ニューズレターNO.0076
■■■■■■■ グリーンウイングスジャパン・ニューズレター ■■■■■■■
「平成23年7月新潟・福島豪雨」に関して、今回の豪雨で被害を受けた方々に、謹んでお見舞い申し上げます。また、一日も早く復旧されることをこころからお祈り申し上げます。
———————————– 2011.08.15号【No.0076】第33~35週目
発行元 株式会社グリーンウイングスジャパン < http://www.greenwings.jp/ >
GWJ————————【 8月下旬 】———————–GWJ
8月23日(火)処暑
8月24日(水)ごろ 各地で地蔵盆
8月29日(月)旧八朔
9月1日(木)二百十日・防災の日・関東大震災記念日
9月6日(火)~9日(金)ギフトショー(東京)
9月8日(木)白露
9月9日(金)重陽 救急の日
9月11日(日)二百二十日
9月12日(月)中秋の名月(十五夜)
9月15日(木)老人の日・老人週間(~21日)
9月19日(月)敬老の日(9月の第3月曜日)
9月20日(火)彼岸入り 社日(秋)
9月23日(金)秋分
【8月のモチベーション・テーマ】http://www.nnh.to/08/weekmove.html
○ 観光、水、星、道、戦争と平和、帰省 節電、エネルギー、夏休み、暑さを楽しむ、納涼、秋へ
●【二十四節気と雑節など】 http://www.nobi.or.jp/calendar/24.html
○ 処暑(太陽黄経150度) 8月23日 二十四節気の一つで、暑さが峠を越えて後退し始める頃。二百十日・二百二十日とともに台風の特異日とされている。
○ 白露(太陽黄経165度) 9月8日 二十四節気の一つで、大気が冷えて来て、露が出来始める頃。
● 重陽の節句 9月9日 菊の節句。中国の陰陽五行思想では奇数のことを陽数といい、特に九月九日は九という陽数が重なる(重陽)めでたい日として重んじた。この日には主に長寿を願う祓い事が催され、菊の花が邪気を払い長寿に効くと信じられていたので、菊の花びらを浮かべた菊酒を飲んだ。明治以降は急速にすたれ、現在では菊の品評会を開く程度になった。
○ 中秋の名月(十五夜)9月12日 中秋の名月(十五夜) 旧暦の8月15日の満月のこと。中国では「中秋節」。満月を楽しむ宴などを開いた。ススキを飾り、月見団子や里芋、枝豆や栗などを供える。子どもたちがこっそりと食べてもよい「団子盗み」「団子どろぼう」などの風習がある地域もある。
○ 秋分(太陽黄経180度) 9月23日 (Autumnal Equinox) 二十四節気の一つで、春分と同様に、太陽が真東から昇って真西に沈み、昼と夜の長さがほぼ同じになる日。
●【六輝(六曜)カレンダー】http://zexy.net/man/rokki/cal/2011/
大安は、8月28日(日)、9月19日(月=敬老の日)、25日(日)
GWJ———————【 ニュースIndex 】———————–GWJ
◆ 記録的な雨量で新潟県と福島県に大きな被害 「平成23年7月新潟・福島豪雨」
◆ 中央卸売市場の手数料変更に関する新しい動き。「鉢物」と「切り花」を切り離し検討
◆ 鉢物花き流通の安全性に関する問題について
● 放射性セシウムの暫定許容値が400ベクレル/㎏と決まった
● 原陪審 17道県の牛と肉対象 「風評被害」で最終調整
● 「飾って応援しよう~花と緑でひとは元気になる」
GWJ——————【 ミニ・クリップIndex 】——————-GWJ
□ りんどうなどお盆の花の相場は堅調だった2011年夏
□ 「国境のない花たち展」震災と原発事故の今年も広島で開催されました
□ 日本全体の1/3が単身世帯。国民の6、7人に一人が「貧困」。壮年パラサイト【貧困・高齢化】
●拡がる「単身世帯」と「貧困」今と未来の問題 【毎日新聞7月27日】
●膨らむシングル経済(下)低成長、未婚化に拍車 【日経新聞8月4日】
●増える「壮年パラサイト」【毎日新聞8月5日】
□ 月刊「フローリスト」は40ページの「葉もの使い」特集
□ 50年。唯一人、日本の固有種「ヒメサユリ」を育てる 福島県月田さんの最新記事
□ 輸入の花のシェア拡大が示す日本の花流通の未来
□ コスト削減の具体策を考えたいという生産者の今の関心
□ 大田花き「FLOWER MESSAGE」から 市場の役割と今後
□ 宮崎では「生産者と地域の専門小売店の連携」を模索する
□ 画期的な花商品と宣伝広告 バルーンフラワー!! 北海道 フルーロン花佳さん
□ つくる側の問題、流通の問題 少しもよくならないこと
□ 花のプロを育てる専門学校フローレンスカレッジが公募展「FLORENS CUP」9月に実施
□ ユリ、家庭用・贈答用とも好調 【8月6日日本農業新聞】
□ 種苗会社各社のトルコギキョウ新品種のトレンドを紹介 日本農業新聞
□ 夏に見とれたい、「変化朝顔」の世界
□ 竹炭と「微生物」で消臭効果を持つ観葉植物「SUSUSU」販売へ
□ 椅子が咲く。オランダらしい楽しいアイデア。「TULPI」
□ 陸前高田市の高田松原 まつぼっくりの種から再生の発芽 【読売新聞8月4日】
□ 本山達雄 「生物学的文明論」 豊かにめぐる生き物の時間を意識して店頭を変える
□ 「孫の力」という雑誌から考えること
□ 奈良の国立博物館で正倉院の宝物「蘭奢待」14年ぶりに公開!10月末から
□ 元男子サッカーの日本代表DF 松田直樹選手の突然の死
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GWJ————————【 ニュース 】————————–GWJ
◆ 記録的な雨量で新潟県と福島県に大きな被害 「平成23年7月新潟・福島豪雨」
「平成23年7月新潟・福島豪雨」。7月27日から30にかけて、記録的な豪雨となった新潟県・福島県では、多くの家屋が浸水し、亡くなられた方も出ました。また、花の生産でも大きな被害となり、圃場や施設への冠水や集荷所の被災、土砂崩れによる交通の遮断など生産・流通に影響が出ています。
○ なにわ花いちばでは、大変重要な内容ととらえ、いち早く被災状況を取りまとめHPで公開した。被害の程度に関わらず、関係産地に照会し取りまとめる形を取っている。当該産地・生産者の様子を心配する多くの人がこの情報で実情を把握できた。お盆前という時期でもあり、対応の速さはとても有難い。
http://www.naniwa-hana.co.jp/
水害は、植物の冠水後の病気発生などの影響が心配される。被害が大きくならないことを祈りたい。
7月31日までの記録(なにわ花いちばサイトによる)
【新潟県】
<下越地域の状況>JA新潟市、JAにいがた岩船、JA北越後、JA中条町、JA新潟みらい(白根、五泉)、JA新津さつき、JA越後中央が対象。一部で、大雨により圃場が浸水したが、被害は比較的軽微で、今後出荷に大きな影響はない見込。<中越地域の状況>JA北魚沼(OHユリ、LAユリ、AHユリ、ナルコほか)はJA集荷場、冷蔵施設が冠水。圃場にも水が流れ込み、土壌・球根の流出があった。現在は被害状況確認中ですが、大きな被害が出ていると考えられ、今後の出荷に影響が出る見込み。JAにいがた南蒲(ナルコほか)について、JA集荷場、冷蔵施設が冠水。河川の氾濫により、旧下田村など広い地域で冠水した。圃場も大きな被害がある模様。今後の出荷に影響が出る見込み。JA魚沼みなみ(OHユリ)、JA十日町(OHユリ)、JA津南町(OHユリ、ナルコ他)の3農協について、大雨の影響で一部圃場が冠水しました。更に詳しい状況を確認中。
【福島県】
<会津みなみ西部>リンドウ・カラー・草花に関して一部で床上浸水、橋が流れるなど被害大きく、冠水被害の圃場もあり、山あいの圃場では小さな山崩れの被害も確認されている状況です。
<あいづ北会津(トルコ)>被害なしの模様<あいづ猪苗代(カラー)>被害なしの模様<会津みどり(菊)>一部圃場冠水被害、今後「根腐れ」による立ち枯れが懸念されます。<会津みどり昭和(カスミ)>一部冠水被害あり、今後、病気の発生など懸念され秋の出荷に影響がでるかも知れない。
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◆ 中央卸売市場の手数料変更に関する新しい動き。「鉢物」と「切り花」を切り離し検討
http://163.139.215.98/Blog/2011/07/post-311.html
平成16年(申請等で実際は平成21年4月から)に中央卸売市場の手数料自由化が認められてから実際に「値上げ」したのは砧花きだけ(平成21年4月から10%に)。問題になったのは品目別に手数料を変えることは認められないとされたこと。砧花きの場合、取り扱いが「鉢物」だけだったために申請は明快だったが、他の市場では「切り花」「鉢物」両方を扱っており見送られている。今回の東京都との話し合いで見えてくるのは、「鉢物」10%・「切り花」9.5%といった手数料の変更申請が来年度から始まっていく動きだ。
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◆ 鉢物花き流通の安全性に関する問題について
先月末の汚染腐葉土が流通した問題を受けて、消費者からの安全性に関する問い合わせが多くなっている。大田花きでは、このたび鉢物について安全であることをHPで紹介。日本花き生産協会と農林水産省生産局花き産業振興室 佐分利室長とのやり取りをそのまま公開している。
http://www.otakaki.co.jp/info/archives/2011/08/01/01/index.html
1. 放射能の被ばくには内部被ばくと外部被ばくがあり、鉢花からの被ばくは外部被ばくに該当します。
2. もし、今回発見された最も高い数値である1キロ当たり1万4,800ベクレルの放射性セシウムを含む腐葉土を、一般的に鉢花用として広く流通している5号鉢に1kg詰め込んだとして(通常は鉢いっぱいで500~600g程度)、これを1mの距離に2ヶ月間置き続けたとすると、被ばく量は合計で0.0023ミリシーベルトになります。これは、日本における自然界からの年間被ばく量1ミリシーベルト比べると比べるとかなり低い数値です。なお、世界の年間平均被ばく量は2.4ミリシーベルトです。(数値は当協会にて鳥取県のデータを基に計算。)
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● 放射性セシウムの暫定許容値が400ベクレル/㎏と決まった。
農地10アールに対して40年間毎年2トン繰り返し入れても土壌のセシウム濃度が通常より上がらない値。食品として流通できるお米の暫定基準値が500ベクレルなのでそれよりも小さい値となった。
放射性セシウムを含む肥料・土壌改良資材・培土及び飼料の暫定許容値の設定について
http://www.maff.go.jp/j/syouan/soumu/saigai/shizai.html
○ 報道
http://www.jacom.or.jp/news/2011/08/news110802-14433.php
【例外について】(1)生産した農産物の全部または一部をその農地に戻す場合、(2)草地・飼料畑などで生産した飼料を畜産農家に供給し、その畜産農家からの家畜排せつ物やたい肥を、元の草地や飼料畑なども戻す場合、は暫定許容値にかかわらず使用できる。理由は、こうした循環的な利用であれば「土壌汚染の拡大」はないため。
【ただし】 農水省は▽肥料等を購入したり譲り受けたりする場合はどの時期に、どの地域で、どのように生産されたかを確認する▽自ら生産した肥料等を使う際には、使った材料や保管場所を確認し放射性セシウムの状況については県に問い合わせる▽たい肥やその原料、飼料や飼料原料を販売・譲渡する際は生産状況に関する情報を適切に提供することなど農家に呼びかけている。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110802/dst11080213130021-n1.htm
●東北関東の17都県で生産された牛の糞尿などを原料とした堆肥、腐葉土の利用や生産、流通を自粛要請していたが、1日付で自粛は解除された。市町村で検査したのち基準値を超えなければ流通が始まる。
http://mainichi.jp/select/science/news/20110802k0000e040047000c.html
http://www.asahi.com/national/update/0802/TKY201108020162.html
http://news24.jp/articles/2011/08/02/06187745.html
「腐葉土:「指導なく出荷続けた」栃木の業者、対応遅れ拡散 業者は政府への怒り吐露
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110803k0000m040048000c.html
8月2日に「京都でも」栃木県産の汚染堆肥が見つかっている。
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110803k0000m040160000c.html
● 【事例紹介】 「プロトリーフ」社の対応 7月25日から8月までの取り組み
http://tsuchi.blog.protoleaf.com/ 真摯な対応が信頼を集める「土ブログ」
● 2万円の家庭用線量計JAXAが開発、8月末にも販売へ
・厚さ3ミリの樹脂製カバーで覆い、落としても壊れにくい。単4電池2本で1か月使える。
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20110801-OYT1T01250.htm
・エステーも開発 10月20日に発売へ 測定に数分から10分かかる。
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20110726-OYT1T01014.htm
・富士電気が段ボール等で梱包したままの野菜、肉、魚など食品の放射線を約12秒で測定できる高性能機器を開発、という記事。いままで食品は細かく切り刻むなどの処理で膨大な時間がかかっていた。この機器は病院や原発で使われている高感度測定器の応用。9月から発売。430万円。今年度500台目標。コンベアで食品を機器に流せば1時間あたり段ボール200ケースの連続測定は可能。
http://mainichi.jp/select/biz/news/20110802k0000m020122000c.html
● 原陪審 17道県の牛と肉対象 「風評被害」で最終調整 【日本農業新聞8月4日】
東京電力福島第1原子力発電所事故の賠償ルールとなる指針をつくる、 文部科学省の原子力損害賠償紛争審査会は、7月29日の同審査会で、5月末の「第2次指針」から漏れた非食用の花きも「洗浄されない状態で流通し、消費者が身辺で使うことから接触を懸念する傾向がある」として、福島、茨城、栃木の3県を賠償対象に盛り込む。
● 「飾って応援しよう~花と緑でひとは元気になる」
http://www.maff.go.jp/j/seisan/kaki/kazaouen.html?edit=1
被災地産花きを積極的に消費することによって、産地の活力再生を通じた被災地の復興を応援するため、関係者間で一体感を醸成できるよう共通のキャッチフレーズ「飾って応援しよう!~花とみどりで人は元気になる~」として呼びかける活動。
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GWJ——————【 ミニ・クリップ 】——————-GWJ
□ りんどうなどお盆の花の相場は堅調だった2011年夏
● 月遅れ盆の仏花、卸値は平年並み 入荷増も引き合い強く【日経新聞8月11日】
月遅れ盆を前に、菊などの仏花用切り花が出荷のピークを迎えている。東京・大田市場では10日、大田花きの白菊の平均卸値が1本63円と平年並みの水準だった。入荷量は前年より約2割多いが、東日本大震災後初のお盆ということもあり、東北を中心に引き合いは強い。卸値は今週いっぱい堅調に推移しそうだ。
○大田市場では週初から輪菊やスプレー菊の入荷が本格化。「猛暑で入荷量が減った前年同期より2割ほど多い」(花き卸のフラワーオークションジャパン=東京・大田)。 ○例年、仏花は8月初めに出始めるが、「今年は2~3日遅れた」(大田花き)。梅雨明け後の気温上昇のほか、7月下旬の冷え込みで花の生育が遅れたためだ。産地の出荷がずれ込み、市場への入荷は今週から増えた。 ○首都圏の生花店では白菊が1本210円、小菊が157円と前年並みの価格で売られている。
● 「お盆までには」 仏壇、仏具購入 お盆を前に増加 【産経新聞8月12日】
東日本大震災の被災地で、仏壇や仏具を購入する人が増えている。津波で家族を亡くし、仏壇などが流された人がお盆を迎える前にこぞって買い求めているという。
○プレハブで営む岩手県大槌町の「臼沢仏具店」では、仮設住宅に合わせた小型の仏壇、仏具がよく売れている。店主の臼沢友二さん(61)は「亡くなった人に手を合わせる余裕が出てきたのかな」。○ 仙台市青葉区の「仏壇の佐正」では例年の7、8月と比べ約2倍の売れ行き。購入客の半分は被災者で、多くが家族を亡くし今年、初盆を迎える遺族という。○ 自宅を流された宮城県気仙沼市の男性は「何としても盆までには仏壇が欲しい」と店を訪れた。○ 佐藤晶洋社長(60)は、「葬儀ができる状況を迎え、仏壇を買いそろえる人も増えているのではないか」と話している。
● リンドウ高値基調 月遅れ盆注文急増セリ分わずか スターチスも上昇【日本農業新聞9日】
○ 月遅れ盆(13日~16日)の仕入れピークに突入した花き市場で、リンドウが高値で取引されている。○ 8日の日農平均価格(各地区大手卸7社のデータ集計)では、1本56円。品薄だった昨年とほぼ同水準。小売店からの注文が急増している。○ 代替としてのスターチスも上昇。○ 同日の7卸合計販売量は158万本。少なかった前年に比べれば1.8倍!一昨年と比較しても約1割増加しているにもかかわらず品薄感がある。その理由は極端に「注文」取引の量が増えていること。
○ 昨年の品薄で大きな影響を受けた小売店が今年の7月前半の情報から需要期に少ないのではないかという観測で注文に動いた。岩手県JA新いわてによると、産地への注文は早い段階から動きがあり、前年に比べ同時期で3~4割増となった。
○ ここに7月中旬以降の冷え込みがあり、開花が遅れた。注文対応に追われセリ分が回らない状況になった。○ 大田花きでは8日に販売したリンドウ58万本のうちせりで販売されたのはわずか数%。○ ことため、せり価格は岩手産の安値で59円と高騰した昨年をさらに1割程度上回った。○ 「平均価格」だと下位等級が多いために上昇がわかりにくいが、今年の取引は堅調となった。○ リンドウの代替でスターチスの価格も上昇している。日農平均価格で62円と前年よりも1円高く取引された。
○ 残すところ10日、12日と取引があるが堅調に推移すると見られている。
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□ 「国境のない花たち展」震災と原発事故の今年も広島で開催されました
平和な世界でなければ花は生けられない。チェルノブイリ原発事故をきっかけに始まった平和を祈る花人たちの展覧会が今年も広島で開催されました。毎年8月6日の前に行われています。
国境のない花たち展
http://www.morikawa-kaen.com/gallery.htm
広島の花き業界では、平和祈念式典に合わせて生産者から小売店まで、祈念式典に訪れる一般参拝者のための献花を集めて寄付しているそうです。
http://www.hiroshima-oroshi.com/hanaman/2011/08/post-430.html
http://miyoko-diary.cocolog-nifty.com/blog/2011/08/post-2c09.html
http://ameblo.jp/ange-kiyoka/entry-10977927761.html
http://ameblo.jp/katoto/entry-10976653430.html
http://webnatural.blog83.fc2.com/blog-entry-230.html
http://webnatural.blog83.fc2.com/blog-entry-231.html
http://twitpic.com/611i7a
http://moon.ap.teacup.com/waterlily/1576.html
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□ 日本全体の1/3が単身世帯。国民の6、7人に一人が「貧困」。壮年パラサイト【貧困・高齢化】
●拡がる「単身世帯」と「貧困」今と未来の問題 【毎日新聞7月27日異論反論 雨宮処凛さん】
○7月12日、この国の相対的貧困率が発表された。全体で16.0%と過去最悪、国民の6~7人に1人が貧困ということになる。驚くべきは母子家庭などの「一人親世帯」の貧困率が50.8%と依然半数以上であること。ちなみに今回の調査で「貧困」とされたのは、2009年の年間所得が112万円未満の人たち。
○「貧困」という言葉を、この国は長いこと忘れていた。その証拠に、貧困率そのものの調査を政府は1960年代にやめてしまった。そんな貧困が2000年代半ば、「格差社会」や「ワーキングプア」といった言葉、「年越し派遣村」という現象と共によみがえってはや数年。政権交代を経て貧困率も公表されるようになった。しかし、雇用をはじめとしてこの問題の解決は進んでいない。そこに起きた東日本大震災。ただでさえ満身創痍だった日本がさらに痛めつけられた。
○ 11年版の労働経済白書によると、70年代後半生まれのポスト団塊ジュニア世代(現在30代)の正社員化は進まず、非正社員でい続けている割合が高いという。また、07年から09年にかけて、子ども(17歳以下)の貧困率が1.5ポイント増えているのも気になる。少子化で子どもの数は減っているにもかかわらず、この24年間で4.8ポイントも悪化しているのだ。この背景には、働き盛りの親世代の低所得化、不安定化が浮かび上がる。
○ 貧困率が発表される2週間ほど前、昨年10月に行われた国勢調査の速報値が発表されたのだが、こちらも気になる数字の宝庫だった。まず驚いたのは、日本でもっとも多い世帯が「単身世帯」となったこと。全体の31.2%で1600万人近く。その3分の1が65歳以上。また、その次に多いのは「夫婦と子どもからなる世帯」で28.7%。しかし、この「子ども」って、何歳以下なのだろうか。18歳未満?それとも20歳以下?
○ その辺りが気になったので総務省統計局に電話して問い合わせたところ、驚いた。なんと「夫婦と子どもから成る世帯」の子どもに年齢制限はなく、例えば「60代の子どもと80代のその両親」であっても、そこに含まれるのだという。考えてみれば、私の周りでも「低賃金で親元を離れられない30代」や「一人で親の介護をしている50代の独身者」などがいる。一見、「標準世帯」と思われがちな「夫婦と子どもからなる世帯」の実態も、この数十年でずいぶん、様変わりしているはずだ。
○ 自殺者は13年連続で3万人を超え続け、孤独死も年間3万人といわれる。雇用破壊、無縁社会、そして子どもの将来を左右する貧困。どこから手をつけていいのかもう分からないが、実態をくわしく知ることからしか解決策は見つからない。
●膨らむシングル経済(下)低成長、未婚化に拍車 【日経新聞8月4日】
○ 東京・上野の焼肉店。午後9時すぎの店内は静まり返っていた。席は会社員やOLで埋まっている。だがテーブルは1人ずつ背の高い仕切りで区切られ、隣の客の顔すら見えない。目の前の壁に向かって黙々と箸を動かすだけだ。
○ 4月に開業した1人客専門店でその名も「ひとり」。単身世帯の増加で進む「個食」は、家族や友人と楽しむのが常識の焼肉店にも広がる。市場が縮むファミリーレストランでは最大手のすかいらーくが甲府市の店舗を1人の利用が多い丼店に替えた。
結婚願望強く
○ 「私が死んでも誰も困らない。生命保険なんて要りません」。20代後半の独身女性のこんなつぶやきから、新しい保険商品が生まれた。
○ ライフネット生命保険が販売する「就業不能保険」。保険金の受け取り手は保険料を支払う本人だ。病気やけがで長期にわたって働けなくなった場合に、毎月給付金を受け取れる。保障額は平均で月16万円ほど。購入層の7割が20~30歳代で、一人暮らしならなんとか生活を賄える額だ。
○ 2010年2月に販売を開始。今年6月までの累積契約数は7400件と前年同月時点の7倍だ。生命保険は家族や親族など残された人のために加入する商品だが、単身世帯増で10年度の個人向け新規契約件数は01年度比で9%減った。
○ 単身者の生活環境は年々快適さを増し、便利になる。もっとも未婚・晩婚化が加速するのは若者の独身志向が強いためだけではない。結婚したくてもできないという事情もある。内閣府によると、20~30歳代の未婚者のうち将来結婚したいと考えている人の割合は男性で83%、女性は90%に及ぶ。とりわけ東日本大震災以降、1人でいる不安から結婚に向けた活動、いわゆる「婚活」は勢いづいている。
○ ヤフーが運営する結婚仲介サイト「ヤフーお見合い」。利用料は男女とも月額4480円と専業の仲介サービスより割安で登録者は震災直後から急増。4~6月は前年同期比で10%増えた。異性と出会う機会が少ない技術者や休日出勤の多い流通業関係者が目立つ。
○ だが雇用・所得環境の悪化が結婚を阻む。「結婚に年収300万円の壁がある」。内閣府が6月に公表した「子ども・子育て白書」によると、年収300万円以上の20~30歳代の男性既婚者の割合は3~4割に達するが、300万円未満は1割ほどにとどまった。
○ 厚生労働省によると、50歳時点で一度も結婚したことがない生涯未婚率は30年には男性で29.5%、女性で22.6%になる。10年の合計特殊出生率(1人の女性が生涯に産むとされる子供の人数)は1.39で、将来の少子化は深刻。単身世帯増に歯止めがかからないと、社会保障サービスの低下、労働力不足など経済成長への足かせはきつくなるばかりだ。
地域の絆作り
○ この悪循環をいかに断ち切るか。財政事情は厳しく、妙薬はない。行政、地域社会などが連携し、働きやすい環境づくりなど社会が縮まないための総合的な対策が必要だ。
○ 京都市に住む4歳の女の子は、おばあちゃんが大好きだ。ただし実の祖母ではない。子供一時預かり所「ばぁばサービスピノキオ」で働く山崎美智子(79)だ。
○ 同市のシルバー人材センターが運営する同所には60~79歳の「おばあちゃん候補」が87人おり、働く母親の子育てを支援する。利用者は1年で延べ4000人。山崎は「子供についていくのは大変だけど今や生活そのもの」と笑う。
○ 京都の事例は共働きや育児に悩む親と時間を持て余す高齢者をうまく結びつけた仕組みといえる。単身世帯の増加傾向は簡単に止められないが、シングル経済の拡大の陰で弱まった絆を作り直す営みは欠かせない。
●増える「壮年パラサイト」【毎日新聞8月5日】
~ “くらしの明日” 私の社会保障論(山田昌弘・中央大教授)
○ 先日、大学の講義で小津安二郎の映画「晩春」(1949年公開)を見せた。笠智衆演じる父親が「お父さんもう56だ、もう先は長くない」と言って、原節子演じる27歳の一人娘に結婚するよう説得するシーンが出てくる。60年前、男性の平均寿命は60歳を切っていた。子が成人するころには親がいつ亡くなってもおかしくない時代だった。親をいつまでも頼れないと実感できたから、結婚が早かったともいえる。年金受給前に約半分の男性が亡くなるから年金財政も心配なかった。
○ 2011年、男性の平均寿命は80歳まで延びた。昔のように、56歳の親がもうすぐ死ぬから早く結婚しろ、と言っても説得力はない。桂文珍師匠の新作落語に、息子もうすぐ定年で老後が心配で心配で、と嘆く高齢女性の話があるくらいだ。
親の年金に依存する未婚者
○ 日本では1人暮らしの独身者は少ない。男女とも20~34歳の未婚者の80%は親と同居している。90年代は、私(山田)がパラサイト・シングルと呼んだように、親に依存しながらリッチな生活を楽しむ余裕があった。しかし、21世紀に入り、若年失業者や非正規雇用者が増え、独立や結婚するお金がなくて仕方なく親と同居し続ける未婚者が増えている。今、親と同居する未婚者(20〜34歳)は約1100万人で、同年代の半分弱。日本で少子化が進むのも当然だ。
○ そして、今、増大しているのが、壮年親同居未婚者である。35~44歳の親同居未婚者は09年には280万人まで激増した(統計研修所の西文彦氏の分析。80年は39万人)。同居する子どもの経済状態は悪く、失業者、非正規雇用者とも約1割。もう親はほぼ70歳、つまり年金生活をしている場合がほとんどだ。私の分析では、80年代は正社員の子が親を養う形が多かったが、00年代に入ると、実質的に親の年金で低収入の子がなんとか生活できるケースが増えている。
○ つまり、ここ20年、年金制度の充実で、高齢の親世代の経済状況の変動で、子世代の経済力が低下した。つまり、現役の子が同居の子を養う時代になってしまったのだ。
○ 親が亡くなったらどうなるか。未婚の子どもが正社員なりで経済力があれば問題ない。しかし、収入が少ないから結婚せず、親と同居し続ける場合が多いことを考えると、親の年金なしでは生活できないケースが増える。10年くらい前から、親の死を隠し年金を搾取して逮捕されるケースが報道され、昨年のミイラ化事件で話題になった。10年後からは、親が亡くなり生活できなくなる親同居未婚者が年数万人も出てくることは間違いない。今から対策をしておく必要があるのだ。
【パラサイト・シングル】
学校を卒業した後も親元で豊かに暮らす未婚の人をさす言葉で、90年代後半に流行した。自立に必要な生活費や家事にかける時間を趣味や高級品の消費にまわし優雅な独身生活を楽しむもので、親に寄生(パラサイト)しているようにみえることから、山田昌弘氏が名付けた。
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□ 月刊「フローリスト」は40ページの「葉もの使い」特集
http://www.seibundo-shinkosha.net/products/detail.php?product_id=3130
月刊フローリスト9月号は、「葉もの」特集。40ページにおよぶ大きな特集で、さまざまな葉ものの利用方法を解説する。この特集は09年の7月号で特集された葉もの特集のパート2として企画されたもので、合わせて見ることで学びが深まるという珍しい方法になっている。素材個々の扱い方のほかに、「巻く」「束ねる」「折る」などの「動詞」でテクニックをわかりやすい分類にしたのは09年と同じ。フラワーデザイナーによる作例も多く載せられている。
後半には6月に行われたエンターテイメントを意識したフラワーデザインコンテスト「フローリスト・レビュー」の詳細なレポートが載っている。各ファイナリストの紹介や、作品、審査員による講評など作品への取り組み方や見方がわかる内容になっている。
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□ 50年。唯一人、日本の固有種「ヒメサユリ」を育てる 福島県月田さんの最新記事
http://www.ruralnet.or.jp/gn/201109/image/matu201109.pdf
現代農業9月号の記事。日本で唯一固有種である「ヒメサユリ(流通名オトメユリ等)」の栽培を50年取り組んでいる月田農園、月田禮次郎さんの最新記事。月田さんは、自然に近い状態でヒメサユリを栽培する。ピンク色のオリエンタルユリの育種親として重要だったヒメサユリの球根は、明治初期から昭和にかけて海外にも多数出荷されるほどだった。しかし、ヒメサユリは種から花が咲くまで何年もかかるうえに病気に弱く、安定した栽培が非常に難しい花だ。月田禮次郎さんはお父さんの夢を引き継ぎ親子二代50年にわたる挑戦を繰り返している。
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□ 輸入の花のシェア拡大が示す日本の花流通の未来
http://ameblo.jp/udaakira/entry-10978466178.html
「カーネーション生産が崩壊して、切り花生産が生き残れた国はありません。カーネーションが崩壊すると、すべての花生産が崩壊する!」宇田先生の警告。
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□ コスト削減の具体策を考えたいという生産者の今の関心
http://www1.gifu-u.ac.jp/~fukui/0713.html#110809
● 岐阜大学福井先生の見方
「景気の後退や社会不安などから花の市場価格が低迷し、加えて重油価格の高騰などから、収益性の向上の観点から生産コストの低減に関する関心が高まり、今年に入って生産コストの低減に関する複数の講演依頼が来ています。」
「生産コストは粗収益に対する生産経費(変動費と固定費)の割合です。分子の生産経費(変動費と固定費)の低減を考える「引き算の発想」から、分母の粗収益を増加させる「足し算の発想」を持つことが重要ではないかと考えます。」
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□ 大田花き「FLOWER MESSAGE」から 市場の役割と今後
http://www.otakaki.co.jp/ir/report/pdf/2011/2011fm.pdf
●2011年3月、農水省は第9次中央卸市場整備計画を公表した。
●今年の4月1日から核となる「中央拠点市場」を指定し、物流と取引の効率化のためスケールメリットが見込める規模の市場をエリアの拠点とし、流通網の再整備と市場流通の活性化を図る。ハブ(拠点)とスポーク(地域拠点)という流通を機能させようという狙い。
●「中央拠点市場」として指定される取扱品目は青果物と水産物だが、産地が青果とかなりの部分で共通する花についても、青果物の物流網が敷かれると同様の集中が見られると考えている。つまり拠点の総合市場化が進むと見ている。
●背景には売り手も買い手も農産物流通の総合化を望んでいることがある。
●生産者から見て中央拠点市場は魅力的で、生産の大型化、物流の効率化、所得の向上が図れる。
●消費者から見ると、スーパーマーケットは暮らしの核となっていてで野菜も果物も魚も肉も品ぞろえされているところに花もあることにワンストップショッピングの利便性がある。
●このような考え方で、大田市場の東京青果社と連携を強めている。具体的な産地開拓から顧客解体熊手実行し始めている。今年度はよりいっそうの国内産地振興を拡大していく。
●全国の市場は同じ役割をするのではなく、ハブとスポークのように全国から商品を預かり供給していくパートナーとなっていくことが重要。
●パートナーはそれぞれの地域での物流を担う。消費地では地域の消費の振興に努め、産地に近いものは取引を拡大していく。
●市場は世界を意識して次の三つの能力を高めていく必要がある。1、新しいものを開発する能力。2、歴史ある日本の「花のあるライフスタイル」を世界に向けて発信する力を付ける。3、欧米とは異なる花の価値を多面的に評価していける能力を高める。
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□ 宮崎では「生産者と地域の専門小売店の連携」を模索する
花の一大産地である宮崎では、県内20店舗の花屋さんと生産者・市場と一体となって「地元宮崎の花の普及と販売」に取り組んでいる。県の花担当西森さんのブログが着実な歩みを伝えている。
○ 2月、3月にフェア&アンケートという「きっかけ」をつくり連携のトライアルを重ねる。
「花の日フェア」http://mzhana.exblog.jp/15890334/
○ 最初のきっかけから次のステップに進める。http://mzhana.exblog.jp/16249696/
○ 5月初旬 アンケート結果をまとめ、問題意識を共有する。http://mzhana.exblog.jp/16282075/
○ 7月前半、こまめに店舗に足を運ぶ http://mzhana.exblog.jp/16595418/
○ 7月後半、市場で会議。具体的な話を詰める http://mzhana.exblog.jp/16631758/
議題は、1、今後毎月7、8日にどうやって店舗で消費拡大運動を展開していくか。2、どうやって店舗企画をPRしていくか。3、このグループ活動に賛同する新規協力店をどうやって募集するか、あるいは、しないか。事務局を中心に運営を進めて行くが今後は参加花店で役割分担・自主運営をイメージする。次の会議は10月に予定。
○ 8月、フェースブックでホームページ制作中 http://mzhana.exblog.jp/16703174/
○ このプロジェクトの前に、「パンジー・ビオラプロジェクト」を先行して手掛けている。
http://mzhana.exblog.jp/16470480/
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□ 画期的な花商品と宣伝広告 バルーンフラワー!! 北海道 フルーロン花佳さん
http://ameblo.jp/hanabito/entry-10980176037.html
花の品質保持の第一人者として活躍する花の伝道師、薄木健友先生のお店フルーロン花佳では、今年の母の日に大ブレークしたバルーンフラワーのネット販売を企画。道内のネット販売サイトと連携して動画CMなども公開している。バルーンフラワーは、風船の中に生花のアレンジが入ったものでもらった人には大きなサプライズ感がある。贈る人にも楽しみがある。
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□ つくる側の問題、流通の問題 少しもよくならないこと
「現代農業」の9月号では
http://www.ruralnet.or.jp/gn/201109/201109_f.htm
特集は、「ひと手間で変わる! 鮮度保持術」… 「切り花の水揚げバケツを洗う」という記事で、トルコギキョウやカラーを生産する福島県の湯田浩仁さんが登場。なぜ、バケツを洗う基礎的なことが、今、記事になるのか?洗い方のポイントを学ぶ。
品質保持の薄木先生は、生産と流通両方の問題を指摘する。使う前から葉っぱが枯れこんでいく輪菊。過剰なコスト削減や資材の悪質なリサイクルの問題を提起する。花屋さんの日持ち保証販売実証実験も始まっている。
http://ameblo.jp/hanabito/entry-10976911958.html
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□ 花のプロを育てる専門学校フローレンスカレッジが公募展「FLORENS CUP」9月に実施
http://www.florens.jp/index.html
「FLORENS CUP 2011」展示期間:9月8日(木)11:00-17:30
http://ameblo.jp/florenscollege/entry-10959553608.html
申し込み締め切りは8月19日。参加費は無料!
http://ameblo.jp/florenscollege/entry-10964674173.html
http://ameblo.jp/florenscollege/entry-10964709350.htmll
フローレンスカレッジの藤井和子校長によると「花は一輪でも綺麗なのに、なぜコンテストでは一輪一輪の花のよさが見出しにくいんだろうという疑問から、原点に戻ってコンテストを企画。一輪の花の美しさを最大限生かすコンテストあっても良いのでは」と。「今回は予算をかけずに、持ち出し覚悟の企画です。実行することで自分たちの身の丈に合った場所提供や発信など出来れば良いのではと。いろいろな意見もあったが、自分が忙しくなるのを承知で関わる次世代スタッフ、身近な方々に、まずやって良かった、参加して良かったと思って頂けるようにしていきたい」。「世界一小さな、質を大事にするコンテスト」があっても良いのではと、参加費無料、搬入制作3日間場所開放。展示期間中、見学の方から、それぞれの作品にコメントを書いて頂くことなどを考え中。夜は参加者が交流できる場も考えています。
フローレンスカレッジは、弊社グリーンウイングスジャパンのある神谷町からすぐ、オランダ大使館のおとなりにあります。
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□ ユリ、家庭用・贈答用とも好調 【8月6日日本農業新聞】
高冷地産のユリの出回りが本格化している。日持ちのよさが節電の夏に受け、オリエンタル系の売れ行きが上々の生花店もある。
○家庭用と贈答も好調 北海道など高冷地ものがメイン。オリエンタル系が中心で「カサブランカ」は1本2625円。ピンクや赤、オレンジの品種は1本1575円。家庭用、贈答用どちらも売れ行きは上々です。各家庭の節電で、日持ちしやすいユリが好まれている気がします。店頭で「想(おも)う心は変わらない あの人へ」と書いたポスターを貼り、月遅れ盆の販売に挑んでいます。(小田急フローリスト新宿本店)
○1本売りに力を入れる オリエンタル系を1本500~800円で販売しています。北海道、新潟産が中心です。盆に合わせた花束販売とともに、今年は家庭で飾る1本売りにも力を入れています。7月盆の売れ行きは好調で、仕入量がほぼ売り切れました。月遅れ盆でも来週からフェアを開き、売り込みを強めます。価格を1本598円に下げます。LAを入れたものは1束798円です。(神奈川県川崎市・東光フローラ営業部)
○2、3本の束を399円で オリエンタル系ユリ1束(2、3本入り)を昨年と同じ399円で販売しています。「カサブランカ」「ソルボンヌ」などを扱っています。新潟、埼玉産が中心です。自宅用に購入する消費者が多く、贈答用の花束にはトルコギキョウを合わせて勧めています。7月盆の売れ行きはまずまず。月遅れ盆の需要も期待して店頭にPOP(購買時点広告)を掲げて盛り上げます。(東京都品川区・東京花市)
○アレンジを供えものに 盆のそなえものとしてフラワーアレンジメントを売っています。清らかさを出すために白色のオリエンタルユリ、ピンポン菊、トルコギキョウと緑色のカーネーションやアンスリウムを組み合わせています。価格は3000~1万円と花広く、高い商品が売れています。ユリを入れたパック花は1000円。1本売りも自宅用に買う方が多いです。(大阪府吹田市・クリエイティブ・フラワー
・コーポレーション)
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□ 種苗会社各社のトルコギキョウ新品種のトレンドを紹介 日本農業新聞
日本農業新聞では3回に分けて、毎年7月に行われるトルコギキョウ種苗各社の展示会で期待の新品種を紹介した。(日本農業新聞のサイトは簡単な登録で見ることができます。)
・ [トルコギキョウ 期待の新品種 上] オンライン カジノ ゲーム 白八重 周年出荷へ温度障害減(4日)
http://www.agrinews.co.jp/modules/pico/index.php?content_id=8462
・ [トルコギキョウ 期待の新品種 中] ピンク八重 濃淡で好み 色選び重要(5日)
http://www.agrinews.co.jp/modules/pico/index.php?content_id=8492
・ [トルコギキョウ 期待の新品種 下] 個性化 質感、波打ち 花弁に工夫(10日)
http://www.agrinews.co.jp/modules/pico/index.php?content_id=8606
○ 種苗会社各社は7月にトルコギキョウの展示会を相次いで開き、新品種や有望品種を紹介した。婚礼や展示など業務用、家庭用と需要の多いトルコギキョウで、流通量のうち最大の割合を占める白八重、次にシェアの多いピンク八重、個性的な一重品種や色合いのユニークな品種を探った。
白八重 周年出荷へ温度障害減
需要が安定し品種数も多い白八重は、周年供給に向けた従来品種の弱点克服が課題だ。夏場の高温でも花弁が減らないことや、1~3月の低温・日照不足でも障害が起きにくいことなどを追求した。
○ 夏場も花弁減らず…ミヨシは中輪のF1品種「ジャスニーホワイト」を勧める。夏場でも花弁が減りにくく花弁は厚い。中生~晩生で7、8月の季咲きから秋出しに向く。同社の主力品種「ボレロホワイト」は作りやすく白八重の分野でのシェアが大きいが、早生~中生で出荷時期は早い。同社は「ボレロホワイトでカバーできない作型をジャスニーホワイトで埋めてほしい」と推す。11月に発売する予定。
○ ブラスチング改善…タキイ種苗が推すのは大輪の「天てまり」と中小輪の「ホイップホワイト(仮称)」。両品種ともつぼみのまま枯れるブラスチングが起きにくい。「天てまり」は中生。大輪の従来品種「雪てまり」はブラスチングが起きやすかったが「天てまり」では改善され、花がより咲きそろう。来年1月に試験発売する予定。「ホイップホワイト」は中生。白の中小輪は持続的な人気があるが「従来品種は1~3月にブラスチングが多発する。ホイップホワイトは発生しにくく出荷が安定する」(同社)と勧める。緑色の「ホイップグリーン(仮称)」もある新シリーズで、今後は他色もそろえていく。
○ ボリュームを確保…住化農業資材が推すのは中輪で中生の「パティオスノー」だ。パティオシリーズの既存品種「パティオホワイト」に比べ花弁が丸くなり、花形が丸く整う。「パティオホワイト」よりもじっくり生育する中生のため、ボリュームが出やすく、茎が硬く育ち品質が高まる。今夏、発売した。
○ 巨大輪を長期供給…サカタのタネ(横浜市)は花弁にフリルが入り、花径が10~12センチと大輪で早生と中生の中間品種「レイナホワイト」を推す。秋~冬にブラスチングが起きにくく、栽培時期が幅広い。長期間の供給と「かつてない巨大輪」(同社)を売りに市場での有利販売を目指す。
ピンク八重 濃淡で好み 色選び重要
トルコギキョウの中で白八重に次いで消費者の人気が高いピンク八重では、生産者の関心は周年供給するために夏や冬でも生理障害を起こさず作れる品種に集まる。ピンクは濃淡で好みが分かれるため、色選びも重要だ。
○ 夏・冬の障害改善…サカタのタネが販売する「ロベラ ライトピンク」は、中大輪で草丈の取れる中生品種。秋~冬の低日照時につぼみのまま枯れるブラスチングが起きにくく、夏の高温障害で茎が伸びないロゼット化や花弁の減りが起きにくい。花径は7、8センチ。淡いピンクで花弁の中心部は褐色。「ロベラ」シリーズは昨年10月に発売した新シリーズで、他に「イエロー」「グリーン」の計3品種がある。秋~冬にも品質の良い花が取れる中生品種群として売り出している。
○ 濃い色で人気狙う…ムラカミシードは、晩生の「ジュエリー」シリーズの追加色「ローズ」を提案する。大輪で花色は濃いピンク。市場で人気が高いのは淡いピンクの品種。しかし同社は「市場には淡いピンクの品種が多いが、これからは普及の進む発光ダイオード(LED)の強い光でも色がはっきりする濃いピンクに人気が出るのでは」と見通す。茎は硬く、草丈も取りやすい。7、8月の季咲きから10、11月出荷の抑制栽培に向く晩生品種。来年、発売する予定。
○ 3色をシリーズ化…カネコ種苗は、ピンクの濃淡が異なる3品種をそろえた新シリーズ「コレゾ」シリーズを推す。色の淡い「ライトピンク」、色の濃い「ローサ」、中間色の「ピンク」。系統の近い品種のため、同様の管理で複数色を作り分けることができる。中生と晩生の中間の中晩生品種で、花の大きさは中~中大輪。分枝数は4、5本とよく枝分かれし、茎は硬い。「昨年の夏の栽培でも丈が長く育ち、花弁の減りも少なかった」(同社)と高温障害への強さを強調する。来年2月に発売予定だ。
○ 夏場に花弁減らず…タキイ種苗が勧めるのは、大輪で中晩生の「パレオ オータムピンク」だ。夏~秋の栽培でも花弁が減りにくい。同社の既存品種「パレオ ピンク」は大輪で人気のあるピンク系だが、高温障害で花弁が減りやすかった。同社は「パレオ ピンクで高温障害が出る場合、その時期に導入してほしい」と提案する。色合いは「パレオ ピンク」よりやや濃い。来年1月に試験販売する。
○ ボリュームが売り…住化農業資材は、薄ピンクの「エンゲージ ピンク」を勧める。枝吹きが良く花数が多いため、ボリュームが出るのが売りだ。「エンゲージ」シリーズの新色で中生品種。同社は4~8月に開花する栽培を推奨するが「暑さで花弁が減る高温障害が出ることがあるので、暖地では4~6月、高冷地では6~8月の栽培が良い」という。7月から販売している。トルコギキョウで人気が高いのは白八重やピンク八重だが、今年は他のタイプの品種も多く発表された。各社が花弁の独特の質感や波打ち、個性的な一重咲きなどで差別化を提案。覆輪品種は品種の固定性が上がり、歩留まりが改善した。
個性化 質感、波打ち 花弁に工夫
トルコギキョウで人気が高いのは白八重やピンク八重だが、今年は他のタイプの品種も多く発表された。各社が花弁の独特の質感や波打ち、個性的な一重咲きなどで差別化を提案。覆輪品種は品種の固定性が上がり、歩留まりが改善した。
○ 花弁硬く花長持ち…サカタのタネは、硬く艶のある花弁が特徴的な緑花「アンバーダブル ミント」と「アンバー グリーンリップ」を提案する。雌しべの先端が開きにくく、受粉しにくいため花持ちが良いのも特徴だ。「アンバーダブル ミント」は早生の八重咲き品種で、花径は6センチ程度の中輪。「アンバー グリーンリップ」は中生の一重咲き品種で、花径は5センチ程度。同社は「花弁が 硬いため花傷みが少なく、どちらも夏に出荷できる。爽やかなアレンジメントに使ってほしい」と推す。昨年11月から販売している。
○ 覆輪、歩留まり良い…ムラカミシードは、八重咲きの白地に覆輪が入るピコティー咲きで、ピンク覆輪の「MEX 8076」と青覆輪の「MEX 8075」を推す。「MEX 8076」は花弁にフリンジが入り華やか。中生~晩生で7、8月の季咲きから秋の抑制栽培に向く。「花芽が多く着くため、暑い時期に生育する抑制栽培でもボリュームが出る」(同社)という。茎は硬く、丈を長く育てやすい「MEX 8075」は抑制栽培向けの中晩生品種。「MEX 8076」と対になる青のピコティー咲き。「ピコティー咲きは覆輪の入り方が安定しない品種が多いが、安定するよう育種した」(同社)ため、歩留まりが良い。来年の発売予定。
○ 豪華フリンジ咲き…タキイ種苗は今年、花弁の縁が強く波打つフリンジ咲きで、一重品種で構成する「F1ファルダ」シリーズを新しく発表した。黄色の「レモン」、濃いサーモン色の「チェリー」、淡いアプリコット色の「マンゴー」の三つで、どれも中生。「最近、人気のフリンジ咲きで豪華さを出しながら、一重咲きの爽快さも出した」(同社)。花弁は硬く、花持ち良く花傷みがしにくい。7月に発売した。
○ 形整ったバラ咲き…住化農業資材は、小輪で黄色の八重咲き品種「ラフール イエロー」を勧める。花の中央部の花弁が開きにくく、形の整うバラ咲きの中生~晩生品種。花弁が咲き開いて雄しべや雌しべが見えるまでの期間が比較的長く、バラ咲きを長く保てる。高冷地で栽培する場合、7月下旬~9月末までに開花する作型で特性を発揮する。7月に発売した。
● トルコギキョウの八重咲きの豪華な花の陰には、プロのたゆまぬ努力と汗がある
http://ameblo.jp/kokusan-marukajiri/entry-10981742531.html
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□ 夏に見とれたい、「変化朝顔」の世界
http://chikyu-no-cocolo.cocolog-nifty.com/blog/2010/07/post-4b49.html
江戸時代に日本で独自に発展した伝統の「変化朝顔」を今に伝え、楽しみ方を学ぶ。
○「朝顔を愛でること自体は、平安時代からある文化なんです。」900年ほど前。
○「江戸っ子の気質のせいか、ちょっと変わったものが出来ると、俺も欲しいぞって思ったようで、突然変異はお金になったんですよ。普通だったら10文のものが、1両で売れるぞ、ちょっと儲けられるぞ、って。」
○「なぜ種子が出来るのかが分からなかった時代でした。ただ、種の出来ない芸の朝顔を毎年栽培するのに、江戸の人たちは、メンデルが遺伝の法則を発見する50年も前から、遺伝の法則の応用していたんですよね。」
○ 明治以降もブームが起きたりすたれたりした。「『朝顔師』という仕事があったんです。成田屋留次郎という人が、変化朝顔ブームの仕掛人として有名ですね。浅草生まれで、上野周辺で朝顔園を開いて、展示販売をしてた人です。」
● 国立歴史民俗博物館(千葉県)「くらしの植物苑」 伝統の朝顔展
http://www.rekihaku.ac.jp/exhibitions/project/plant_now.html
● 江戸時代の朝顔図譜(図鑑・カタログ)など
http://nagoyaengei.co.jp/hakubutu/kusa.htm
http://nagoyaengei.co.jp/hakubutu/miyabi.htm
http://www.ndl.go.jp/nature/thum/084.html¥
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□ 竹炭と「微生物」で消臭効果を持つ観葉植物「SUSUSU」販売へ
http://www.sankeibiz.jp/business/news/110725/bsl1107250503009-n1.htm
http://times.hibiyakadan.com/#article12447095
日比谷花壇は、竹炭と「微生物」の働きで消臭効果が得られる観葉植物「SUSUSU(すーすーすー)」を開発、発売する。消臭効果はもちろん、安全性や見た目にこだわりたいという消費者の声を生かして商品化。天然の竹炭100%で作られた器は多孔質でタバコなどの匂いを吸着する。この竹炭が吸着した臭いは微生物「バチルス菌」の働きによって分解・除去するという仕組みだ。「バチルス菌」は枯れ草や土壌などの自然界に広く分布する微生物で、器で生息する。植物に水を与えると、同時にバチルス菌の働きも活発化するという。また1カ月に1回を目安に、付属の菌を器に加えることで消臭効果が持続する。専用サイトを設置してネット販売も行う。http://www.su-su-su.com/
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□ 椅子が咲く。オランダらしい楽しいアイデア。「TULPI」
http://www.tulpi.nl/boek/index.html#/Tulpi/0
「TULPI」花咲く椅子
●オランダ大使館のニュースレター「報蘭道」の記事 チューリップ椅子と頑丈な自転車
http://japan-jp.nlembassy.org/dsresource?objectid=buzabeheer:293357&type=org
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□ 陸前高田市の高田松原 まつぼっくりの種から再生の発芽 【読売新聞8月4日】
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110804-OYT1T00094.htm
○ 「奇跡の一本松」が有名になった岩手県陸前高田市の国の名勝「高田松原」で、住民が震災前に拾った松の種子が発芽した。
○ 保護活動を続けてきた地元の「高田松原を守る会」は「松原の再生に向け、いずれは植樹したい」と期待をふくらませている。
○ 芽を出したのは、隣接する住田町の女性が昨年9月、フラワーリースの材料として拾った、複数の松ぼっくりから採取した種。「守る会」が譲り受け、約7万本が津波でほぼ全滅した松原の再生につなげられないかと、独立行政法人「森林総合研究所」林木育種センター東北育種場(同県滝沢村)に託した。
○ 6月中旬になって約400~500株が発芽。間引きして、現在は約300株が6センチほどに育っている。東北育種場によると、多様な種子から苗が確保できたことで、再生の過程で松が病気にかかっても全滅が回避できるという。
○ 守る会は、津波被害を受けた松原の土壌整備が終わった後に植樹するつもりだ。同会の鈴木善久会長は「たくさんの種が発芽してくれたのは大きな前進。すばらしい松原をまた多くの人に見てもらいたいと話している。
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□ 本山達雄 「生物学的文明論」 豊かにめぐる生き物の時間を意識して店頭を変える
「生物学的文明論」 (新潮新書) http://t.co/MPm1sQJ
「生きものにとって、時間は真っ直ぐに進むのではなく、くるくる回るもの」技術と便利さを追求する数学・物理学的発想ではなく、生物学的発想で現代社会を見つめ直す画期的論考。
この本は大きく3つの内容から構成されている。▽「生物多様性」水や生態系を豊かに維持していくことの重要性。量から質への価値の転換。▽「生き物の形・デザイン」生物の形には意味がある。▽「生き物時間と人間時間の考察」。著者の生命観と、めぐる時間をいかに生きるかという問いがある。
著者は、海の生物を中心に、その形態と機能について淡々と語ります。その意味や合理性は、長い年月をかけて生物が進化させてきたものなのです。自然の力の大きさと不思議を感じます。
花は、季節とともに巡り来る。私たちが出会う花は季節とともに変わりながら一年を周期にまためぐってくる。私たちの暮らしは回る時間=生き物の時間と密接に関わっている。そんなことをあれこれ考えながら、お客様にどんなふうに花を提案できるかかが私たちに問いかけられていることではないでしょうか。この本も、震災後の暮らしの質的変換を指し示す一冊です。
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□ 「孫の力」という雑誌から考えること
孫の力 2011年 09月号 http://t.co/TlAitj5
「大丈夫、孫がいる」というキャッチコピーが強く響く。孫と祖父母との関係性に特化した雑誌が話題になっている。人口減少、少子高齢化、膨大な国の借金 …ネガティブな未来像が山積する中で、「孫」は希望の光、「孫」は私たちの未来です。
【『孫の力』は、孫という存在を通して、「日本の家族のきずな」を伝えるメディアです。 1週間、1か月、そして1年。孫の成長はあっという間で、少し会わないだけで、体、顔、声、そしてその表情が変わっていきます。 いつだって、そのときが愛おしい。幼いころを振り返ってみれば、しみじみとあたたかい気持ちとなり、まだ見ぬ先を思えば、自分のことのように胸が躍りはじめます。 かけがえのない小さな宝、孫を楽しむための、誰もつくったことのない「まご」雑誌発刊! です。
【 孫はあなたの未来です。孫は目の前で遊び、笑い、呼吸する、「今を生きる未来」そのものです。そして祖父母は孫を無条件に、何の留保もなく、心の底から愛することができます。それは自身と家族の未来、ひいては日本と世界の未来を、何の留保もなく慈しむのと同義です。▽孫ではない何かを通じて、そういうことはできるでしょうか。「できる」という人もたくさんおられると思います。でも「そういえば、できないな」という人もまた、たくさんおられるはずです。】
【 孫を通じて、すべての未来を慈しもう。雑誌『孫の力』は、この心意気でスタートしました。原案・監修はベストセラー新書『孫の力』の著者であるサル学者の島泰三氏。孫の成長を6年間にわたって観察・記録する試みを通じて、大きく広がった島氏の知と慈愛のフィールドをお借りして、雑誌『孫の力』は読者と一緒に遊ぶ雑誌を目指します。▽現役の祖父母も、未来の祖父母も、すべての大人の方々に。】
http://www.sotokoto.net/magonochikara/
「孫」という存在を通じて、「家族の絆」「今という大切な時間」「暖かい気持ち」を集めようという企画。花や緑を大切にする気持ちと通じるものがあります。「孫と楽しむフラワーアレンジ」「孫と一緒につくる寄せ植え教室開催」など「おじいちゃん・おばあちゃん」と「孫」が一緒に過ごす時間を演出する商品やサービスがもっとたくさんあってもいいのではないかと気づくきっかけになりそうな雑誌です。
●「孫の力―誰もしたことのない観察の記録」島泰三著 (中公新書) http://t.co/sNqadVx
島さんは、自分の孫の成長を、生まれてすぐから小学校に上がる直前まで観察し、サルや他の動物とは違う人間がやさしい心を芽生え育つようすを見つめ、さまざまな考察をしている。
この観察のなかで、「孫によって祖父母の能力が開発される」といった表現で祖父母(自分)の内面に起きる変化をも観察している。「孫の力」は偉大です。
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□ 奈良の国立博物館で正倉院の宝物「蘭奢待」14年ぶりに公開!10月末から
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nara/news/20110730-OYT8T00052.htm
10月29日~11月14日に奈良市の奈良国立博物館で開かれる「第63回正倉院展」には、62件の宝物が出展される。公開される宝物のなかの目玉は、香木の巨大な塊「蘭奢待」(東大寺のも字がその名に含まれている)。14年ぶりに公開展示される。この巨大な沈香の塊は真の王にふさわしい最高の香りを持つと言われ、「帝になろうとした男たち」、足利義満や織田信長、また明治天皇が切り取ったとされる歴史的な品。香りをかぐことはできないだろうが、その外観から人を虜にする魔力を感じられるだろうか。
http://bit.ly/r8kbhx 蘭奢待について
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□ 元男子サッカーの日本代表DF 松田直樹選手の突然の死
元日本サッカー代表でトルシエジャパンの一員として活躍した松田直樹選手(JFL松本山雅FC所属)が練習中に心筋梗塞で倒れ、4日午後入院先の長野県松本市の病院で死去されました。享年34歳。あまりにも突然の死に多くのファンが哀しみに打たれました。告別式は9日、ふるさとの群馬・桐生市の斎場で営まれました。
http://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/210809024.html
http://www.news24.jp/articles/2011/08/09/07188252.html# (途中一部映像なし)
http://www.zakzak.co.jp/sports/soccer/news/20110809/soc1108091600003-n1.htm
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■ 編集後記
○ 花火や夏祭りが鎮魂の祈りがこめられたものだったということをさまざまな報道で知りました。花火は夜空への献花。七夕の燈籠は霊魂のお迎えを知らせる案内をするものでもあるのだとわかりました。私たちの祖先が繰り返し花に託した意味について、あらためて考えることの多い夏です。
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