No.0062

■■■■■■■ グリーンウイングスジャパン・ニューズレター ■■■■■■■

———————————– 2011.01.15号【No.0062】第3~5週目

発行元 ㈱グリーンウイングスジャパン < http://www.greenwings.jp/ >

GWJ————————【 1月下旬 】———————–GWJ

1月17日(月)JFMA新春セミナー・賀詞交歓会・フラワーバレンタインパネルディスカッション
1月18日(火)なにわ花いちば ニューヨークで2回目の展示会 美しさ海の向こうへnaniwaFEX in N.Y.
1月20日(木)~27日 JFMAアフリカ研修トレンドツアー
1月22日(土)第13回JFFL花業界フットサル大会 (千葉県・浜野)
1月21日(金)~25日(火)メゾン・エ・オブジェ2011(フランス)
1月25日(火)~28日(金)IPM Essen 2011(ドイツ)
●豊明花きがIPMに出展 http://www.toyoake.or.jp/news/?p=1387
1月26日(水)誠文堂新光社のコンテスト「フローリストレビュー」第一次審査申し込み締め切り日
1月31日(月)愛妻の日 (イベントは1月27日木曜日日比谷公園で開催)
2月1日(火)~4日(金)ギフトショー東京
2月3日(木)春節 旧正月
2月5日(土)~13日(日)テーブルウエアフェスティバル(東京ドーム)
2月11日(金・祝)建国記念の日
2月11日(金・祝)~13日(日)第60回関東東海花の展覧会(東京)
2月14日(月)バレンタインデー/フラワーバレンタインキャンペーン
2月16(水)・18日(金)第14回生鮮流通フォーラム(パーソナル情報システム)
2月18日(金)~20日(日)第9回クリスマスローズの世界展~原種シクラメン・雪割草とともに~
2月19日(土)~27日(日)世界らん展 (東京ドーム)
2月26日(土)東京世田谷市場仲卸会TFM主催フラワーデザインライブ
3月4日~6日 神戸花物語

●【二十四節気と雑節】
小寒 1月6日、大寒 1月20日、立春 2月4日、雨水 2月19日、啓蟄 3月6日
●【六輝(六曜)カレンダー】http://zexy.net/man/rokki/cal/2011/
大安は、1月15日(土)、2月13日(日)、19日(土)、3月20日(日)、26日(土)、4月17日(日)、23日(土)
GWJ———————【 ニュースIndex 】———————–GWJ

◆ 日本農業新聞 2011消費トレンド 花き 日持ち保証が鍵/注目はバレンタイン  (01月14日)
● 浜松生花も独自に地方発イベント。バレンタインへの取り組み 店頭で使えるのぼりやポスター制作
◆ 花き園芸新聞1月15日号 社説 消費者に「すり寄る」~もっと時代と人々の変化に対応を~
●【各市場の声】花き園芸新聞1月15日号
◆ 花き園芸新聞1月15日号 花楽しむ文化の定着を 2011年年頭所感から
需要拡大に取り組む 農林水産省生産局 花き産業振興室長 佐分利応貴 氏
多様な花き品種の活用に向けて 農林水産省生産局知的財産課 課長 遠藤順也 氏
整備計画策定の年 東京都中央卸売市場 市場長 岡田至 氏
◆ 「農」の新展開 青果物と市場改革/ 卸会社は提案力向上を  (01月12日 日本農業新聞論説)
◆ 市場活性化へ 地方の青果卸が東京で初会合  (1月12日 日本農業新聞) ※青果
◆ パーソナル情報システム株式会社 第14回生鮮流通フォーラム 2月16日と18日に
GWJ——————【 ミニ・クリップIndex 】——————-GWJ

□ うさぎ年に元気よく跳ねる! うさぎの花屋さんやお花屋さんの干支うさぎアレンジあれこれ
□ なにわ花いちば、ニューヨークで日本の花展示 今年は来場者が急増 関心の高さ示す
□ 「フラワーウォッチ」 花のサプライチェーン品質監視システム
□ 花の新しいコンテスト、「フローリストレビュー」第一次締め切り間近 1月26日まで
□ 前衛花人「中川幸夫」氏の個展開催 アズママコトさんによるイベントも開催
□ 第31回千葉県フラワーフェスティバルが開催されました
□ オランダ国際球根協会によるバルブフラワーフェスティバル(大田市場)が行われました
□ 第13回JFFL花業界フットサル大会 参加チーム、参加者ともに増えて22日に大会を迎える
□ 今年の秋からのNHK朝の連続テレビ小説は、「カーネーション」に決定 小篠綾子さんの生涯
□ ELFバケットの新システム 1月から開始
□ 葬儀の「事前相談」強化へ (燦HD)   【日経MJ1月14日】
□ バケツ土台に門松 手作りの正月満喫 【読売投稿欄 看護婦 宮田美智子さん 熊本市】
□ 花や木の手入れで春を待つ 【 産経新聞投稿欄 中学生14歳 岡島愛さん 兵庫県西宮市】
□ フラッシュマーケティングとクーポン共同購入サイトでの花関連商品あれこれ
□ 小さな花屋と生産者のネットワークFFCN 代表川口信也さん フロンティアなひととして紹介

GWJ————————【 ニュース 】————————–GWJ

◆ 日本農業新聞 2011消費トレンド 花き 日持ち保証が鍵/注目はバレンタイン  (01月14日)

【1月11日の速報に載った図】
日本農業新聞の2011年トレンドで、野菜部門のキーワードのなかで、産地への要望という項目がある。
花も同じことが言える。「安定供給」「産地情報の提供」。「安全、安心対策の強化」も。昨年よりもこうした要望が強くなっている。天候の変動で供給が不安定になる年が続いているため。
http://www.agrinews.co.jp/uploads/fckeditor/2011/01/11/uid001010_2011011114164857ef17bc.jpg

2011年トレンド 日本農業新聞【1月14日】
http://www.agrinews.co.jp/modules/pico/index.php?content_id=3658 (会員登録で全文閲覧可能)

●日本農業新聞のトレンド調査によると、2011年の花きは、「日持ち保証」が消費拡大の鍵。
●生花専門店のバイヤーらは、余暇や食事といった消費活動を家庭内で済ませる「巣ごもり消費」の傾向が強まると予想。花に“癒やし”を求める動きが高まるとみている。
●物日では、2月14日の「バレンタインデー」が注目株として急浮上してきた。

○「国産花きに求められる2011年のキーワードは何か」との問いで、最も多かった回答は「花持ち(日持ち)」37%。
○理由は「花持ちは品質向上の証し」「輸入品との差別化」「日持ち保証が小売店の活性化につながる」
○「花持ち」に次いで「安定出荷」(32%)を挙げる関係者も多かった。昨年は天候不順の影響で盆など物日での欠品が相次いだ。
○「環境保全型の栽培」は7%。前年より27ポイント下がった。
○花持ちへの関心の高まりから、一定期間の日持ちを保証する販売方法を取り入れる小売店が増えそうだ。○節約志向を背景に、花の消費拡大に日持ち保証が貢献すると考えている市場関係者、小売店は全体の70%を超えた。
○日持ち保証販売を支持する意見としては、「消費者に安心感を与える」「物日以外での需要拡大」などがあった。その一方で、日持ち保証に慎重な意見もあり、「客の回転率が悪くなる」と購入頻度の減少を心配する声や基準が「不明確」との指摘も出ていた。
○日持ち保証販売に取り組む動きが出ると、生産側が花の出荷日を表示する「採花日表示」にも注目が集まりそうだ。「採花日の記載は、日持ち保証販売をする上で重要か」との問いでは、全体の78%が「重要」と回答。前回調査に比べて15ポイント上がった。
○理由は、日持ち保証の担保と考える意見以外にも、産地に意識改革を求める声もあった。「生産者の意識を向上させる上で重要」「産地間の日持ちを比較する上で必要」「情報はきちんと開示すべきだ」など。
○「期待できる物日」では、「母の日」や「彼岸」といった上位常連の中に、2月14日の「バレンタインデー」が7位(前年は15位)に急浮上。小売店や市場、生産者が一体で推進している「フラワーバレンタイン」への期待が表れた。
○需要別動向では、、個人消費が鍵を握る。家庭で飾るホームユース(51%)、個人へのギフト向け(44%)。反対に、法人需要に期待する割合は7%だった。
○また、市場関係者やバイヤーらに今年の傾向を分析してもらった。「巣ごもり」需要の増大で、男性マーケットの拡大や季節の花や観葉植物などの伸びが期待できるとの意見が目立った。
●ダリアやしゃくやく、アジサイの需要は婚礼を中心に今年も期待できる。丸い形の花が人気。ラナンキュラスなどバラのように主役となる花は人気。法人需要は厳しい。
●「巣ごもり」消費に注目。葉の丸い観葉植物がリラックスさせてくれる。
●個人消費に注目。アイリスなどの色・形の変化、長持ちする花の需要高まる。
●家庭での癒し、プチ贅沢から新たな購買層を掘り起こし。季節の演出ができるスイートピーなどの花。
●プリザーブドなど自分でブーケをつくってみたいと思う人が生花から流れる。
●男性がキーワードに。生け花だけでなく、他の商品にもいえる。
●疲れを解消するのに花や緑など自然に求める動きが高まる。ワンコインの気軽さや色と季節の組合わせも消費の鍵を握る。

※男にだって優遇欲しい・・・女性限定のサービスが世の中にはあふれているが、男性にも優遇が欲しいと考えている人が半数もいるという調査。  日経新聞、日経MJ
http://wyakuman.ldblog.jp/archives/2230808.html
※花を持つ男を気障だと思うかどうか?という調査。女性は男が思うほど気にしていない。むしろ・・・
http://www.otalab.jp/blog/2010/12/01/12.html  大田花き花の生活研究所
※年末に男性用頭皮ケアシャンプー「スカルプD」とジェーンパッカーのコラボレーション商品がセットで販売されるという驚きの企画があった。女性から男性へというクリスマスプレゼントだが、中に入っているプリザーブドの花を再び男性が女性に贈るという2重構造になっている。サイト内の花贈りについてのメッセージが重要。(父の日に健康器具を贈って奥さんや娘が使うパターンに似ている)
http://www.scalp-d.com/campaign/2010jane/#SD2
【ジェーンパッカーのメッセージ】
● 花は感動を与えるギフトです。そして消えてしまう最高の贅沢品です。つまり花を贈ることは、花を通して普段目に見えない気持ちと思い出を贈ることです。
● FLOWER GIFT=花を贈るということ 当たり前のようで、なかなか難しいものです。それは、単に慣れていないことや 花の知識がないことで 何か難しいことのように思われるからなのでしょう。 JANE PACKERが最初に花屋を開いたLONDONでは 花を抱えている人を沢山目にします。わたしたちはもっと気軽に花贈りをしていただけるように、 皆様のお手伝いをさせていただきたいと考えます。 花贈りは難しいことではないのです。

● フラワーバレンタイン 認知率意外と高い。花が似合うの男は石田純一、もらいたい男性は福山雅治、もらいたい花はやはりバラ (JFMA小川先生のブログ)
http://www.kosuke-ogawa.com/?eid=1519#sequel
http://www.kosuke-ogawa.com/?eid=1517#sequel

● オランダでは週末に花を買う人が6割 プレゼントにはミックスブーケ、家庭用には単品
http://blog.goo.ne.jp/tagamo-tamago/e/7604160387e5e394b8598a40b316b6d3

● 浜松生花も独自に地方発イベント。バレンタインへの取り組み 店頭で使えるのぼりやポスター制作
http://www.shizuokaonline.com/otonaha/etc/20110112000000000063.htm
バレンタインには女性に花束を 欧米型普及へ 浜松生花地方卸売市場  静岡新聞12日夕刊

○2月14日のバレンタインデーには花を―。浜松市西区湖東町の浜松生花地方卸売市場(岡部繁之社長)は、女性が男性にチョコレートを贈る“日本型バレンタイン”でなく、男性が女性に花束を贈る本家“欧米型バレンタイン”の習慣を普及させようと「フラワーバレンタイン」キャンペーンを始めた。
○農林水産省の外郭団体や花卉(かき)業界も推進しているイベントだが、地方の卸売市場が単独で行うのは珍しく、“地方発”の新たな取り組みが効果を挙げるか関係者の注目を集めている。
○同市場が最初に立ち上げたのは「バレンタインデー世界標準化実行委員会」。花束を贈るのが“世界の標準”と大々的に打ち出すため、名称に“世界”を冠し、昨年11月には市場内の職員による“特命チーム”を組織し準備を進めてきた。
○今回は、バラの花の写真とともに「男性から女性へ花を贈る日」などと大きく書かれたポスター千枚を刷ったほか、のぼり旗千基を製作、今月から取引のある県西部や東三河などの小売店や県内生花卸売市場へと配布を始めた。
○「まずは市場が『こんなことをやっている』と認知されることが大切」と、同市場販売支援室の谷口伸彦グループ長(45)。浜松市や湖西市などの遠州地域は、国内有数の花卉生産地であるうえ、京浜や中京地区など大消費地のほぼ中間点という「地の利」もある。このキャンペーンを通じ、同地域で栽培される花卉類の種類や品質、同市場の利便性なども同時にPRしたい考えだ。「これをきっかけに日本で気軽に花を贈り合う文化が定着したらうれしい」と岡部社長は今後に期待している。
※HP用にバナーもあるようだ。このサイトに掲載 http://www.enjoyflower.jp/valentine/index.html
●男性も花を買おう 北信州みゆき青年部がアレンジを展示してアピール(昨年12月22日の記事)
http://www.agrinews.co.jp/modules/pico/index.php?content_id=3209
http://www.ja-kitashinshumiyuki.iijan.or.jp/farming/flower/2010/12/post-229.php

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◆ 花き園芸新聞1月15日号 社説 消費者に「すり寄る」~もっと時代と人々の変化に対応を~

【花卉園芸新聞の社説】
減反政策により花の生産者が増えた時代は過去のもの、高齢化や後継者不足、長期の価格低迷から花をやめていく人が増えている。原油高騰により作付け、作型の変更も増え冬場に無理をしないようになった。その結果天候に一段と左右されやすい状況を作り出している。
今、花き業界はあらゆる面で下り坂、逆風にさらされ、人々が花から無関心になっているように見えるが、果たしてほんとうにそうなのか?
それは、人々の心のありよう、時代の変化に対して十分に対応できていないからではないか?
消費者が無知でわがままなのは当たりまえ、手取り足取り財布の紐を緩ませるのが商売だ。学問や研究もお金をいただくために活用すべき。

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【各市場の声】花き園芸新聞1月15日号

●昨年は、もの日の需要はしっかりとしていた。しかし、春先の天候不順、猛暑などから供給が不安定になった。こうした不安定さ、情報の不足、不信から市場外流通が活発化し、物日まぎわにその売れ残り品が市場に放出されるなどの理由で暴落になったりと上がり下がりが激しかった。
●大田花きでは、青果と花と同一産地で商品開発や売り場の開発(フェア)など消費拡大への新しい取り組みが出てきた。
●コスト高と販売価格の低迷、需要の減少によって生産者は利益を減らし、そのために、作型を変え、品目の変更や停止などが起きてきた。
●消費意欲は上向きになってきたと言われるが、節約や生活防衛の消費マインドは今年も続くだろう。
●11月は高冷地と暖地の切り替えがスムーズに行かず、高値となった。12月も前半までは品薄の情報で対応を迫られたが最後のピークに落ち着いた状況になった。市場によっては需要と供給のバランスが大きく崩れた。一年を通して市場は、ほんとうに消費者をつかめた販売をできたのか、品薄と単価高に踊らされただけではなかったかと問い直すべきでは?
●生産者数の減少に歯止めがかかっていない。もっと論じられてもいい問題ではないか?産地を回ると「離農」「転作」などの話題が多く聞かれる。流通は安売りで「消費拡大」をめざすのではなく、お客様がリピートしてくださるような商品提案とサービスを提供する努力がもっと必要では。
●去年はエコポイント需要で家電や車が売れた。そのために、他のものに節約意識が強く働いた。すでに高齢化や少子化で市場の縮小が始まっている。専門小売店、量販店はそれぞれの役割をお互いが理解し、消費者に対応することが不可欠ではないか。お客様が繰り返し花を買ってくださるように何をなすべきかを明確にして前向きに進もう。
●鉢物は、春先の低温で母の日に遅れ、夏の猛暑でお歳暮商戦に遅れた。ラン、シクラメンなども遅れた苗物もゴールデンウイークに、野菜苗は遅れ、パンジーも晩秋の花が欲しい時期に品薄になった。昨年は母の日の受注に早めに取り組む小売が多く、受注数は早くから伸びていた。。一年を天候不順に振り回され、需要期に商品が足りないというのが昨年の問題だった。
●生産者にとって、需要期に花の出荷ができなかったというだけでなく、栽培中に枯れてしまうなどの損害も大きかった。
●寄せ植え商品に新しい動きがあった。組合わせの工夫をまだまだ取り組める可能性があるのでは。

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◆ 花き園芸新聞1月15日号 花楽しむ文化の定着を 2011年年頭所感から

需要拡大に取り組む
農林水産省生産局生産流通振興課 花き産業振興室長 佐分利応貴 氏

●花き産業振興室は、昨年4月に新たな「花き産業振興方針」を策定・公表し、基本的な方向性を示した。今年は具体的な取り組みを進める。需要拡大、国際競争力の強化、海外展開という三つの目標をあげる。
●第一の目標は、需要の拡大。現在の日本の花き需要は年間約1兆円。一人一人が150円の花を毎週1本買えば需要は二倍になる。
○このため、人々が花や緑に触れあう機会を創り、花きを愉しむ文化を日々の暮らしに定着させるように取り組む。具体的には以下の三つをあげる。
○(具体策1)花きの効用の普及。花や緑は「贅沢品」ではなく「必需品」であり、生活にも仕事にもなくてはならないもので、花や緑があると精神的にも経済的にもプラスになることを調べるとともに分かりやすく伝える。
○(具体策2)花きの喜びづくり。実際に花や緑に触れて愉しみ、花をもらったり味あわないと、花を愉しむ文化・花贈りの文化は広がらない。花きの力と喜びを実感する「きっかけ」づくりが必要。このため、現在花き業界で取り組んでいる「フラワーバレンタイン」プロジェクトなどや、さまざまな形で進められている全国の花育を支援する。
○(具体策3)花きの居場所づくり。各種イベントや花育を行っても、実際に家庭や職場に花や緑が定着しないと需要は広がらない。このため、家庭や職場での「一花一葉」「一人一鉢」運動を支援し、花きの居場所を増やしていく。
●第二の目標は、国際競争力の強化。国内需要が増えても、海外さんとの競争に敗れては日本の花き生産は生き残れない。
○このため、国産花きの魅力を消費者に的確に提供できるよう、生産者と販売業者の連携を強化するためのマニュアル制作等や「日持ち保証販売実証実験」で明らかになった生産・流通・販売・消費までの各段階の課題解決をはじめ、コスト削減と品質向上を実現することにより「儲かる花き産業」「人々が尊敬しうらやむ花き産業」を目指す。
○今年度の補正予算でも、共同出荷貯蔵施設の導入など競争力強化のための生産者の取り組みを支援している。
●第三の目標は、海外展開。切り花、鉢もの、盆栽、植木や生け花文化、日本庭園など、日本の優れた花きや文化は海外で高く評価されている。昨年は輸出促進協議会の協力のもと、ニューヨークや上海、中国各国の大使館等で日本の花きを展示、公表を博した。今年は、ドイツのIPMエッセン、幕張のIFEX2011などの商談会を通じて、日本の花きの魅力を海外に発信する。また、来年オランダで開催される十年に一度の国際園芸博覧会「フロリアード2012」に向け準備を進める。
○これらの機会を通じて世界で戦える日本の花き産業を担う次世代のリーダーの育成や、世界でもトップクラスの質と量を誇る個人育種家の知財の輸出のための基盤整備を進める。

こちはな
http://ameblo.jp/kochihana/entry-10761656295.html

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多様な花き品種の活用に向けて
農林水産省生産局知的財産課 課長 遠藤順也 氏

●花きは需要者のニーズの変化が早く、これに対応した品種開発が必要。一方で、品種開発の元となる野生種の原産国は海外が多い。花き品種開発における海外植物遺伝資源の重要性は高まる一方になっている。
●昨年は名古屋市で、生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)が開催された。ここでは、遺伝資源へのアクセスと利益配分(ABS)に関する名古屋議定書が採択され、遺伝資源の重要性が世界的にも注目された。
●今年は、秋に、植物新品種保護国際同盟(UPOV)の観賞植物及び林木作業部会が、日本で開催される。日本の花き産業に注目が集まることが期待される。
※ 種苗法に基づく日本の植物新品種の登録は、昨年末までの累積で2万件に達しており、そのうち7割を花き品種が占めている。
●国内外の需要者のニーズに対応した多様な花き品種の育成・活用・保護は、日本の花きの振興を図る上で極めて重要。
●近年、急速な発展を遂げているアジア市場では、日本で育成者権を付与された植物新品種が無断で持ち出され、生産・流通し、さらに収穫物が輸入される事例が花きの分野でも顕在化してきている。特に、海外での増殖・販売行為には日本の種苗法の効力が及ばないことから厳正な対処が課題になっている。
●具体的には、わが国と同じような植物品種保護制度がある国についてはその制度を使える。しかし、東アジア地域では未整備の国が多いため、幅広い情報収集と税関でも水際取締りにより対応している。また、品種保護Gメンを種苗管理センターに配置し、権利者への相談、情報適用等を実施している。
●さらに、根本的な解決を図るために「東アジア植物品種保護フォーラム」で、各国の制度整備、レベルアップに向けた協力活動を実施している。こうした活動を通じて、日本の花き産業が東アジア地域でより積極的な活動を展開できる基盤を整備していく。

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整備計画策定の年
東京都中央卸売市場 市場長 岡田至 氏

●本年は、いよいよ第9次卸売市場整備計画を策定する、重要な節目の年を迎える。
●現在、都は自らの調査やデータ収集に加えて、国の整備方針、審議会・研究会における報告書や、市場関係業界へのヒアリング、全国の中央卸売市場開設者や生産者・消費者両サイドの動向など、さまざまな角度からの情報を収集し、分析をしている。
●これらをもとに、東京都卸売市場審議会での審議を経て、基本的方向性の答申をいただき、第9次卸売市場整備計画を策定し、全国の中央卸売市場開設者のリーダーとして将来を展望した卸売市場のあり方を示していく。

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◆ 「農」の新展開 青果物と市場改革/ 卸会社は提案力向上を  (01月12日) 【日本農業新聞論説】

●青果物流通の主軸を担う卸売市場が大きな転換期を迎えている。バブル崩壊以降、入荷量、取扱金額の右肩下がりに歯止めがかからない。
●事態を打開するため、農水省は2011年度から始まる第9次卸売市場整備基本方針で市場の再編・統合に乗り出す。生き残りの鍵となるのは卸売会社・仲卸業者が一体となった提案力だ。

●市場の入荷量や取扱金額がなぜ落ち込み続けるのか。
○一つは「消費の多様化」に対応できていないからだ。女性の社会進出、食の簡便化などによって野菜(主要13品目)に占める加工・業務需要の割合は05年度は55%と、1990年度に比べて4ポイントも増えた。果実でも、例えばイチゴはケーキなど加工向け割合が年々伸びている。
○しかし、市場が担うのは主に家庭消費の野菜や果実なので、業務・加工需要が増えれば増えるほど、市場の入荷量、取扱金額は減る。さらに小売りの大型化への対応の遅れなど、市場を取り巻く環境の変化に追い付けない事業体制も問題となっている。
○事態は深刻だ。農水省が管轄する中央卸売市場の08年度入荷量は900万トンで、10年前に比べて15%も減った。取扱金額も1兆9960億円で、同26%減と大幅だ。このため、卸売会社の営業赤字の割合は約3割と、10年間で10ポイント増えた。仲卸業者も4割が経常赤字に陥っているのが実態だ。
●【対策】そのため農水省は、4月から始まる第9次卸売市場整備基本方針で、「中央拠点市場」構想を打ち出し再編・統合を促す策に出た。市場の一部を拠点化し、重点的に市場整備を進めていくもので、青果物を取り扱う市場全体の4分の1程度が拠点化される見通しだ。
●取り巻く環境に加えて、国のお墨付きによる再編促進で、既に二極化が進んでいる卸売会社の集荷力はさらに格差が広がることも予想される。
○戦略なき集荷競争はこれまで、利益を減らし経営を圧迫する形で続いてきた。状況が悪化する中では、従来型から脱却し、新たな機能付加による収益構造の改善を図るべきである。
●新たな機能は、営業力の強化に尽きるだろう。集めたものを売るのではなく、例えば産地に対しては、売り場の要望に合わせた栽培品目の提案が求められる他、業務・加工取引を仲立ちにする役割も大切になろう。要は産地と小売りとの間で、生産・集荷、調整などをコーディネートできるかが、生き残りのために必要になる。
●幸い一部の卸売会社では、物流省力化や加工など機能を付加した設備拡充が進んでいる。戦略によっては、卸売会社同士や他業態との連携があってもいい。今年一年が、農産物流通の中核を担う市場の再生の足掛かりになるよう期待したい。

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◆ 市場活性化へ 地方の青果卸が東京で初会合  (1月12日 日本農業新聞) 【※青果】

地方市場の卸売会社でつくる全国青果卸売市場協会は11日、今後の市場の在り方などを探る「市場活性化研究会」の初会合を東京都内で開いた。
通い容器の活用を進めるなど、具体的な生産者の所得向上策についても議論する。同協会が、市場の将来像を網羅的に検討するのは初めて。
長野県連合青果の堀雄一社長らが講演。同協会の倉崎利雄会長は「環太平洋経済連携協定TPP問題もあり、小さな産地市場が手を組むなど、活性化しなければ生き残れない」と市場間連携の推進を強調した。

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◆ パーソナル情報システム株式会社 第14回生鮮流通フォーラム 2月16日と18日に
https://www.pjs.co.jp/seminar/seminar_20110216-18.html

「国の第9次卸売市場整備基本方針については賛否両論のある中 従来の市場流通の変革を求められている事は間違いありません。今回のフォーラムは、花き、青果、水産をテーマに3日間に casino online 渡り開催し、9次基本方針でどう流通が変わろうとしているのか また、外資・商社系の市場参入の事例研究を通して卸・仲卸に 求められる課題は何か、等、各界の代表を招いて講演やシンポ ジウム等を企画しております。」
2月16日
「全国の現場に見る卸売市場の今後の役割」講師: 流通研究所 代表取締役 釼持 雅幸氏
「新花き流通時代に求められる仲卸機能とは」首都圏の仲卸の代表がパネラーとして議論する。
2月18日
「第9次卸売市場整備基本方針で花き市場はどう変わるか」浅沼進元東京海洋大学大学院教授
「新たなる消費者市場の開拓を目指して」フレッシュフラワーズ・春山芳保代表取締役社長。
「花き市場の経営指標について」鶴見花き・増田富洋専務取締役

● 花元気プロジェクト パーソナル情報システムのツイッター花関連つぶやきまとめサイト
http://www.hanakaiwa.com/

GWJ——————【 ミニ・クリップ 】——————-GWJ

□ うさぎ年に元気よく跳ねる! うさぎの花屋さんやお花屋さんの干支うさぎアレンジあれこれ

● 今年はうさぎ年 東京南青山いちょう並木前にある「ピーターラビット」のお花屋さん
http://www.peterrabbitflowers.jp/
● 昨年12月に吉祥寺にオープンしたオランダ生まれの世界的キャラクター「ミッフィー」のお花屋さん。べネリックは「ムーミン」「トトロ」などキャラクタービジネスでは経験と実績のある企業。
http://www.benelic.com/service/miffy.php

● 年末年始は、全国的にうさぎをモチーフにした商品がたくさん販売され人気に。
「器がうさぎ」「うさぎのオーナメント付属」「うさぎの顔を生花やプリザーブドで」といったさまざまなパターンがある。お正月の干支に限らず動物をテーマにしたアレンジメントは、数多く見られるようになってきた。事例でもわかるように、ピンポンマム(あるいはカーネーション)が大活躍している。ネットショップであれ、実店舗であれ、低コストでお客様の目を引くことのできる商品にしあげられるのが特長。とくに若い層の足を止めるのに効果的。日本ではスズキフロリストさんを源流にもつカーネーションでつくるプードルがあった。※アニメなどのキャラクターには知財権があるので、容易に利用しないように注意。


●福うさぎ 器がウサギ型
http://www.hibiyakadan.com/nenga/tencho_co.html
http://aquabloom.tsukuba.ch/e109174.html
http://aminof.blog28.fc2.com/blog-entry-51.html
http://ameblo.jp/maruki-flower/entry-10750400044.html
●うさぎのバスケット型
http://www.naganorose.co.jp/fs/yvespiaget/arrangement/gd3245
http://yom.sc/shop/14/item/1181/
http://www.marunouchi.com/goods/editors-eye_10_08.html

●うさぎのぬいぐるみセット型
http://www.bidders.co.jp/dap/sv/nor1?id=147399736&p=y#body
ストラップ付き
http://www.bidders.co.jp/dap/sv/nor1?id=150670122&p=y#body

●生花でつくるうさぎ型
http://hanaya-fleurir.jp/SHOP/AR0061.html
http://flowertoku.exblog.jp/12598108/
http://flora45.eshizuoka.jp/e680967.html
http://hanaya-fleurir.jp/SHOP/SE005n.html
http://flowergift0.blog43.fc2.com/blog-entry-58.html
http://hanaconcierge.com/archives/918
http://ameblo.jp/sukusuku5/entry-10751008681.html
http://ameblo.jp/fsbbizu/entry-10755435238.html
http://nabana28.jugem.jp/?eid=234

まちがいなくうさぎ
http://www.hana-neue.com/?pid=21342142
福井のお花屋さん花工房 エントリーNo2
http://hanakouboublog.blog22.fc2.com/blog-entry-526.html
アトリエ花倶楽部
http://atorie-hanaclub.com/2006/10/post_35.html
コメント欄まで読むと泣けてくるようなうさぎちゃんアレンジの話
http://bit.ly/e36scG

山形の花鏡もちのお店 ジョアンさん
http://o8783.net/

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□ なにわ花いちば、ニューヨークで日本の花展示 今年は来場者が急増 関心の高さ示す

1月18日(火)からなにわ花いちば がニューヨークで2回目の展示会を開催する。「美しさ海の向こうへnaniwaFEX in N.Y.」 事前に展覧会への入場申し込みを受けているそうだが、非常に関心が高いという。テレビ局や有名な「マーサ・ステュワート・リビング」誌の取材もあるようだ。事前アポイントだけでも150名以上になっている。昨年以上の盛り上がりを見せることは間違いなさそう。
http://twitter.com/#!/bloomjapan/status/26149046154428417

●「憧れの花を扱う産業」今年は反転の年に なにわ花いちば 宇田先生
http://udaakira.blogspot.com/2011/01/blog-post.html
●ブルームジャパン・白川さんのツイートはここで読めます。
http://twitter.com/#!/bloomjapan

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□ 「フラワーウォッチ」 花のサプライチェーン品質監視システム
http://www.flowerwatch.com/
17日に、JFMAの賀詞交換会とパネルディスカッションが行われる。そのなかで、今年の新しい取り組みの中に「時間と温度」という指標が登場している。20日からのアフリカ視察旅行ではこの仕組みを現地で詳しく調査するという。

CH値 輸送時間と温度の積算値  グラフの面積を求めるというような方法。温度変化が大きいほど、また輸送時間が長いほど値が大きくなる。
http://mpsjapan-blog.jugem.jp/?eid=846
http://kanke.cocolog-nifty.com/2010/2010/11/post-f28d.html

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□ 花の新しいコンテスト、「フローリストレビュー」第一次締め切り間近 1月26日まで

雑誌「フローリスト」が主催する今までにないオープン形式の花のコンテスト「フローリストレビュー」(6月開催)の一次締切が1月26日(水)と迫ってきた。最初は各自が制作した作品の写真での審査。このコンテストでは、優勝者に誌面での発表の場や、CDのジャケット制作など、さまざまな活躍の場が与えられる。

● 誠文堂新光社「フローリスト」のサイト。
http://floristreview.jp/http___floristreview.jp/top.html

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□前衛花人「中川幸夫」氏の個展開催 アズママコトさんによるイベントも開催
http://event.n0idea.com/post/2399822735/exhibition-yukio-nakagawa-self-portrait

「yukio nakagawa “self-portrait”/中川幸夫「自華像」」  1月15日(土)〜30日(日)

「花人・中川幸夫が日本の伝統生け花の世界から脱し、個人のいけばな作家として自らの道を切り開いた1951 年からちょうど60 年のこの年に、その作品に込められた彼の魂、その姿を追います。」会期に合わせ、作品集が発行される。  VACANT 1/2F(東京都渋谷区神宮前3-20-13)入場料:¥500

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□ 第31回千葉県フラワーフェスティバルが開催されました

1月7日(金)~10日(月)第31回千葉県フラワーフェスティバルが千葉市三越千葉店で開催されました
8日には高校生フラワーデザインイベント、9日には親子フラワーアレンジ体験などが行われた。

こちはな 千葉県フラワーフェスティバルレポート
http://ameblo.jp/kochihana/entry-10762918684.html
http://ameblo.jp/kochihana/entry-10764109175.html
http://ameblo.jp/kochihana/entry-10762919147.html
鈴木花卉園さん
http://pub.ne.jp/suzukikakien/?entry_id=3410061
参加された上総高校 フラワーデザインイベントレポート
http://bit.ly/dSqpZq
千葉県フラワーフェスティバル 高校生フラワーデザインイベント 親子花体験の宮田さんのブログ
http://blog.machiblo.com/falta24/kiji/3131.html
千葉県フラワーフェスティバル 親子花体験 宮田さんはワンコイン(500円)の花体験を広める
http://blog.machiblo.com/falta24/kiji/3132.html

昨年10月に草の根交流会を開いたFFCN(花屋と生産者のグループ)も協力
http://cottage-garden.cocolog-nifty.com/network/2011/01/post-07ab.html

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□ オランダ国際球根協会によるバルブフラワーフェスティバル(大田市場)が行われました。

1月10日(月・祝)~15日(土)大田市場2階セリ場通路、1階仲卸通りにてオランダ国際球根協会による「バルブフラワーフェスティバル」が行われました。1月12日(水)には、球根の花を使ったデモンストレーション(場所:大田市場FAJせり場、19時~)開催。
レン・オークメイドさん、かねとういさおさんら球根チームに加え、09年のジャパンカップ優勝者である平井昭臣さん、カトリンさん夫妻によるデモが行われ、約200人の観客が見つめる中で、「花芽つき球根」を使ったアレンジメントや寄せ植え作品をつぎつぎと披露しました。
「花芽つき球根」は、レベル1~3という3つの商品群として紹介。レベル1は、カラーポットを使った1球植えの商品。気軽にお菓子の器に入れたり、鉢カバーなどに入れることができる。生産者はあらかじめ球根を低温処理してあり、しっかり根を張り花芽が見えてきたところで出荷している。(「いわゆる芽だし球根との違いに注意=すぐに咲きません」。「インドアで愉しむ」「かわいらしく愉しむ」というような今までと違う提案が可能に。レベル2は、球根と資材の組み合わせのレディメードの商品群。そのままでも販売できるし専門店は一手間かけて付加価値をつけた商品化が可能。レベル3は、専門店・デザイナーによるオリジナル商品。レベル1の花芽つき球根を寄せ植えの素材や切り花感覚として利用しながらナチュラルな商品からモダンなイメージまでさまざまに演出できる。いずれもキーワードは「付加価値」「お化粧をする」。そのまま売るのではなく、枝や資材、オーナメントなどを利用し、付加価値をつけていく。
「ホームスイートバルブ」のブランドロゴマーク付きの商品は今年、いくつかの市場の仲卸のみで取り扱い普及を図ります。今回のイベントには、グリーンウイングスジャパンが生花と資材の両方で協賛いたしました。使われた資材は市場内の仲卸で購入できます。フラワーバレンタイン大きな話題になってくるこれからに向けて春を呼ぶ球根の花は人気になりそうです。

●10日には、仲卸通りでもデモが行われました。 兄貴の花道ブログ
http://blog.goo.ne.jp/kyobashimasaru/e/c16645c9412a40503732d5b599b2d43b
●「ホームスイートバルブ」ブログ 展示の様子と商品提案がよくわかります。
http://ameblo.jp/homesweetbulb/entry-10765814590.html
HP:  http://www.kyukon.info/homesweetbulb.html

平井昭臣さんは、3月に台湾で行われる「2011フラワーデザインコンペティション」の日本代表3名のうちの1人として選出されています。
今回のデモで、平井さんたちが使っていた「特殊な紐」は、スミザーズ・オアシス社の新商品で非常に優れものだということです。
●「ポリトゥワイン」 http://blog.bonne-vie.info/?eid=92

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□ 第13回JFFL花業界フットサル大会 参加チーム、参加者ともに増えて22日に大会を迎える
http://blog.livedoor.jp/hana_futsal/archives/51893754.html

第13回大会は男子30チーム、女子3チームと参加チームも増えて5部リーグ制で開催予定。
1月22日(土)。場所はいつもの千葉県内房線浜野駅近くのフットサルコートです。
スポーツを通じた交流が草の根の力になっていきます。

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□ 今年の秋からのNHK朝の連続テレビ小説は「カーネーション」に決定 小篠綾子さんの生涯

今年の9月26日から放送予定のNHK朝の連続ドラのタイトルが「カーネーション」に決定した。
世界的に活躍するコシノ姉妹を育てた大阪、岸和田のお母さん、綾子さんをモデルに92年の生涯を描く。
放送予定が9月26日から3月いっぱいというのが少し残念だけどよいドラマで人気が出るのを期待。

http://sankei.jp.msn.com/region/kinki/osaka/110113/osk1101131936017-n1.htm
http://mainichi.jp/enta/geinou/news/20110113mog00m200019000c.html
脚本の渡辺さん『(略)綾子さんが晩年に書かれた言葉があります。『子供たちに少しでもいい暮らしをさせてやりたい。その純粋な思いで、一心不乱に、ひたむきに働いてきたのは私だけではありません。男はんをぎょうさん戦争にとられ、(中略)焼け跡でほんとうに生きる根性を見せたんは、日本中のお母ちゃんやったと思うのです』。綾子さんの、こんなあざやかな誇り。そして、同じ時代を生きた女性たちへの優しい敬意。これから私たちがドラマの中に育て咲かせるべきも、きっとそういうかたちの『花』である気がしています。一輪の花のような毎日の15分が、やがて大きな花束となって、抱かれることができますように。あの花の意味が、時間も場所も立場も超えて、届きますように」とコメントしている。』

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□ELFバケットの新システム1月から開始

適正利用のアピールとチェック機能強化。新システムはラベルで一目見れば分かるようになった。
http://www.jelfa.net/JELFA_vol23_3.pdf

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□ 葬儀の「事前相談」強化へ (燦HD)   【日経MJ1月14日】

●葬祭大手の燦(さん)ホールディングス(公益社)は、葬儀の「事前相談」型営業を強化している。
●遺族と接する看護婦ら医療従事者にセミナーを開くほか、個人向けにはコールセンターを設け、さまざまな相談に応じる。
●葬儀は親族が亡くなってから短時間で業者を決めることが多いが、サービス水準や専門性をあらかじめ広く伝えて選ばれる葬儀社を目指し、取り扱い件数の増加につなげる。
●葬儀は何度も利用するサービスではないため、業者を選ぶ「判断材料」が少ない。コールセンターを設置して、各会館でバラバラに行っていた事前に相談する窓口を一本化した。実際に葬儀にあたる高齢者以外に子どもや孫が情報を得られるようにホームページにも力を入れている。
●親族が納得のいくケアをするためには、病院と葬儀社が「死の前」から連携を深めることが重要。病院は亡くなってから葬儀までの間のケアが十分ではない場合が多い。それを関係者を集めたセミナーという形でコミュニケーションをとっていく。遺族が葬儀社を選ぶ場合、病院関係者の助言が大きい。
●「直葬」など葬儀の簡素化が増えるが、ご遺族や友人の悲しみを癒すのは葬儀の重要な機能。
●「エンバーミング」技術など亡くなった方への尊厳を大切にする方法など「知る機会」を増やす。

○ 音楽療法を生かし、葬儀に「グリーフケア(深い悲しみを癒す)音楽」を 大阪の豊田佳代子さん
http://www.prdesse.com/pr2661

音楽は人の心を癒す力を葬儀の場で生かそうという取り組み。(日経新聞夕刊1月15日に記事掲載)

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□ バケツ土台に門松 手作りの正月満喫 看護婦 宮田美智子35 熊本市 【読売新聞 1月6日 投書欄「気流」】

大型商業施設で昨年末、入り口に飾る門松作りを親子で体験するイベントがあり、3人の子供を連れて参加しました。
土台は直径1メートルを超す大きなもので、ほかの親子と一緒に業者の方に教えてもらいながら、松や竹、ナンテンの実などを飾り付けました。5歳の息子と3歳、2歳の娘は初めての作業でしたが、完成した門松と並んで記念写真を撮ってもらうと、大喜びでした。
これを機に、わが家でもバケツを土台に門松を作ってみました。材料は近所のお宅から譲ってもらいました。玄関に置くと、正月らしい気分になりました。亡き祖父が元気な頃、作ってくれた門松を思い出し、伝統的な風習の良さを見直しました。

※門松の置き方のお話
http://shop.plaza.rakuten.co.jp/kk-jandf/diary/detail/201012280000/?scid=we_blg_tw02

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□ 花や木の手入れで春を待つ 【 産経新聞投稿欄 中学生14歳 岡島愛さん 兵庫県西宮市】

寒く、外に出るものつらくなる日が続いていますが、冬こそ園芸のシーズンなのです。
寒肥やり、樹木の剪定など冬のうちにやらなければならない作業がたくさんあります。寒肥は春からの成長のために欠かせず、剪定をすればよい花、よい実がつきます。
それに冬の植物の姿には、静かな感動を覚えます。例えば、冬のモモ、昨日は膨らんでいなかった芽が、今日は膨らんでいます。また、秋に球根を植えたチューリップ。茶色の地面に、ほんの少し、緑の芽がまるで角のように、でています。
どれも、他の人にとっては、どうでもいいことかもしれません。しかし、そうしたかすかな変化を見つけたときには、心に小さなろうそくがともったようになるのです。私は冬に園芸を楽しみます。

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□ フラッシュマーケティングとクーポン共同購入サイトでの花関連商品あれこれ
※フラッシュマーケティング:商品やサービスの提供にあたり、割引価格や特典がついたクーポンを期間限定でインターネット上で販売する手法。一般に24~72時間程度の短時間(フラッシュ)に、集客と販売および見込み顧客の情報収集が行われるという特徴を持つ。【ウィキペディアから】

●一日一品だけを販売 フラッシュマーケティングの超一品ドットコムの花部門
http://hana.choippin.com/

●リクルートがやっている「ポンパレ」サイト
http://ponpare.jp/uw/uwp1101/uwt1101init.do?code=0003701
おうちで5つの花のレッスン(花は自分で買って)が受けられFDA3級の免許取得可(申請時に6000円を別途支払う)59%オフのクーポン、約2万円で27/100の購入率

●2000円が50%オフで1000円に プリザーブドレッスン
http://grouponnavi.com/15899

●54%オフ アレンジレッスンのクーポン
http://www.groupon.jp/cid/3813/

●1万円が3000円に 割引率70%!
http://www.neppas.jp/coupon/shopping/a04020113/iid/0000000001026/

●花の仲卸による商品券の販売 500枚販売終了 4000円が1800円に。割引率55%
http://kakaku.com/coupon/saitama/021/20110105/id=3/

※1月13日の読売新聞にグルーポンジャパンのビジネスモデルが紹介されていた。
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20110113-OYT1T00179.htm

手数料は販売価格の半分。出展者は、出品時しか出展料がかからないために会員を増やすための販促費、広告費として割り切って考えられるという。
その反面、業者によっては販売価格を架空のものにしたり、無理な販売数で問題になる可能性があると指摘する。正月に起きたおせち問題で、クーポン共同購入にも新しいルールやチェックが入るようになるかもしれない。
http://blog.goo.ne.jp/okanyan/e/93610904e2c19691b51fc88a33cf13a8
クーポン共同購入のリスクについて。
http://getnews.jp/archives/92461
クーポン共同購入サイトの責任はどこにあるのか?販売サイトは、クーポンを売るということだけ?そこに登場する企業や、商品の価格や内容に関する与信の問題。
http://deburis.blog.eonet.jp/default/2011/01/post-9acd.html

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□ 小さな花屋と生産者のネットワークFFCN 代表川口信也さん フロンティアなひととして紹介
http://cottage-garden.cocolog-nifty.com/network/2011/01/ffcn-c70e.html

首都圏のお花屋さんが協働して国産花きの生産者を支援したり、消費者向けのイベントを企画するグループFFCN代表の 川口信也さんが 1月17日、日本農業新聞のフロンティアな人びとのコーナーで紹介されている。きっかけや、産地フェアの取り組み、生産者と花屋さんによる草の根の交流会について詳しく書かれている。川口さんはこうした取り組みは全国のどこでもできることという。小さな花屋さんや生産者が元気になれることが需要拡大への第一歩。

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■ 編集後記

○ 全国でフラワーバレンタインが盛り上がってきています。ツイッター、ブログ、HP、広告などあらゆるところで、フラワーバレンタインや、女性に花を贈る日、などの文字が目立つようになって来ているようす。業界みんなで声をかけ、また、自分たちも花を贈る。新しいもの日になるといいですね!
○ 取って置きの情報・感想メールをお待ちしています。< greenwingsjapan@gmail.com >
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