2011  All rights reserved. 許可無く転送・転載することを禁じます。
====================================================================